2022/12/17

留学中の教英生から

現在、イギリスのシェフィールド大学に留学中の教英生から生活の様子について紹介してもらいました。充実した毎日を送られているとのことで、とてもうれしいです。様々な経験をして、充実した留学にしてもらえたらと思います。



私は教英の3年生で、9月中旬から、イギリスのシェフィールド大学で留学生活を送っており、2月初頭まで滞在する予定です。こちらは、10月いっぱいでサマータイムが終わり、一段と冷え込んだり、日も1600ごろから落ち始めたりで、いよいよ冬になるなと感じています。本記事では、私の現在のイギリスでの生活について、紹介させていただきます。


まず、学校生活についてです。私は現在4つの授業を履修しています。留学生だけではなく、現地の学生も3から4つ程度の授業を履修しているようです。4つと聞くととても少なく感じるかもしれませんが、その分、求められている授業時間外学習の量がとても多いのが印象的です。私が履修している授業のひとつでは、毎週セミナー(先生と生徒が入り交じって議論をする、議論型の授業)にむけて23本の論文を読んでいく必要があります。見慣れない英語でいっぱいの論文を読むのにとても苦労し、心が折れそうになる時もありますが、自分なりに論文を理解してセミナーに臨めるように頑張っています。


授業が始まったばかりのころは、どの授業でも、先生や他の生徒の発言をほとんど聞き取れないまま、120分の講義が終わるというような感じでした。今も授業に置いていかれるときはよくありますが、友達に助けてもらったり、先生のオフィスアワーを利用させてもらったりして、ついていけるように奮闘しています。特に好きな授業はセミナー形式のもので、自由に意見を交えることのできる雰囲気の中で、先生も生徒も公平に議論を交わすのは、私にとって新鮮で刺激的な時間です。


授業が終わった後や、休日は、友達と料理を作って食べたり、勉強したり、旅行に行ったりしています。勉強は大変ですが、このような友達との時間のおかげで毎日リフレッシュができています。シェフィールド大学は留学生が多いことも特徴の一つであり、サークルでも授業でも、留学生が特別視されないため、留学生にとっては友達を作りやすい環境なのかなと思います。それと、初対面の人と話すのに敬語を使わなくてよいのも、友達を作るハードルを下げてくれているなと実感しています。

 

次に、日常生活についてです。私は大学の寮で、私を含めた6人のフラットメイトとキッチンを共有して生活しています。フラットメイトはドイツ、オランダ、香港から来ていて、正にリンガフランカとしての英語を体感しています。フラットメイトに恵まれて、みんなとても親切で、寮での生活に困難は感じません。強いて言えば、フラットでのルールについて、何か気づいたことがあるたびに、言葉にして共有するのは新鮮でした。私の場合は、まあいいかと飲み込んでしまうことが多いのですが、フラットメイトは都度メッセージアプリのグループで注意や意見を発信しているので、自分も思ったことは言っていいんだな、言わないと伝わらないんだな、と意識しています。


食事については、留学前は少し心配をしていましたが、全くの取り越し苦労でした。むしろ、スーパーで買えるチーズやバター、ソーセージ、パンなどがとてもおいしく、種類も多いので、帰国するまでにできるだけたくさん食べたいと思っています。また、フィッシュアンドチップスやサンデーローストなどのイギリス料理や、各国の民族料理などを楽しめる外食も、とても好きな時間です。


最後に、イギリスで生活をしていて日本での生活との違いを日々体感していますが、今記事ではその中で二点紹介させていただきます。まず、人々の振る舞いや距離感がとてもカジュアルであることです。レストランやスーパーの店員さんは、電話をしながら、ガムや飲み物を口にしながらなど、自由に働いている印象で、接客のときもフレンドリーに話してくれます。街や大学で会う人々も距離感が近いことが多く、お店の列に並んでいるときに、シェフィールドで生まれ育ったというご高齢の男性が話しかけてくださって、お話ができたのは良い思い出です。もう一点は、多様な民族的バックグラウンドを持った人々に、出会える機会がより溢れていること、またそのような多様性が人々の生活の中で受け入れられているなと感じることです。イギリスに来るまで日本を出たことがなかった私にとっては、イギリス人の友達はもちろん、欧米諸国やアジア各国から来ている人々と友達になってお話ができるのが、とても刺激的で、世界にはたくさんの国や様々な文化、言葉が本当に存在しているんだと感動する日々です。民族の多様性とは離れてしまいますが、多様性が受け入れられているなと感じたのは、どのレストランにもヴィ―ガンメニューが存在することで、先日見たテレビ番組では、罰ゲーム(オリジナルは虫をたべるというもの)にヴィ―ガン用の代替品が用意されていました。


日々新たな驚きや経験に恵まれ、充実した毎日ですが、楽しいだけで終わらず、経験や学びを将来に生かせるような留学にしたいです。また、留学での準備段階や留学中に大変お世話になった(なっている)教英の先生方や、いつも話を聞いたり励ましたりしてくれる教英の仲間たちに感謝の気持ちを忘れず、あと2か月強、目一杯経験を積んできます。

 


友人と


シェフィールド市庁舎



サンデーロースト



シェフィールドの街並み



広島大学では留学制度も整っています。今回記事を書いてくれた学生は半年の留学ですが、4年間で卒業することができます。ですので、安心して留学に行くことができました。みなさんも教英で学びつつ、留学も体験してみませんか。

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。

 

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)


