2025/06/18

教育実習事前指導が始まりました

教英では学部3年生で教育実習へ行きます。広大には、4つの附属中学校(または中・高等学校)があり、各学生はその中の2校でそれぞれ2週間ずつ(つまり、合計で4週間の)教育実習を行います。今年度は8月後半から9月後半にかけて、各学生が本実習を行う予定となっています。今週から3年生が附属学校に行き、事前指導を受けています。

 

今回は授業そのものを行うのではなく、授業観察をしたり、指導案や発問を作るための指導を附属の先生から受けたりして、本実習に向けての準備を行うことが主な目的となっています。管理人も学生の様子を見に、附属を訪問させていただく予定です。

 

学校の雰囲気をつかんでもらうのと同時に、各自が課題を見付け、本実習までにしっかりと準備してもらいたいと思います!以下は、教育実習事前指導に関する学内説明会の様子です。


教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で英語教師を目指してみませんか。教英はこれまで日本各地に多くの英語教員を輩出してきました。教英出身の教員は各地でリーダー的な教員として大活躍しています。教育実習など英語教師になるためのカリキュラムや支援も充実しています。みなさんと一緒に勉強できるのを在校生、スタッフ一同楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

2025/06/02

教英の学生が学会発表を行いました(JAILA第13回全国大会)

少し前になってしまったのですが、315日に東京都市大学世田谷キャンパスで行われた日本国際教養学会(JAILA)第13回全国大会で、教英の学部生と院生が研究発表を行いました。今回は、各学生が個人で行っている研究の発表を行いました。

 

この学会は、いわゆる英語教育学の研究発表ばかりでなく、観光学、医学、社会学、工学、法学など、様々な分野の研究がなされます。いつもとは違う聴衆に向かっての発表となりました。フロアから多くの建設的なアドバイスやコメントをいただくことができ、それぞれが今後の研究に活かしていけそうです。


学部3年生(現在学部4年生)上原壮司さんの発表:Examining the Relationship Between Creative Thinking and Specific Types of L2 Speaking Performance



 
修士2年生(現在博士1年生)形山羽奈さんの発表:Formeaning Response Approachを用いた詩の読解が日本人高校生の言語能力に与える影響意味構築の活動を通じた推論力の向上を目指して



 
博士2年生(現在博士3年生)鈴木浩輔さんの発表:L1での相互行為能力はL2での相互行為能力に何か関係はあるのか日本人英語学習者による「断り」遂行に着目した一探索的事例研究

 

現在、英語教育学が扱う問題は複雑化し、様々な領域の知見を借りながら研究をすることが不可欠となってきています。今後も、英語教育学専門の学会だけでなく、様々な学会で研究発表を行い、学際的視野を培ってほしいと思います。発表お疲れ様でした!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について研究をしてみませんか。教英では、研究テーマや研究方法は学生が自由に決めることができます!王道研究、中間領域的研究、マイナー領域研究、新しい研究、いずれも大歓迎です。スタッフが研究テーマに沿ってアドバイスしますので、安心して自分の関心に沿った研究を行うことができます!スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)


2025/05/24

もうすぐ第1タームも終了。1年生は元気に教英生してます!

広島大学では1年を4つのタームに分けていて、前期は第1タームと第2タームに分かれています。前期の中に2つの学期があるといった感じでしょうか。タームが変わると、授業も変わります。

 

教英07生も無事に大学生活をスタートし、教英イベントも経験しながら立派に大学生をしてくれてます。管理人もイベントに参加させてもらうことがありましたが、学年内はすっかり仲良くなってました!

 

1タームには、「教養ゼミ」といって、高校までで言うところのロング・ホームルームに近い感じの授業があります。ですが、第2タームではそのような授業はありません。いよいよ独り立ちですね!

 

1年生の間は教養科目が中心です。広い視野を身に着けて、将来の教英での学びに活かしてほしいと思います!


【教養ゼミでの1年生の様子】



教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で英語教師や英語教育研究者を目指してみませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に勉強や研究ができるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)


2025/05/14

新入生歓迎イベントFWTを行いました!

