2019/10/24

卒業論文中間発表報告会を開催しました


本日、4年生による卒業論文中間発表報告会を開催しました。分野別に3会場に分かれて実施しました。それぞれが、英語教育にとって重要な課題に対して独創的なアプローチで取り組んでいる様子がうかがえました。質疑応答の時間には学生も積極的に質問をし、発表者も落ち着いてしっかりと応答していました。


4年生はこれから一気に卒業論文執筆モードに入っていきます。卒業までもうすぐですね。


また、3年生は年明けにはゼミ配属も決まっていきます。令和元年度もいよいよ後半です。


みなさん、体調に気を付けながらしっかりとがんばっていきましょう。


以下、発表会の写真です。








2019/10/01

エディンバラ大学留学プログラム体験記


教英には2年次にイギリスのエディンバラ大学へ15週間の留学プログラムがあります。1年生は10月頃から準備等を始めて、2年次の4月から7月にかけてエディンバラ大学で英語はもちろんのこと、英語教育、イギリス文学についてホームステイをしながら学びます。このたび、今年このプログラムに参加した2年生(2ヶ月前に帰国)に留学体験記を寄せてもらいました。とても大きく成長してくれたようで、うれしい限りです。写真も提供してもらいました(この記事の最後には、掲載しています)。イギリスの景色、料理、そして教英の学生と他の国からの留学生、エディンバラ大学の教員スタッフとの集合写真です。写真ではぼかしが入っていてわかりにくいのですが、様々な国の人たちと異文化コミュニケ―ションをしながら、学ぶことができたようです。以下、学生に寄せてもらった留学体験記と写真です。



私は、今年度の4月から7月末までの約4カ月間、スコットランドのエディンバラで留学生活を送ってきました。正直なことを述べますと、この留学プログラムに参加するかどうか〆切の直前までとても迷っていましたが、留学を終えた今、「行ってよかった」と強く感じています。


・学校生活について

学校の授業は、他国(韓国・中国・タイ・カザフスタンなど)から留学に来ている生徒たちと受けるものと、教英生のみで受けるものの2つがありました。

前者は、Reading, Listening, Writing, Speakingの技能を様々な活動を通して磨く授業でした。日本での授業とは異なり、グループ活動やディスカッション、プレゼンテーションが多く、自分の意見を発する機会、また他者の意見を聴く機会が多くあったように思います。授業を通して、たくさんの他国から来た留学生とも知り合うことができました。今でも、SNSを通じて、連絡を取り合っています。

後者の教英生のみの授業は、発音、文学(昔話やShakespeareの遺した文学、詩など)、英語教育において必要な知識、そして授業づくりを学びました。これらの授業では、まず教室で基本的なことを学び、その後、様々な活動に取り組みました。学校外に出てアンケートをとり、その結果をまとめて発表したり、1つの文学作品や詩を選んで読み込み、そのあらすじと自分なりの解釈を発表したり、授業の計画を立てて、実際に授業をしたりなど、多岐にわたっていました。


・ホームステイについて

私のホームステイ先は、host mother2人きりという家でした。最初のうちは緊張して、あまり話すことができなかった私ですが、慣れてくるとhost motherと話す時間が楽しみになり、次第に話す時間が増えていきました。ステイ先での会話を通しても、自らの英語力が向上していることを実感することが出来ました。

また、イギリスの家庭料理を味わうこともでき(イギリスの料理は美味しくないというイメージがあるかもしれませんが、私はそんなことないと思いますよ!!!!!!!)、料理という観点からも、文化の吸収をすることができました。ちなみに、私のお気に入りはFish & ChipsHaggis(スコットランドの伝統料理)、そしてhost motherの作るラザニアです! その他にも、スコットランドでの生活スタイルや、伝統をホームステイ先で感じ、学び取ることができたように思います。


・学校外の活動について

エディンバラでの生活は自由時間も多く、様々な場所を訪れました。放課後はエディンバラの街の散策を、週末はイギリスの何処かへ旅行をしていました。

4カ月間で、イギリスでは約20か所、ヨーロッパは4ヵ国ほど、見て回ってきました。

実際に見ることで、また経験することで、印象がより強くなり、私の記憶に刻み込まれています。

また、どこに行っても、現地の人が優しく助けてくださり、人の暖かさを再認識する良い機会になりました。私自身ももっと人に対して寛容に、そして暖かさを備えた人間になりたいと感じました。


「日本でも学べることばかりじゃないか」

確かに、そうです。インターネットを介して、また本を通して。

学ぶツールは幾らでもあります。

しかし、実際に見て、触れて、聴いて、匂って、味わって。

そうしないとわからないことの方が多いのです。そうした方が、印象により残るのです。

日本にいても、英語は学べます。

しかし、実際に英語が日常生活に根付いている中で生活してみると、更に様々なことが見えてきます。現地に行って、常にアンテナを張り、様々なことに気付くこと、心を動かされることが留学生活の醍醐味なのではないでしょうか?


この4ヵ月間で得た貴重な経験を、私の今後の学習や生活に生かすとともに、周囲に還元していきたいと強く思います。また、更に学びを深め、イギリスに、スコットランドに、もう一度戻りたいと強く思います。

終わりになりましたが、私たち教英30の留学生活に携わり、支えてくださった皆様に感謝を申し上げ、私の留学体験記を終わりたいと思います。

この留学プログラムに参加するか迷っている方だけでなく、留学するか迷っている方々の目に、この記事がとまりますように。


最後まで読んでいただき、有難うございました。





大学院新入生ガイダンスを行いました

学部に引き続き、大学院新入生ガイダンスも行いました。新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます! こちらは学部と違って、やはりみなさん大人の落ち着きがあります!学部から大学院にそのまま進学した人、一度学部を卒業してしばらく教員をしてから大学院に戻ってきてくれた人など様々です。各...