2022/12/03

現職の英語教員を招いての英語教育セミナーを開催しました

中高の現職の英語教員をお招きし、主に教英の3年生と4年生を対象として、英語教師という仕事の実際についてお話してもらいました。

 

まずは瀧口真己先生(尾道市立久保中学校教諭)に登壇いただき、中学校での実践について、特にITCを使った活動を中心にお話いただきました。そして、ITCを使いながら、英語が苦手な生徒への関心を引き付けていくために日々実践されていること、そしてこのことに関して今感じている課題について話していただきました。瀧口先生はこの3月に教英を卒業されたばかりで、新任教師ならではの戸惑いについてもお話いただきました。また、教員になった今だからこそ感じる大学時代にやっておいた方がよかったことや教員採用試験に向けてどのように勉強したかといったことについても話してもらいました。すっかり英語教員になられていて、元チューターとしてとても頼もしく感じました。

 

続いて、水野麻子先生(広島県立広島国泰寺高校教諭)に登壇いただき、高等学校での実践についてお話いただきました。水野先生も教英のOGで、2年前に教英の大学院を修了されました。高等学校は現在年次進行で徐々に新学習指導要領での教育に切り替わっていっている最中です。今回は新しい学習指導要領下での英語教育を受けている高校1年生への授業実践を中心にお話いただきました。特に教科書を活用した活動事例を豊富にご披露いただきました。また、新しい観点別評価をパフォーマンステストの中で他の教員と協力してどのように実践しているかということやITCを使用した授業実践についてもお話いただきました。授業の風景についても見せていただき、高校生が一生懸命さの中で、でも楽しみながら自己表現をしようとしている姿を見せていただきました。

 

お二人の先生方への質疑応答の時間は長めに取り、教英生からの様々な質問に答えていただきました。「授業中に日本語はどれぐらい使っているのか」、「主体的に学習に取り組む態度の評価をどう行っているのか」、「書くことなどの活動で機械翻訳を使ってしまう生徒に対してどのように対応しているのか」、といった、気になるけどなかなか聞けないことについても具体的に話していただきました。

 

最後に、広島県立広島叡智学園中・高等学校長の福嶋一彦先生に「広島県の学校教育から思うこと~教職生活を振り返って~」という題目でご講演をいただきました。広島県立広島叡智学園中・高等学校は国際バカロレア認定校として開校し現在4年目ですが、これまでにどのような課題があったのか、そして最初の卒業生が出るまでにこれからどのようなことを整備しなければならないのか、といったことを具体的にお話いただきました。学校教育では、これからは、様々な文化的背景の人たちと一緒に協働して様々な課題を解決できる生徒を育成していかなければなりません。広島県立広島叡智学園中・高等学校のカリキュラムはまさにこれからの時代の学校教育の範となるべきものではないかと思いました。帰国子女ではない日本人生徒が様々な文化的背景の人と学友として共に学び、堂々と、そして充実した学生生活を送っている姿をVTRで見せていただきました。

 

教英生のみなさんは、英語教師という仕事、そしてその魅力についてこれまで以上に明確なイメージができたのではないかと思います。本当に有意義なセミナーとなりました。3人の先生方におかれましては、ご多用にもかかわらず、貴重なお話をいただきまして、本当にありがとうございました。

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。

 

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 



2022/11/18

卒業論文中間発表を行いました

少し時間が空いてしまいましたが、先日卒業論文の中間発表会を行いました。これまでの研究経過の報告と今後の見通しについて発表をしてくれました。3年生も参加してくれ、学生同士での質疑応答もなされていました。質問に答える姿も堂々としていて立派でしたよ!卒業論文はこれからいよいよ佳境です。ぜひ満足のいく論文に仕上げてもらいたいと思います。ちなみに、管理人のゼミ生の卒業論文題目は以下の通りです。

 

・英語学習におけるRPGの有用性についての検討

・外国語としての英語学習者における非母語話者の英語発音の理解度の分析:フィリピン英語・シンガポール英語・マレーシア英語を中心に

・句動詞の指導における認知言語学の活用

・英語の音声指導向上のためのカタカナジャズ・チャンツの提案

・英語授業における語用論的能力育成のための指導の研究:映画『Yes Man』を用いて

・高等学校用英語教科書における名詞構文の分析

・中学校における音と綴りの関係の指導についての検討:小中連携の観点から

・英語発音教育におけるチャンツの有用性について:ポンポン・メソッドによる教科書分析を通して

・中学校英語教科書における「断り」発話の語用論的分析

・英語の倒置法の指導についての提案


とてもバリエーションに富んでいます!


高校生のみなさん、教英で一緒に学びましょう!スタッフ一同、みなさんと教英で一緒に学べることを楽しみにしています!!楽しい先輩もみなさんを待ってます!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。

 

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)





2022/11/05

「英語教育の最先端を知るオンラインセミナー」は大盛況のうちに終了しました

本日、広島大学ホームカミングデーの1企画として、神戸市立葺合高校教諭の宮崎貴弘先生を講師としてお迎えし、英語教育オンラインセミナー(「英語教育の最先端を知るオンラインセミナー」)を開催しました。昨年を大きく上回る人数の方に参加いただきました。今年も教育学部入学を目指す高校生、英語教員を目指す大学生、現役の英語教員、大学で教員養成にたずさわられている研究者と幅広い方にご参加いただき、大変盛況な催しとなりました。また、教英のOBとOGのみなさんにも多数ご参加いただきました。PC越しとは言え、こうして多くの方と一緒に英語教育について考える時間を持つことができ、大変うれしく思います。