教英の春の恒例行事であるFWTを行いました。今回、このイベントを企画・運営してくれた3年生に振り返りをしてもらいました。

 

 

 

 

2025426日(土)27日(日)に、英語文化系コース新入生歓迎イベント「Freshman Welcome Tour(通称FWT)」が開催されました。FWTは、新入生と在学生、さらには新入生同士が、様々なアクティビティを通して親交を深めることを目的とし、毎年4月に2日間開催されています。

 

1日目は、大学内の体育館で1年生から3年生が参加するレクリエーションが1日通して行われました。今年はテーマをジブリに決定し、それをもとにしたアクティビティを2年生・3年生が春休みから約2か月準備してきました。当日は、自己紹介ゲーム、漢字4文字連想ゲーム、借り人競争や西条に関するクイズなど、様々なアクティビティを13年の縦割り班で楽しみました。全員が積極的に学年を超えた関わりを持ち、楽しんでいて、縦と横の親交を深めるというFWTの目的が達成されたと思います。笑い声の絶えない素敵な1日となりました。


【開会式の様子】

【1~3年生の縦割り班で様々な活動を楽しみました】

【1日目集合写真】


2日目は、広島市内にある平和記念公園で平和学習を行いました。初めに平和記念資料館を訪れ、80年前、原爆が投下された広島で何が起きていたのかを学びました。当時の凄惨な状況が伝わる写真や記録、被爆した方々の人生等の展示を、長い時間をかけて見学していきました。新入生の展示品を見る眼差しや記録を読む姿勢、それら全てからこの悲惨な事実への衝撃と、絶対にこの歴史を繰り返してはならないという想いが伝わってきました。資料館を出た後は、平和記念公園内に点在するモニュメントを回りました。今一度、平和について考え、日々の生活へのありがたみを感じました。


【平和公園散策の様子】

【平和について学びました】

【バスで西条まで帰ります。2日間お疲れさまでした!】


FWT2日間を終え、新入生からは「先輩と仲良くなれて嬉しかった」、「楽しいだけでなく、学びもある充実した2日間だった」等の声を聞くことができました。また、新入生について知り、仲良くなることができて喜ぶ在学生の姿も多く見受けられました。入学したばかりの新入生の不安を少しでも軽くし、充実した2日間だったと思ってもらえたこと、教英の学生がお互いを知る機会を作ることができたこと、運営としては嬉しい限りです。最後に、先生方には、お忙しい中FWTを開催するにあたって多くのご支援・ご協力を頂きました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

今年も充実したイベントとなったこと、とてもうれしく思います。管理人も2日目の引率をしましたが、とても有意義なイベントでした。また、管理人は3年生のチューターをしているのですが、みんなすっかり頼もしい先輩となり、とてもうれしく思いました!イベントを企画してくれたみなさん、ありがとうございました!

 

教英には、今回のように楽しさと学びが充実した学生主体企画がたくさんあります。教英で英語と英語教育を一緒に楽しく学びませんか。楽しい先輩がみなさんを待っています!

 

教英では以下の入試関連行事があります。

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

2025/04/15

新入生Welcome Partyを行いました!

教英は縦と横の人のつながりが大きな特徴です。1年生にも早く教英生活にどっぷりつかってほしいということで、2年生と3年生が新入生歓迎行事を企画してくれました。今回、その企画のチーフをしてくれた学生に記事を寄せてもらいました。

 

 

 

4月6日(日)、教英の学生による新入生歓迎行事 “Welcome Party” を行いました。昨年度までは「対面式」という名称で行われていた行事ですが、より内容にふさわしく親しみやすい名称をということで、2年生と3年生による公募と投票で新しい名称に生まれ変わりました。2年生の力も借りて会場前方のホワイトボードには装飾を施し、1年生を温かく迎えることができました。

 

Welcome Party では1年生と2年生・3年生がよく交流できるようなレクリエーションに加え、最後には2年生・3年生が自分の班の1年生を「他己紹介」するという新たな試みを行いました。昨年度までは会の初めに1年生1人ずつによる自己紹介があったのですが、とっかかりとして1年生により心理的な障壁なく教英になじんでもらおうという工夫を施しました。

 

全体を通して笑顔でにぎやかに交流する様子が見られ、事後アンケートでも1年生からは「緊張していたが、本当に先輩たちが私たちのことを歓迎してくださっていることが伝わって安心した」、「教英にきて良かったと心から思った」という感想をいただきました。また、企画チームで工夫した他己紹介についても、行事の良かった点として「居心地のよい空間だった」こと、「自己紹介の時に1年生は何もしなくてよかったところ」という意見をいただき、これまでの「当たり前」を疑い、より良く変える努力をすることの意義を実感しました。教英は同学年・他学年とも人とのつながりが強いコミュニティです。教英にいれば一人ぼっちになることはありません。大学生活にはいろんな不安がつきまといますが、教英に来れば友人や先輩(ときに後輩)がいつでも助けてくれますし、教英の在学生はいつでも新入生を温かく迎え入れます。その姿勢が教英でこれまで受け継がれてきた良いところだと思っていますし、その気持ちを形として時代とともにアップデートしていけるのも学生の強みではないかと思っています。ニューメンバーの1年生と迎えるこの2025 年度はどんな良い思い出が作れるのか、私はとても楽しみです!!!

