2021/10/12

11月6日(土)に教英主催で、英語教育に関するオンラインセミナーを開催します!

11月6日(土)に教英主催で、英語教育に関するオンラインセミナーを開催することになりました。生徒が「思考力・判断力・表現力等」を身に付けるような課題設定とその指導方法について、実力派英語教師による中・高等学校での実践例から学びましょう。


広島大学ホームカミングデーの1企画として行われますので、どなたでも参加可能です。将来英語教師になることを目指している高校生の方も大歓迎です。参加費は無料です。たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。詳細は以下のファイルをご覧ください。





日時

2021年11月6日(土)14:00~16:00(入室13:30~)


開催方法

Zoomによるオンラインセミナー


対象

一般公開


参加費

無料


申込方法

2021年11月3日(水)までに、チラシに掲載されているURLまたは2次元コードからご登録ください。

※参加申込の個人情報はこのセミナー実施のためだけに使用します。


日程概要

13:30 ~ 14:00 入室

14:00 ~ 15:00 講演 1

15:00 ~ 16:00 講演 2 


講師

講演1:上山 晋平 氏(福山市立中・高等学校教諭)

講演2:中島 義和 氏(広島女学院大学准教授、前広島大学附属東雲中学校教諭)


主催

広島大学教育学部第3類(言語文化教育系)英語文化系コース・広島大学英語教育学会


問い合わせ先

英語教育学講座図書室(大石)

Tel 082-424-6796

E-mail y-oishi1107*hiroshima-u.ac.jp

(*は@に置き換えてください)

2021/10/07

新研究科の大学院2年生が修士論文中間発表を行いました

新研究科になり、初めての修士論文中間発表が先日行われました。大学院2年生がこれまでの研究成果をまとめ、研究発表を行いました。教員との質疑応答も自信を持って対応し、とても有益な議論となりました。







今年度のM2生の修士論文のテーマは以下の通りです。今年も様々なトピックがそろいました。

 

・振り返りを活用した日常会話を継続する力の育成

・意見文における日本人英語学習者の態の表明の発達と英語レベル

・英語科における「思考・判断・表現」のComputer-based Testingを活用した評価可能性に関する基礎研究

・英語冠詞の指導法検討:Takahashi (2021)Hinenoya and Lyster (2015)による指導の枠組みの比較研究

Punsを用いた協同的学習による語彙学習の研究

・インタラクションにおける不平の連鎖の特徴の分析

・中国人大学生の自律的英語学習プロセスの実態調査

 

修士論文の提出締め切りは1月末です。これからいよいよラストスパートとなります。自身のこれまでの研究成果を存分に発揮した論文に仕上げてもらえたらと思います!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英では、みなさんの学びや研究をサポートする体制が整っています。みなさんと一緒に英語教育について学び、考えることができることをスタッフ一同楽しみにしています!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

2021/10/01

教育実習体験記

教育実習は教英の最大イベントとも言えます。教英では3年生の9月に多くの人が教育実習に行きます。指導教員から指導を仰ぎながら、実際に1人の教師として教壇に立ち、授業を行います。今年もつい先日、教育実習が終了しました。

 

今回、学部生のA君に、教育実習の体験記を記事にまとめてもらいました。多くの学びがあったとのこと、大変うれしく思います。教育実習で見つけた課題に、大学生活の残りの期間しっかりと取り組んでもらえたらと思います。

 

教育実習を終えて

 

私は、830日から917日までの約3週間、広島大学附属中高等学校で教育実習をさせて頂きました。コロナ禍で人と関わることが減ってしまった中で、実習前は不安で押しつぶされそうな時期もありましたが、そんなことを忘れてしまうくらいあっという間の実り多い時間を過ごすことができました。

教育実習の3週間は、今まで以上に英語という言語そのものや指導法に真正面から向き合う時間でした。「なぜここでこの文法が使われているのか」「この活動を通じて生徒にどんな力を身に付けさせたいのか」など、一見すると見逃してしまう部分や生徒には伝わらないであろう教師の意図や目的の部分を大切にすることを改めて意識させられました。また、「英語の授業は英語で」と言われているなか、私は授業の大半を日本語で行うという挑戦的な授業をしました。改善点は多々見つかりましたが、ある程度の手ごたえを掴むことができ、授業後の批評会では担当の先生からこのような授業の存在意義について教えて頂きました。「英語教師や英語の授業の役割は何なのか」、「英語を教えるといのはどういうことなのか」など英語教師になるうえでの根源的な問いに向き合い、教師としての軸や核を持つことの必要性を痛感しました。

また、授業だけでなく実習生一人一人がホームルームにも配属され、担任としての生徒との関わり方や生徒たちの実相を観察することができました。小中高とこれまでは生徒の目線から教師を見ていましたが、教育実習では教師目線で教師を見ることが求められ、視点の転換を意識させられました。人対人の仕事である以上やり直しが利かず、教師の何気ない一言が生徒を良くも悪くも変えてしまう影響力を持った仕事であることを再確認しました。

私自身、これまで経験したことのないような多忙な3週間を過ごしましたが、授業後に生徒から「分かりやすかった」「楽しかった」という感想を貰うことができ、教師としてのやりがいの一端を感じるとともに教師になりたいという想いを強くすることができました。今回の教育実習をただのいい経験で終わらせるのではなく、学びを自分なりに昇華し、これからの大学での学修に活かしていきたいと思います。

 最後になりましたが、ご指導くださいました先生方、教育実習を運営してくださった方々、本当にありがとうございました。

 


教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英では、みなさんの学びや研究をサポートする体制が整っています。みなさんと一緒に英語教育について学び、考えることができることをスタッフ一同楽しみにしています!

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 


大学院新入生ガイダンスを行いました

学部に引き続き、大学院新入生ガイダンスも行いました。新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます! こちらは学部と違って、やはりみなさん大人の落ち着きがあります!学部から大学院にそのまま進学した人、一度学部を卒業してしばらく教員をしてから大学院に戻ってきてくれた人など様々です。各...