 

宮崎先生には「英語って、教育なんだね」という題目で、特に生徒が英語を使いたくなるタスクとはどのようなものであるのか、実際の教室の様子をお見せいただきながら、講演いただきました。そのようなタスクを長期にわたって計画的に実施していくことで、英語が苦手な生徒が目に見える形で成長していく姿をお見せいただき、本当に驚きの連続でした。英語の授業では当然生徒の英語力を伸ばすことを中心にしなければなりませんが、このことばかりにとらわれてしまうと、人間教育としての重要な点を見落としてしまうかもしれないということも今回の講演の大きなメッセージであったと思います。

 

講演後のQ & Aでは、高校生や大学生の方からの熱心な質問が多くなされたこともとても印象的でした。主に現役の教員向けのセミナーに高校生も入ってもらうというのがこの企画の大きな特徴の1つですが、これから英語教員を目指すみなさんの熱心な姿に現役の教員や研究者もとても勇気づけられたことと思います。

 

最後になりますが、今回ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。また、貴重なお話を聞かせていただいた宮崎先生にも、心より御礼申し上げます。

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について学んでみませんか。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に勉強できるのを楽しみにしています!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)




2022/10/21

修士論文中間発表会を開催しました

少し時間が経ってしまいましたが、9月に修士論文中間発表会を行いました。今年度は以下のようなタイトルの研究が発表されました。

 

●単語テストの実施方法が第二言語語彙学習に与える影響

●高校英語授業における相互教授法による介入効果

●協同学習を取り入れた文学の授業における深い学び

●Visual Thinking Strategiesを用いた言語活動における中学生の発話の特徴






いずれも意欲的な研究で、完成が楽しみです。限られた時間ではありましたが、発表者とオーディエンスとの間で建設的なやり取りがなされ、発表者にとってとても有意義な時間となりました。大学院での研究の成果を存分に発揮し、満足のいく修士論文を完成させてもらいたいと思います。

 

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について研究してみませんか。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2022115日(土)にホームカミングデーの1企画として、1430分から1615分まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は112日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

英語教育オンラインセミナーについての教英ブログ記事



 

2022/10/14

教育実習体験記

教英では、3年生の9月頃に教育実習に行きます。今回、今年度に教育実習に参加した3年生の学生さんに体験記を寄せてもらいました。実習生の1日などについても書いてくれました。とても貴重な学びの機会になったとのことで、とてもうれしく思います!


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今年の教育実習は1校3週間で実施され、私は附属中・高等学校で実習を行いました。実習が始まるまでは非常に緊張して不安に感じていたのですが、実際は、毎日大変ではあるけれどとても楽しくやりがいがあり、実習が終わる頃には「まだ終わってほしくない」と強く思うほど充実した時間を過ごすことが出来ました。

 

実習生の一日の大まかな流れは、① 8:25までに出勤→② SHR観察→③ 教材研究・授業準備・教壇実習・授業観察・協議会(16 (7)時間目)→④ SHR観察→⑤ 18:30までに退勤、となっており、日々この流れに沿って過ごしていました。

 

附属中・高等学校では、実習生は45人の実習班に分かれて実習を行いました。3週間の間に、中高合わせて一人あたり平均56授業を担当することになっており、日中は授業本番に向けて教材研究・授業準備をしたり、実際に教壇実習をしたり、同じ実習班の班員の教壇実習を観察したりして過ごします。そして実際に教壇実習を行った後には毎回協議会を行い、その授業及び次の授業をより良いものにするという観点の下で、互いに反省や気づきを共有し合いながら授業を批評・分析します。その後先生からのご指導・フィードバックを受けて、次の教材研究や授業準備に取り組む、ということを日々行いました。普段教材研究や授業準備を行う際には、基本的には自分の担当授業分を個々人で行うのですが、時間に余裕がある時は、班員で互いの教材研究や授業準備について相談し合ったりアイディアを出し合ったりして協力して進めていきました。また、先生方はいつでも実習生に非常に真摯に向き合ってくださり、教材研究や授業準備をする中で何か行き詰まった時には、どのポイントに注目すべきなのか、という適切なヒントを多く与えて自分たちで答えに辿り着けるように導いてくださったため、とても心強く感じました。実習後半には、実習の集大成として全実習生と先生方が参加・観察・批評する合同研究授業が行われます。今回私たちの班が合同研究授業を行う担当だったのですが、単元計画や授業計画は、実際に班の代表で授業を行う担当者を中心に、班員全員で協力してアイディアを練り上げ、自分たちが出来る一番良い授業を作ることを目指して行いました。また、担当班以外の班の実習生も、それぞれ実際に本時案を計画・作成した上で、自身のものと比較しながら当日の授業を観察しました。授業後には全実習生・先生方で授業の分析・批評を行う協議会が開かれ、様々な観点から多くのアイディア・意見・改善点等のフィードバックを頂くことができ、非常に多くの学びを得る貴重な機会になりました。

 