(みんな盛り上がってます!)


新しい試みをいろいろとしてくれ、1年生の教英生活をより「気楽」にスタートさせてくれたこと、感謝です。写真にはぼかしをかけていますが、みんなリラックスした表情です。1年生も楽しい時間をすごせたとのこと、うれしいかぎりです。先輩全員の顔と名前が完全に一致するのにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、いろいろな行事に参加し、教英生活を存分にエンジョイしてもらいたいと思います!教英2年生、3年生のみなさん、企画と運営をありがとうございました!


教英には、今回のような楽しい企画がたくさんあります。楽しい先輩がみなさんを待っています!教英で英語と英語教育を一緒に楽しく学びませんか。スタッフもみなさんと学べるのを楽しみにしています!

 

教英では以下の入試関連行事があります。

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)


2025/04/10

1年生は無事に教英生活をスタートしました!

広島大学では、48日(火)より新学期が始まりました。毎年のことですが、1年生は時間割の作成に大変苦労します。自分で授業を選んだりすることはもちろんのこと、選んだ授業を大学システム上で登録しないといけません。今年も2年生にサポートに入ってもらいました。

 

今の2年生も昨年、今の3年生にサポートに入ってもらって教英生活をスタートしたわけですが、1年でとても頼もしい先輩になりました!新入生のいろいろな疑問に答えながら、授業の履修登録まで完了させてくれました!

 

1年生は8日(火)に1コマ目から早速授業があったようですが、教室も迷わず、スムーズに学生生活をスタートできたようです。

 




教英では以下の入試関連行事があります。教英で英語教師を目指してみませんか。スタッフも在学生もみなさんと学べるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)



2025/04/09

教英大学院へようこそ!

先日、大学院新入生のガイダンスを行いました。お仕事をされている院生もおられるため、残念ながら全員がそろってのガイダンスとはなりませんでしたが、カリキュラム等についてみんなで確認を行いました。卒業式で見送った4年生や修士修了生が多く、改まって挨拶をする恥ずかしさもありましたが、院生として再び4月から一緒に勉強・研究できることを大変うれしく思います!

 

学部と違い、授業よりは研究が中心になります。教英では、指導教員の研究テーマとは関係なく、自由に自分の研究テーマを設定できます。そして、この自由な雰囲気の中で各自が自分の研究テーマを追求し、これまで多くの英語教育学研究者を日本各地に輩出してきました。

 

今年の新入生も、先輩の後に続き、日本の英語教育、そして中高生の英語力向上に貢献できるよう、在学中の2年ないしは3年で英語教育研究者として大きく成長してほしいと思います。私たちスタッフも全力でサポートします!この度はご入学おめでとうございました!


【「真面目に話さなければ」ということで準備してきた原稿をチラ見しているところが激写されてしまいました(笑)】


教英ではこれから以下の入試関連行事があります。博士課程前期(いわゆる修士課程/マスターコース)の入学試験は9月と2月に、博士課程後期(いわゆる博士課程/ドクターコース)の入学試験は2月に行われます。教英で一緒に英語教育について研究してみませんか。王道の研究から尖った研究、マニアックな研究まで、大歓迎です。どうぞお気軽にスタッフまでメール等でお問い合わせください。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!


9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

 

2025/04/05

新入生のみなさん、教英へようこそ!

今年もフレッシュな1年生を教英に迎えました。広島大学では43日(木)が入学式で、4日(金)が各学部・コースに分かれてのガイダンスでした。

 

新入生のみなさん、教英へようこそ!スタッフも在学生もみなさんを首を長くしてお待ちしていました。

 

これからガイダンスや新歓行事を通して、同級生はもちろんのこと、先輩たちとも早く仲良くなっていってほしいと思います!

 

月曜日は時間割を作るガイダンスがあり、火曜日から早速授業が始まります。最初はいろいろと戸惑うことが多いかと思いますが、早く新生活に慣れ、教英生生活をエンジョイしてほしいと思います!

