2018/12/21

学部一年生が任意課題で提出してくれたホームページ


この記事でも前の記事と同じように、「英語教師のためのコンピュータ入門」での任意課題(「何か面白いことをやってくれ」)で提出された課題を紹介します。これらの公開にはすべて本人の了承は得ています。

ここで紹介するのはTMさんのホームページです。この授業で私は学生さんに授業で学んだことをポートフォリオにまとめてくれることを最終課題にしています。まとめる際の方針は、(1) あくまでも自分でまとめて面白いと思えるまとめをする、(2) その面白さを他人にもわかるように表現する、の二つです。

まとめる媒体はWordかPowerPointがほとんどなのですが、TMさんは「どうせまとめるならホームページを作ってみたい」と述べ、実際に作成してくれたのでこれを任意課題と認定しました。実はHTMLなどについては授業の参考資料としては少し示しましたが、授業ではほとんど何も述べませんでした。

しかし意欲とWebへのアクセス(そして英語力)さえあれば、昔からすると考えられないぐらいに独力で学べるというのが現代というものでしょう。TMさんは以下のホームページを作りました。





彼女の行動力を讃えたいと思います。「大学の授業はきっかけに過ぎないのであって、大学の教員から『あれをやれ、これをやれ』などと言われるのを待たずに、勝手に自分で面白いと思うことをやれ」と言い続け、下の記事で紹介したような行動法を推奨していた私としては、彼女のようにどんどんいろいろやってみる学生さんを心強く思っています。


伊藤穰一、ジェフ・ハウ著、山形浩生訳 (2017) 
『9プリンシプルズ:加速する未来で勝ち残るために』早川書房





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