実習では、「実際の学校」で「実際の中高生」に「単元を通して」授業を行うということを初めて体験し、実際に経験しないと分からない、多くの気づきを得ることができました。実際に授業をしてみると、大学の授業で学んだり聞いたりしてある程度理解・習得しているつもりだった指導法や教科の専門知識がいかに不足していたのか、いかに頭の中だけでの理解にとどまっていたのか、という事に気付かされます。また、生徒を目の前にして授業を行ってみて初めて、授業では「教師が何を教えたいか」ではなく「生徒が何を得るのか」という事が重要だと再認識しました。加えて、改善点を探すのみならず、全ての核となる、英語教師としての自分ならではの「強み」を見つけることの大切さについても気付かせていただきました。

 

私は今回の実習を通じて、教師の仕事に改めて大きな魅力を感じ、これから自分が何をしていくべきかを明確にすることが出来ました。このように附属校において、高度な教科指導のスキルと経験を豊富に持った先生方からのご指導を受け、数え切れないほどの学びと気づきを得ることが出来たのは、教育に重きを置く広島大学教育学部だからこそ叶うことだったと実感しています。この3週間、先生方の真摯なご指導の下で本当に沢山の貴重な体験が出来たことを感謝し、今回の教育実習で学んだことを常に心に留めて、大学でまた学びを深めていきたいと強く思っています。

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教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について勉強しませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!先輩もたくさんみなさんを待っていますよ!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2022115日(土)にホームカミングデーの1企画として、1430分から1615分まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は112日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

英語教育オンラインセミナーについての教英ブログ記事

 


 

2022/10/07

10月1日よりRussell Sarwar Kabir先生が教英に着任されました!

101日より、Russell Sarwar Kabir先生が教英スタッフに加わってくださいました。これまでも教英の授業を担当いただいていたのですが、10月からは教英の教員として指導にあたっていただくことになりました。すでに教英のHPでKabir先生を紹介しています。


教英HPでのKabir先生の紹介


Kabir先生の授業はこれまでも学生からの人気がとても高く、「広大名講義100-」にもKabir先生の授業が収録されています。


Kabir先生の広大名講義100選の動画


これから教英生にたくさんの知的刺激を与えてくださると思います!とても楽しみです!教英もますますパワーアップしていきます!

 

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“Carry the Day: Aiming to Enrich English Language and Culture Education at Hiroshima University with Experiential Approaches” by Russell S. Kabir

 

To the alumni and prospective students of Hirodai Kyoei, it is my honor to join the faculty of the Program in English Language and Culture Education.

 

As my biography likely portends, I am a cognitive scientist with a yearning for language learning. However, it is not lost on me that almost everything about my path here is not readily intuitive.

How does one go from the U.S., to Japan, to France, and back? One part Robert Frost, some parts John Keats, three parts William Carlos Williams, and plenty of Emily Dickinson and Walt Whitman, for my money. Did I mention my love for Spitz, yet? Don’t put me in charge of the canon. I will be the first to add Kusano Masamune to the list.

I am aware that I somewhat resemble an irregular verb in this regard, like the past tense of “cleave”. Clave? Cloven? I am eager to learn your favorite irregular verbs, too (if they could possibly exist). Apparently, mine is cleft as in “cleft in twain.” I am willing to wager that this is the right audience for this task. If not, as previous students might attest, I am big on the wisdom of idiomatic expressions, and enjoy the thrill of cross-cultural simulations as approaches to experiential learning. I will take proverbs or false friends, too, if you catch me in the hallway. Alternatively, you may throw down your glove and challenge me to a spelling duel. As long as it’s not the word lackadaisical, one of the words I missed in my youth. Still salty.

My research grants and projects are focused on everything from foreign language anxiety management programs and negotiation activities to vocabulary learning, study abroad, and social dynamics related to the educational sciences. It is my hope that sharpening our insights and approaches to these areas will bring about the right amount of sessa takuma to improve the state of English education in Japan through you—the next generation of well-rounded teachers—who will carry the day.

At any rate, I am thrilled for the opportunity to continue to contribute to the rich history of the School of Education. It is my hope that I can bring my enthusiasm for evidence-based educational interventions to the fore and consider it my duty to honor the sacred art and franchise that is teaching. Now in my eighth year at our university, and tenth in Japan, I am always on the lookout for the well-being of the student body, too, and will continue doing my best to take this responsibility with great care.

 

Onwards and upwards!

Russell Sarwar Kabir, Ph.D.
September 30, 2022

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教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について研究してみませんか。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2022115日(土)にホームカミングデーの1企画として、1430分から1615分まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は112日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

英語教育オンラインセミナーについての教英ブログ記事

 



2022/09/28

大学院1年生の前期の振り返り

早いもので広島大学では来週から後期がスタートします。この度、修士課程1年生の学生に前期の振り返りをしてもらいました。充実した大学院生活を送られているようで、スタッフとしてうれしいかぎりです。以下、学生に書いてもらった振り返りです。

 

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私は他大学から広島大学大学院に入学しました。最初は慣れないことも多く戸惑うこともありましたが、充実した大学院生活を送ることができています。私の前期の大学院生活の体験談を通して、大学院がどのようなものか少しでもお伝えできればと思います。

 

広島大学ではクォーター制が導入されており、前期・後期をそれぞれ半分に分けた第1タームから第4タームまでの4タームで授業が行われています。各タームで週2回授業が行われるターム科目と、前期・後期の区分で週1回授業が行われるセメスター科目があり、多くはターム科目となっています。1週間で2コマ授業が進むので、次の授業までの予習復習の量が多く、慣れるまでは大変でした。しかし、その分1ターム内で学ぶ科目は少ないので、それぞれの科目を集中して学ぶことができていると思います。私は、前期は授業が週に3.4日だったので、授業がない日に課題や予習を行っていました。