 

ご入学、誠におめでとうございます!


(教員との対面式:ようこそ教英へ!)

(3年生が1年生の新歓行事を企画してくれ、その案内をしてくれました)

(新入生ガイダンスの様子:新入生のチューターは小野章先生です!)


教英では以下の入試関連行事があります。教英の一員になって、みんなで英語教師を目指してみませんか。たくさんの楽しい先輩がみなさんを待っています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

 

2025/03/24

卒業、修了、おめでとうございます!

今年も、教英から4年生と大学院生が巣立っていきました。323日(日)は広島大学の卒業式でした。

 

教英では14時から、卒業生、修了生、教員で集まって、教員免許の交付と卒業証書、学位記の授与式を行いました。入学して教英の仲間に初めて出会った教室で授与式を行ったので、感慨もひとしおでした。コロナ禍、そしてニューノーマルと、激動の時代でしたが、学部生は4年間、修士の人は2年間、博士の人は3年間、本当によく頑張りました!今回は、特別に4年生の元チューターである、松浦伸和先生にも授与式に参加してもらいました。

 

4月からの新生活でみなさんがそれぞれの場所で大きく活躍されることを期待しています!近くへ来られた際はぜひお立ち寄りください。昔話に花を咲かせるのを楽しみにしています!卒業、修了、おめでとうございました!

 

夕方に卒業生、修了生とスタッフで祝賀会を行いました。あまりに楽しくて、うっかり写真を取り忘れてしまいました。。。

 

(卒業証書・学位記の授与)

 

(教員からの祝辞)

 

(卒業生、修了生、教員の集合写真。天気にも恵まれました!)


教英では以下の入試関連行事があります。教英で、英語教師や英語教育研究者を目指して一緒に勉強・研究をしてみませんか。学生、スタッフ一同、皆さんをお待ちしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

2025/03/18

今年も教英英語合宿(Intensive Training Course, 通称ITC)を行いました!

少し前になるのですが、教英最大の学生行事である教英英語合宿(Intensive Training Course, 通称ITC)を行いました。チーフをしてくれた学生に振り返りを行ってもらいました。いろいろと新しい試みにも挑戦してくれたとのこと、とてもうれしく思います。

 



 

私たち教英は、学年を超えて仲が良く、自主的な企画運営行事の多いコースです。

その中でも、最長かつ最大の行事であるITC(Intensive Training Course)210日から12日までの3日間の日程で開催しました。

 

この行事は教英の1〜3年生までが協力して多様なアクティビティを企画し、All English3日間を過ごすという、実践的かつ楽しい行事です。


今年のテーマは「万博」。「大阪万博」ならぬ「教英万博」を開催しました。各アクティビティ(アク)とパビリオン(テーマ国)、及び3日間のスケジュールは以下の通りです。

 

《1日目》

開会式 

04アク(3年生主体)【技術大国】 

Listening & Speakingアク【アスリート大国】

06アク(1年生主体)【経済大国】

 

《2日目》

Writing & Readingアク【観光大国】

05アク(2年生主体)【文化大国】 

Presentationアク(準備)【サミット会議】

 

《3日目》

Presentationアク(本番)【サミット会議】

劇アク(1・2年生による英語劇) 

閉会式

 

アクティビティでは、テーマに合った場面を設定し、実生活で起こりうる英語の使い方について考えました。「あるある」と感じる場面や「確かにこうなったときにどう言おうか」と考えさせられる場面ばかりで、楽しみながら英語力が鍛えられました。また、英語という敬語がない言語で過ごす中で、異学年での活発な交流ができました。

 

今年度のITCには二つの新しい取組がありました。


一つ目は、パンフレットの完全オンライン化です。これまでの冊子配布からオンライン上での文書共有に変更しました。容易に編集ができることで作業効率が向上し、かつ常に最新の状態で閲覧できるようになりました。


二つ目は、4技能に分類していたアクティビティを、受信(Listening)発信(Speaking)と受信(Reading)発信(Writing)の二つにしました。これにより、アクティビティを考えやすくなり、全員が楽しめるものになりました。またアクティビティの数を減らすことで日程に余裕ができ、一つ一つのアクティビティにじっくり取り組むこともできました。

 

