2021/08/24

教室にも電子黒板が設置されました!

5月に教英の演習室に電子黒板が入ったことをご紹介しましたが(http://hirodaikyoei.blogspot.com/2021/05/blog-post_28.html)、この度、教英の授業でよく使用する教室にも大きな電子黒板が入りました。


 


教育現場にはどんどんと新しいテクノロジーが入ってきており、これからの英語の先生はそういったテクノロジーをうまく利用しながら授業を行うことが求められます。教英は、そのような新しい時代の英語教員の養成を行うべく、環境を整備しています。

 

学生のみなさんには電子黒板を使いながら模擬授業を行うなど、新しい形の英語授業の練習をしてもらえたらと思います。また、そのような実践を通して、電子黒板の活用法やその効果に関する研究にも取り組んでもらえたらと思います。

 

高校生のみなさん、教英で新しい英語授業の形について一緒に模索してみませんか。みなさんと一緒に新時代の英語教育について一緒に学べることを楽しみにしています!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。スタッフ一同みなさんをお待ちしています!

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期))

2021/08/13

全国英語教育学会に参加した学部生の感想

87日(土)から8日(日)にかけて行われた全国英語教育学会には、教英の学部生も多数参加しました。オンライン学会になったことで、例年よりも気軽に参加することができました。この度、学会に参加した4年生の学生にその感想を記事として寄せてもらいました。

 

 第46回全国英語教育学会に参加し、英語教の指導法、教員養成、学習方略や授業実践についての研究発表を拝聴しました。

 今回の学会発表の授業実践の研究が特に印象に残っています。大学4年生になり、進路や進学を考える際、自身の大学での学びを活かして自信をもって教師としてやっていけるのだろうかという不安を感じる場面がありました。ですが、現在現場で働いている教師の方も、その方の問題を見つけて、実践の中で解決方法を模索して研究していることがわかりました。大学で学んだことの中にすべての解決策があるわけではなく、現場に出てから担当する学級によって解決策は異なるということを感じ、現場での実践研究の重要性に気づくことができました。話すこと、書くことの産出技能における授業実践についてのお話を聞きました。言語活動のデザインについて、生徒の成長により効果的なものは何か、生徒のニーズ、課題にあった活動は何か、などの目の前の生徒に合わせた実践研究で、現場に出たのちも研究する向上心を持ち続けることの素晴らしさを感じました。

 また、自身の興味のある分野の研究や、そうでない研究など幅広く発表を聞くことができ、英語教育の様々な要素から考える良い機会になったと感じています。私が実験に参加した研究の発表も聞いたりして、興味深いお話を聞くことができ充実した二日間になったと思います。

 

教英では、3年生から卒業研究に関わる授業が始まります。また、1年生の段階から英語教育研究ということを意識した授業が行われています。例年、多くの学生が大学院に進学し、英語教育研究に従事しています。結果として、教英はこれまでたくさんの英語教育研究者を輩出してきました。OBOGが日本各地の大学で研究者として活躍し、英語教育に関する専門的な授業を通して英語教員及び英語教育研究者の養成に関わっています。また、研究力を備えた中高の英語教員も多く輩出し、日本各地でリーダー的な教員として様々な研究プロジェクトを行っています。

英語教育についてはまだわからないことだらけです。高校生のみなさん、一緒に教英で英語教育について学び、さらに研究を通して新たな知の創造に従事してみませんか。スタッフ一同、みなさんと一緒に学び、研究できることを心待ちにしています!楽しい先輩も、みなさんのことを待っていますよ!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。

816日~22日:オンラインオープンキャンパス※

(要事前申込:申込締切2021815() 24:00) 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

※新型コロナウィルス感染防止の観点から、今年度の現地開催のオープンキャンパスは中止となりました。ですが、上記の期間中にオンラインオープンキャンパスが行われます。詳しくは以下のリンク先をご参照ください。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/oc/event

 


 

2021/08/08

初めての学会発表

8月7日から8日にかけて、全国英語教育学会がオンラインで開催されました。教英の大学院生のみならず、日本で英語教育について研究をしている研究者全員にとっても大きな行事の1つです。今回、この学会で発表をした院生に、記事を書いてもらいました。とても有意義な発表になったとのこと、とてもうれしく思います。


 この度、全国英語教育学会第46回長野研究大会(オンライン開催)にて、「Computerの特性を活かした英語学力評価問題の開発に関する調査-情報を読み取って自分の意見を書くプロセスの評価事例-」というタイトルで口頭発表を行いました。今回は発表までの準備や当日の発表の様子を中心にお伝えできればと思います。

 発表することを決めたのはM24月ごろで、それまでにM1の後半から研究計画を立て、データをとれる段階まで進めていました。指導教員の松浦先生と話し合い、より幅広く多くの人に自身の研究を知ってもらうために、地区学会ではなくいきなりですが全国で共同発表することを決断しました。また、本調査の前に行った予備調査の結果を分析・整理したものを発表することにしました。5月には発表に応募するために要旨(400字程度)を作成し、発表が採択された後は、分析結果をまとめながら予稿集(2ページ)の作成に取り組みました。並行して、本調査の計画を立て、実施するなど67月はかなりタイトなスケジュールでしたが、ゼミで、得られたデータ、分析結果について議論しながら、発表の準備も少しずつ進めていました。本調査の基礎データを整理し終えた後は、再び予備調査のデータを分析し直し、発表1週間前までにはスライドの第1案を作成し、発表練習を通して、修正していきました。指導教員の松浦先生とはリハーサルを2回し、研究結果、考察の提示方法や発表の流れなどさまざまな角度からご指導ご助言いただきました。また、昨年教英で博士号をとられた先輩からもスライドについてご助言をいただけました。院生の方にも練習に付き合っていただき、なるべく緊張以外の面では不安のないように前日まで入念に準備をしました。

学会発表当日は、朝早い時間帯での発表でした。本番では、これまでご指導ご助言いただいたことや聞いていてくださる方を意識しながら発表することができました。発表後は限りある時間ではありましたが、全国でもテスティング・評価に関して著名な先生方からご質問、ご意見をいただくことができ、とても光栄でした。すこしでも自分の研究に関心をもっていただくことができたのではないかと実感しております。

次回は9月に日本教科教育学会全国大会で本調査の結果の一部に関して発表予定です。また、今後はぜひ論文執筆・投稿にも挑戦していきたいと思います。これからも積極的に発信していけたらと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

M2  新美 徳康



みなさんも教英に入って自身の研究成果を学会で発表してみませんか。様々なテーマでのびのびと研究することができます。指導体制やサポート体制もしっかり整っています。みなさんと一緒に英語教育について探求できることを楽しみにしています!

大学院新入生ガイダンスを行いました

学部に引き続き、大学院新入生ガイダンスも行いました。新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます! こちらは学部と違って、やはりみなさん大人の落ち着きがあります!学部から大学院にそのまま進学した人、一度学部を卒業してしばらく教員をしてから大学院に戻ってきてくれた人など様々です。各...