 

授業では、大学と比べてより専門的に学ぶことができます。教養科目では、様々な専門の先生方から幅広く学ぶことができ、自分の専門と結び付けて考えながら学びを深めることができます。特に、私は大学が教育学部ではなかったので、教職に関する科目が充実している印象を受けました。他の専門の学生とも同じ授業を受けるので、それぞれの専門の立場から様々な意見を交わすことができ、英語科について改めて考えるきっかけになっています。また、大学院では、同年代の学生だけでなく現職の先生方や留学生など様々な背景を持った学生が学んでいるので、他の人の考えを聞いたり自分の意見を述べたりする中で、自分にはなかった視点が得られ、どの授業でも新たな発見があります。

 

専門科目の中の主な科目が、大学でのゼミに当たる英語教育学特別研究(特研)です。私が所属している「内容学」(主に英語学や文学研究の観点から英語教育について研究します)の特研は、1回の授業で1人が研究の進捗を報告し、それに対して他の人が質問やコメントをする形式で行われています。他の院生全員が自分の研究について考えてくれるので、様々な視点から意見をもらえ、自分の研究を見つめ直せる貴重な機会です。また、同じ内容学と言ってもそれぞれの研究内容は異なるので、毎回他の人の発表から新たな知識を得ることができ、中には自分の研究につながる考えや研究手法もあり、他の方の研究を知ることができるのもとても勉強になっています。

 

授業のない日や授業日の空き時間は、研究室で過ごすことが多いです。研究室には自分の机と椅子があり、集中して勉強できる環境が整っています。研究室ではそれぞれ自分の研究や課題に取り組んでいますが、他の院生に気軽に相談することができる雰囲気なので、特研の時間以外にも研究についてアドバイスをもらえます。一人では行き詰まってしまうときでも、共に学ぶ仲間がいるのはとても心強いです。

 

前期を終えて、もちろん研究や授業は忙しいですが、想像よりも楽しく学べていると感じています。その理由の1つが、色々なつながりがあることだと思います。私の大学はあまり他学部や他学年とのつながりはなかったのですが、広島大学大学院に入って、同じ教育でも教科や校種が異なる人と話しあえたり、特研や研究室では同級生だけでなく先輩方とも学べたり、勉強になることばかりです。また、最初は履修登録や広いキャンパス内の移動など、研究や授業以外でも戸惑うことがたくさんありましたが、周りの人にあたたかく教えてもらえ、とても助かりました。充実した大学院生活を送ることができる場所だと思います。

 

広島大学大学院は学ぶ環境が整っており、必ず得られるものがあると思います。ぜひ一緒に学びましょう!

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後期も積極的に学んでもらい、勉学と研究にまい進してもらえたらと思います。

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。博士課程前期の入学試験は2月に行われます。教英で一緒に英語教育について研究してみませんか。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!(ちなみに、博士課程前期というのはいわゆる修士課程です。博士課程後期はドクターコースのことで、いわゆる博士課程になります。)

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2022115日(土)にホームカミングデーの1企画として、1430分から1615分まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は11月2日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

http://hirodaikyoei.blogspot.com/2022/09/4.html

 


 

2022/09/11

令和4年度英語教育オンラインセミナーの詳細が決まりました(申込期間開始のお知らせ)

昨年好評いただいた本企画(「英語教育の最先端を知るセミナー」)ですが、今年度の詳細が決定し、申込期間を開始いたしました。すでにお知らせしています通り、今年度は、神戸市立葺合高校教諭の宮崎貴弘先生を講師としてお迎えします。
 
2022115日(土)(広島大学ホームカミングデーの初日です)に1430分から1615分までオンラインにて開催予定です。本企画は、広島大学ホームカミングデーの中の1企画として実施されます。
 
昨年度は英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広い方にご参加いただきました。今年度も多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 
申込期間は112日(水)までとなっております。今年度も皆様と英語教育について一緒に考える時間を共有できますことを楽しみにしています。




2022/09/09

教英の大学院生が「次世代フェロー」に採択されました!

広島大学では、学内の博士課程後期(いわゆるドクター課程)の学生を対象に「次世代フェロー」(詳細は以下をご覧ください)を募集しています。採択されると、なんと研究専念支援金(生活費の支給と考えてもらえるとわかりやすいかと思います)と研究費が支給されるというとても画期的な試みです。このフェローシップはSDGsへ貢献する研究を対象としているので、採択者のほとんどがいわゆる理系の学生なのですが、その中にあって本コースの新美徳康さんが採択されました!今回、新美さんに記事を書いてもらいました。以下、新美さんに書いてもらった記事です。



 

私は今年度博士課程後期に進学し、広島大学創発的次世代研究者育成・支援プログラム 次世代フェローシップ(通称:次世代フェロー)に採択されました。現在、そのプログラム内容の一部である研究専念支援金や研究費の支援を受けながら、「CBTによる英語学力評価の基盤構築」をテーマに研究活動を行っています。このプログラムは、広島大学が国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「次世代研究者挑戦的研究プログラム」の実施機関に採択されたことに伴い、将来の日本の科学技術・イノベーションの基盤となり、SDGsの達成に貢献するような研究を遂行できる研究者を育てることを目的として、令和3年度から採択された博士課程後期の大学院生を対象に提供されています。支援プログラムの詳細はこちらのサイト(https://fellowship.hiroshima-u.ac.jp/)をご参照ください。今回は、次世代フェローに採択されるまでの手続きやその後の院生生活の様子を中心にお話できればと思います。