3日間の全行程を無事終了し、友人や後輩たちから「楽しかった」との声を聞いて、成功して良かったという安堵感とやり切ったなという達成感を感じています。今回の企画を創り上げていく中で、教英の仲間や先輩方の集合知や経験知が助けになりました。こんな頼りないチーフを支えてくれた幹部陣。積極的にアクティビティに取り組み、盛り上げてくれた3年生。3年生と協力し、上下の縦の繋がりを上手に繋げた2年生。持ち前の明るさで初めてのITCでも堂々とやり切った1年生。そして優しく相談に乗ってくださった先輩方。私たちの取り組みを見守り、惜しみない協力をしてくださった先生方。このITCが無事に成功することができたのは、本当に皆さまのご協力のおかげです。ありがとうございました。


企画から運営まで試行錯誤した中で得られた学びがあり、教英の絆の深さを改めて感じた喜びもありました。チーフとして唯一無二の経験をさせていただくことができました。この経験を糧により邁進していきます。関わってくださったすべての方に重ねてお礼申し上げます。

 



 

多くの学びがあったとのこと、とてもうれしく思います。このような行事の企画・運営は、英語教員になる上で大きな糧となります。学生主体でこのような行事をしっかりと運営してくれており、とても頼もしく思います!

 

教英では以下の入試関連行事があります。教英の一員になって、みんなで英語教師を目指してみませんか。楽しい学生イベントもたくさんあります。先輩もスタッフも皆さんを待っています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)






2025/02/21

教英学部生の研究プロジェクトが国際学会プレゼンテーションに採択されました!

カビール先生ゼミで共同研究として取り組んでいる研究プロジェクトが国際学会での研究発表に採択されました!この度、そのプロジェクトに関わっている4年生に、プロジェクトグループを代表して記事を書いてもらいました。

 


 

皆さん、こんにちは。教英4年の平田歩です。私たち4人(カビール先生、3年 上原壮司、4年 内藤星渚、そして私)で取り組んだプロジェクトについて、2025 Scientific Program Committee for the International Academy for Intercultural Research (IAIR) and International Association for Cross-Cultural Psychology (IACCP) にてペーパープレゼンテーションを行うことが決定しました!

発表タイトルは、“Exploring Associations between Self-Efficacy in Intercultural Communication, Working Memory Updating, Vocabulary Knowledge, and Oral Imitation Performance: An Online Behavioral Experiment” です。

このプロジェクトの内容は、私の卒業論文にも大きく関わってくるのでの私の卒論の内容も交えながらお話ししたいと思います。

〈私の卒業論文について〉
私の卒論のタイトルは、“Examining Associations Between Working Memory, Language Proficiency Background, and Elicited Imitation in English” です。内容を簡単に説明すると、Elicited Imitation Task (EIT) のパフォーマンス(英文を聞いてそれを模倣して発音すること)と、N-Back Test によって測定されたワーキングメモリー、LexTALE によって測定された英語熟達度の間にどのような関係があるのかを調べました。最終的な目的は、EITを教育現場で活用するための基盤を築くことです。EITがどのような認知スキルと関係しているのかを明らかにすることで、言語評価ツールとしての有効性を検証することを目指しました。

〈今回のプロジェクトについて〉
今回のプロジェクトは広島大学教育学部共同研究プロジェクトの一環であり、結果についてはこちらのリンク20254月から見られるようです。

今回のプロジェクトでは、私の卒論で調べた関係性に加えて 異文化コミュニケーションにおける自己効力感(SEIC) にも焦点を当てました。特に、自己効力感(SEIC)が高い人は、どのような行動パフォーマンスを示すのか? という点に着目し、EITのパフォーマンス、N-Backによるワーキングメモリスパンとの関連を調査しました。

この研究成果をもとに、20256月にブリスベンでの学会にて発表してきます!

カビール先生のゼミでは、自分の研究に熱心に取り組める環境が整っており、他学部・コースのゼミの方々と共同ミーティングも行うことができました。音声学・バイオメカニクス・心理言語学の研究室にお伺いして、お話を伺うことで実験の設計やデータ分析のスキルを学ぶことができました。特に、実験ビルダーソフトのGorillaを使った行動課題の作成や、Rを用いたデータ処理・分析 にも挑戦し、研究だけでなく、実践的なスキルも習得できました。

学部生としてこのようなプロジェクトに携われたことを大変光栄に思います。私が1年生の頃には想像もしなかった貴重な経験を得ることができ、とても刺激的で有意義な時間でした。このような機会を与えてくださったカビール先生に心より感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

 

学会当日は、他国の研究者といろいろと情報交換をしてきてもらえたらと思います。学部生の段階から研究に取り組んでくれる学生が増えており、とてもうれしい限りです。第2弾、第3弾といろいろな研究プロジェクトが続いていってくれると嬉しいです!