 

このプログラムの募集が正式に開始されたのは1月初旬でした。すでに博士課程前期の早い段階から博士課程後期への進学の意思を固めており、このプログラムが新たに始まり募集があることを大学のサイトや指導教員からの情報共有を通して12月頃から知っておりましたので、できるだけ早く応募書類の準備に着手しました。応募するためには、研究計画や研究遂行力の自己分析、目指す研究者像を含む6ページ分の申請書を作成する必要がありました。採択されるかどうかは、この6ページの申請書の出来具合で判断されるため、これから研究を行う内容を分かりやすく伝えるように書くことに加えて、いかに専門内外の審査員にインパクトを与えられるように書くかがカギとなりました。1月末が応募書類の提出期限でしたので、まずできるだけ早く申請書の第1校を完成させ、その後、自分の納得いく程度まで修正を繰り返し、形式や表現を整えていきました。提出期限の1週間前からは、指導教員から申請書作成の助言をいただいて、応募の趣旨に合致するような書きぶりやより審査員の興味をひくような書き出しに大幅に変更しました。また、教英で博士号を取られた先輩に見ていただき研究計画がしっかりと立てられているかどうかに関して助言いただき細かい修正を施しました。現職の先生にも読んでいただき、専門ではない人でも理解でき採用したいと思わせられるような書き方になっているかどうかについてコメントをいただきました。このように、時間が許す限り、いろいろな方の意見を適宜取り入れながら何度も修正を繰り返した後、提出しました。将来の日本の科学技術・イノベーションの基盤となる研究を支援するプログラムの趣旨でしたので、理工系や医系科学系が専門の大学院生が比較的多く採択されていますが、運よく人文社会科学系に属するような私の研究内容を評価いただき次世代フェローに採択されました。修士論文の試験準備や博士課程後期への進学の院試準備と並行して申請書の準備を進めていたため、非常に大変でしたが、多くの方々に支えられながら申請書の作成に多くの時間を費やすことができたため、申請書の質を高めることができたと思います。

 

研究を行っていくためには、自身の研究に関わる文献の購入費、調査や実験で使用する材料の準備に必要な費用、研究参加者への謝礼、学会参加費、英文校正費、論文掲載料などのお金となによりも研究のみに安心して集中できる多くの時間と環境が必要です。次世代フェローに採用されたことで、研究や生活に関わる金銭面では余裕がうまれ、それが集中して研究できる時間の確保にもつながっています。次世代フェローには、研究を着実に遂行し、その成果を学会発表、論文、アウトリーチ活動を通して公表していく責務があるため、少しプレッシャーも感じていますが、それが研究を進める原動力ともなっています。

 

このような支援プログラムを提供していただけることに感謝の気持ちを持ちながら、これからも引き続き次世代フェローとして今後の英語教育に資する研究、そして日本の児童生徒の英語学力を高めることに貢献する研究を進めていきたいと思います。

博士課程後期1年 新美 徳康

 


 

新美さんは熱心に研究活動に取り組んでいて、すでに論文も査読付き学術誌にいくつか掲載されています。今後ますますの活躍を応援しています!

 

博士課程後期の入学試験は2月に行われます。教英で一緒に英語教育について研究してみませんか。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。(ちなみに、博士課程前期というのはいわゆる修士課程でマスターコースです。9月入試は来週行われます。)

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)




2022/08/26

教英生4年生のTOEICの平均点が1年時637点から卒業時813点まで伸びました!

英語教師になる上では、英語教育や英文法、異文化コミュニケーションなどに関する高度な知識を身に付けることが大切ですが、それと同時に高い英語力を具えておく必要もあります。今年の3月に卒業した24名の教英生(現在は日本各地で英語の教員として活躍しています)の4年間のTOEICスコアの伸びに関するデータがそろいましたのでご紹介します。

 

ちなみにTOEICは大学英語教育や社会の中で英語力の指標として頻繁に使用されていますね。990点満点の試験になります。1年時は学年の平均点が637点でしたが、そこから176点スコアを伸ばして卒業時の平均点は813点になりました。最高点985点の学生(ちなみにこの学生は帰国子女ではなく、普通に日本で英語を学習してきた学生です)を筆頭に900点台のスコアを取った学生は4名いました。

 

この学年は1年時の西日本豪雨に始まり、新型コロナウイルス感染症拡大という激動の4年間を過ごし、大学の授業でもいろいろと不便を経験したのですが、それぞれが真摯に勉学に取り組み、しっかりとした英語力を身に付けて卒業し、現在教壇に立っています。

 

後輩のみなさんも先輩に続いて英語力の向上に一層つとめてもらいたいと思います!

 

教英では、英語について深く知るための授業、英語の指導法や学習法について学ぶ授業、英語教育について研究する方法を学ぶ授業はもちろんのこと、英語力を向上させるための授業も開講されています。高校生のみなさん、教英で一緒に学びましょう!スタッフ、在学生一同、みなさんと教英で一緒に学べることを楽しみにしています!!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)




2022/08/10

令和4年度も英語教育オンラインセミナーを開催します

昨年好評いただいた本企画(「英語教育の最先端を知るセミナー」)ですが、今年度も開催が決定いたしました。今年度は、神戸市立葺合高校教諭の宮崎貴弘先生を講師としてお迎えし、「新学習指導要領でも大切にしたい授業作りと目指すべき授業」というテーマでお話いただきます。


2022年11月5日(土)(広島大学ホームカミングデーの初日です)に14時30分から16時15分までオンラインにて開催予定です。本企画は、広島大学ホームカミングデーの中の1企画として実施されます。


昨年度は英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広い方にご参加いただきました。今年度も多くの皆様のご参加をお待ちしております。


なお、本企画への参加は事前申し込みをお願いする形になります。事前申し込み方法について詳細が確定しましたら、改めましてこちらにその詳細をお知らせいたします。


今年度も皆様と英語教育についてともにディスカッションできることを楽しみにしています。)ですが、今年度も開催が決定いたしました。今年度は、神戸市立葺合高校教諭の宮崎貴弘先生を講師としてお迎えし、「新学習指導要領でも大切にしたい授業作りと目指すべき授業」というテーマでお話いただきます。

 

2022115日(土)(広島大学ホームカミングデーの初日です)に1430分から1615分までオンラインにて開催予定です。本企画は、広島大学ホームカミングデーの中の1企画として実施されます。

 

昨年度は英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広い方にご参加いただきました。今年度も多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

なお、本企画への参加は事前申し込みをお願いする形になります。事前申し込み方法について詳細が確定しましたら、改めましてこちらにその詳細をお知らせいたします。

 

今年度も皆様と英語教育についてともにディスカッションできることを楽しみにしています。


ご参考までに、昨年の企画は以下のリンク先をご覧ください。

http://hirodaikyoei.blogspot.com/2021/10/




2022/08/04

令和4年度前期も本日で終了です

相変わらずコロナに振り回されながらスタートした令和4年度の前期でしたが、本日が最終日です。明日からは広島大学は夏休み期間に入ります。教英のみなさんはいろいろと学業や生活に不自由があったと思いますが、明日から少し一休みして、また後期に備えてもらえたらと思います。

 

そんな中で3年生は8月後半頃から教育実習に行きます。きっといろいろと貴重な学びができることと思います。3年生に限らず、夏休み期間を有効活用して様々な経験をしてもらい、また一回り大きくなって後期に再会できるのを楽しみにしています(とは言え、夏休み期間中もゼミなでちょくちょくみなさんとお会いする機会はありますけどね)。

 

Have a great summer vacation!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。一緒に教英生しませんか?

 

8月:オープンキャンパス

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)




2022/07/19

教育実習観察のガイダンスを行いました

広島大学教育学部では3年生の夏休み期間中に附属へ教育実習に行きます。そして、その1年前にあたる2年生の夏休みに、実際に教育実習中の先輩の様子を観察しに附属へ行きます。先日、教英の2年生を対象に教育実習観察のガイダンスを行いました。ガイダンスでは、授業の組み立て方などについて理解した後、どのような点に注意して実習観察をすればよいのかということを一緒に確認しました。実際に附属へ行き、教師の視点から授業風景を分析する貴重な機会となります。来年の教育実習本番に向けて、有意義な実習観察になってくれることを願っています。

 

教英では教育実習に向けて手厚いサポートが整っています。教英で一緒に英語教育について学びませんか?スタッフ、在学生一同、みなさんと一緒に学べることを楽しみにしています!!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。

8月:オープンキャンパス

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)




2022/07/06

教英学部卒業生の就職状況

教英の卒業生は全国各地で英語教員として活躍しています。校種も中学校と高等学校はもちろんのこと、小学校、高等専門学校、大学などさまざまな場で教育活動に従事しています。

 

今年の3月に卒業した教英の学部生は24名中18名が教員となり、さっそく4月から各地で英語の指導にあたっています(4名は大学院へ進学し、英語教育についての研究に従事しています。残りの2名は一般企業への就職でした。)。教英での学びを存分に活用し、日々の教育活動に従事してくれいているものと思います。みなさんも教英で一緒に学びませんか。教職に就くにあたってのサポートはとても充実しています(もちろん進学や一般就職についてのサポートもしっかりあります)。スタッフ、在学生一同、みなさんと教英で一緒に学べることを楽しみにしています!!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。

8月:オープンキャンパス

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)


 

2022/06/15

第2タームが始まりました

広島大学では69日(木)から第2タームが始まりました。新しい授業がたくさん始まります。新しい授業を楽しみ、しっかりと学んでほしいと思います。第2タームでは、特に教英生(学部生)と関わりのあるものとしては以下のような科目が開講されています。

 

中・高等学校教育実習入門(1年生)

英語文学概説(1年生)

英米文化事情概論Ⅲ(2年生)

英語ボキャブラリー演習(2年生)

英語発音演習(2年生)

IS教科書基礎研究(2年生)

英語学概説Ⅱ(3年生)

英語教育と英語文学(3年生)

英語教育文法入門(3年生)

コミュニカティブライティングⅠ(3年生)

英語教育研究法(3年生)

英語圏の文化と社会(4年生)

 

教英では、英語力を向上させるための授業、英語について深く知るための授業、英語の指導法や学習法について学ぶ授業、英語教育について研究する方法を学ぶ授業など様々な科目が開講されています。また、上記のリスト以外にも教養知識を深めるための科目や教職に関する科目(「児童・青年期発達論」など教科に関わらず教員を目指す人全員が学ぶべき内容を扱う科目)も学びます。

 

1年生は早くも教育実習に向けた授業が始まります。ついこの前までは高校生として授業を受ける側でしたが、学部1年生という早い段階から教師の目線で授業について考えることを学んでいきます。


教英で英語教育はもちろんのこと、教育一般や英語について一緒に学びましょう!スタッフ、在学生一同、みなさんと教英で一緒に学べることを楽しみにしています!!


教英ではこれから以下の入試関連行事があります。

8月:オープンキャンパス

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)




2022/06/01

1年生は元気に教英生してます!

今日から6月ですね。広島大学ではもうすぐ第1タームが終了します。1年生にとっては大学生活の最初の区切りになります。入学当初は授業の履修や登録方法など四苦八苦しましたが、みんな元気に学んでいます。

 

以下の写真は、「教養ゼミ」という授業の1コマです。この日は管理人が英語学習のリソースを紹介した後、英語学という領域と英語教育の接点について様々なトピック(「アルファベットの正しい書き順は?」、「if節にwillを使わないのはなぜ?」、「英語のネット表現にはどんなものがある?」etc.)を紹介しました。

 

みんな楽しく教英生活を過ごしています!

 


教英では以下の入試関連行事があります。教英で英語と英語教育を一緒に楽しく学びませんか。楽しい先輩がみなさんを待っています!スタッフもみなさんと学べるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 


2022/05/16

新入生歓迎行事(Freshman Welcome Tour;通称FWT)を行いました

少し時間が経ってしまいましたが、1年生歓迎企画であるFWTが開催されました。今回はコロナ禍で様々な制約がある中での実施となりましたが、上級生がその不自由さを感じさせないような素晴らしい企画を計画・実施してくれました。1日目は体育館で体を動かしながらレクリエーションを、2日目はバスで原爆ドームと原爆資料館を訪れ、平和学習を行いました。1年生にとっては上級生といろいろと触れ合う機会となったと同時に、平和を希求することの大切さを学ぶことができたとても有意義な2日間になったのではないかと思います。

 

今回、企画をしてくれた3年生、企画の補助をしてくれた2年生、参加した1年生に感想を寄せてもらいました。

 

3年生の感想

・初めての体育館開催ということや方針・内容の大幅な変更もあり、大変なことも多かっですが、とても楽しいFWTでした。集まりやすい体育館を会場として選んだため、みんなの一体感を感じられました。各アクティビティも学年問わず楽しめて先輩後輩の中が深められてとても楽しかったです。

・アクティビティそれぞれが素晴らしく1年生が楽しめるものとなっていたし、2日目の平和学習もあらためて1年生と平和学習ができるいい機会となりました。

・アクティビティの目標が明確で、1年生も参加しやすい雰囲気が作れていました。縦と横の交流が図れていたことが良かったです。

 

2年生の感想

・体育館という会場のおかげでたくさん身体を動かせて、とても楽しかったです。来年自分たちがこんな素晴らしいFWTを開催できるかが不安ですが、次の1年生のために頑張りたいと思います。

・ソーシャルディスタンスも保ちながら様々なアクティビティで盛り上がれました。

 

1年生の感想

・どの活動も楽しかったですがALL Englishのアクティビティは教英らしさを感じられてとてもよかったです。二日目の平和学習も行ったことのない原爆資料館に行くいい機会となりました。

・アクティビティごとに活動するグループが変わって、いろんな先輩とたくさん話せたことが楽しかったです。二日目の移動のバスでもミニゲームを企画してくださっていて、楽しい時間が過ごせました。

・教英の雰囲気をよく知れた気がしてうれしかったです。先輩方のようになれるようにこれから頑張りたいと感じれたいい機会でした。

 


みなさんにとってとても楽しい充実した2日間となったようでうれしい限りです。以下はFWTの様子です。まずは1日目。写真にぼかしをかけていますが、みなさんとても楽しそうです。All Englishの企画もあったので、1年生は教英らしさを体感することができました。なお、教英は各学年でおそろいのパーカーを作成します。2年生と3年生がおそろいのパーカーを来ているのが分かると思います。1年生はどのようなパーカーを作るのでしょうか。楽しみですね。





 


次は2日目です。あいにくの雨模様ではありましたが、平和公園の様々な箇所を回りながら、平和の大切さを学びました。


 





教英では以下の入試関連行事があります。教英で英語と英語教育を一緒に楽しく学びませんか。楽しい先輩がみなさんを待っています!楽しい企画や出会いもたくさんあります!スタッフもみなさんと学べるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

2022/05/02

小改造!!院生室ビフォーアフター

少し前になりますが、3月の春休みに院生の匠たちが作業を頑張ってくれたおかげで、院生室がリニューアルしています!共同研究やディスカッションをできるスペースも作り、院生のみなさんがますます研究に専念できる環境になりました。椅子もポップで今風な感じになりました!

 

Before:

http://hirodaikyoei.blogspot.com/2019/06/1.html

 

After:

何ということでしょう!(少し古いですね!!)

 

新たな研究室を拠点に、これから多くの英語教育研究が展開していくことを楽しみにしています!

 

教英では以下の入試関連行事があります。よりよい英語教育の構築に向けて一緒に追究してませんか。みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

大学院新入生ガイダンスを行いました

学部に引き続き、大学院新入生ガイダンスも行いました。新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます! こちらは学部と違って、やはりみなさん大人の落ち着きがあります!学部から大学院にそのまま進学した人、一度学部を卒業してしばらく教員をしてから大学院に戻ってきてくれた人など様々です。各...