教英で一緒に英語教育について勉強・研究してみませんか。サポート体制もしっかりと整っていますので、みなさんの興味関心に応じて安心して研究を進めることができます!また、学生行事も充実していますので、研究や勉強以外の側面でも充実した学生生活を送ることができます。みなさんと一緒に学んだり遊んだりできることを在学生スタッフ一同楽しみにしています!

 


2025/02/07

卒業論文発表会を開催しました!

131日(金)が今年の卒業論文の提出締切日でした。卒業予定の4年生は全員無事に卒業論文を提出しました!



昨日、カビール先生ゼミ(英語教育への教育心理学的アプローチのゼミ)と管理人のゼミ(英語教育への英語学的アプローチのゼミ)とで合同の卒業論文発表会を行いました。教英では3年生の10月から卒業研究が始まります。みんな1年半の研究の成果を存分に披露してくれました。

 

今年も個性豊かな卒業論文が提出されました。みんながそれぞれの興味関心に沿って、しっかりとした研究を行ってくれました。質疑応答も学生同士で行ってもらい、とても活発な議論がなされました。参加してくれた3年生も積極的に質問をしてくれて、とても有意義な発表会となりました。

 

【今回の発表会でプレゼンテーションが行われた卒業論文の題目】

●高等学校英語検定教科書に含まれる新出単語の接辞分析と接辞を用いた語彙指導法の検討:Element English Communicationシリーズを例に

●中学校英語教科書の形容詞比較級の分析:英語コーパスCOREとの比較を通して

●話すこと(発表)の活動における教師のフィードバックの提案

●絵本を活用した前置詞指導研究:Monkey Monkey Where Are You?を題材として

●発話行為「断り」表現の指導の検討:ポライトネス・ストラテジーの観点から

●英語リーディング指導における思考力の育成と深い読みを促す発問の検討

●高校英語教科書における知覚動詞、使役動詞、到達・達成動詞、含意動詞の活用に関する調査:到達・達成動詞と含意動詞の授業における言語活動の提案

●コーパスと英語教科書に基づく現在完了使用実態の分析

●日本の学生アスリートが海外で活躍するために必要な英語力に関する現状調査と教育プログラムの提案

●Exploring the Relationship between Fear of Negative Evaluation in the English Classroom Context and Motivation Factors from Self-Determination Theory

●Examining Associations Between Working Memory, Language Proficiency Background and Elicited Imitation in English

 

管理人のゼミは夕方に卒業論文ゼミの打ち上げも開くことができました。本当に内容の濃い1日でした!

 

4年生のみなさんは卒業旅行に行ったり、新生活の準備をしたりと忙しい毎日になるかと思います。有意義な春休みを過ごしてもらえたらと思います。

 

4年生の皆さん、お疲れさまでした!

 

教英で一緒に英語教育について勉強しませんか?今回の記事はカビール先生ゼミと管理人のゼミの発表会についてですが、他に英語教育方法学のゼミ、文学を使った英語教育研究のゼミも行われています。王道な研究からクセの強い研究まで、学生は自分の興味と関心に沿って研究を行うことができます!一緒に研究・勉強できるのを在校生・スタッフ一同楽しみにしています!








2025/01/30

博士課程後期の大学院生が国際学会で発表を行いました!

少し前のことになるのですが、教英博士課程後期に在籍されている鈴木浩輔さんと勝久愛さんが、AsiaTEFL International Conferenceという国際学会で発表を行いました。今回、学会の様子や経験をまとめてもらいました。

 

 

 

皆さんこんにちは。広大教英の博士後期課程に所属している鈴木浩輔と勝久愛です。20241115日~17日にタイのChiang Rai Rajabhat大学で開催された the 22nd AsiaTEFL International Conferenceにて発表をしてきました。以下,発表,その他国際会議の雰囲気,国際会議参加に係る支援制度について共有をいたします。



〈発表について〉

AsiaTEFLの国際会議は毎年アジアの様々な国で開催され,今年は“Equity, Diversity and Inclusivity in ELT”ELTにおける公平性,多様性,包括性)をテーマにアジア各国の参加者が実践,政策,研究などに関する知見を共有していました。

 

私たちの発表タイトルは “Analysis of Pragmatic Aspects in Current Japanese High School English Textbooks”で,高校英語教科書「論理・表現I」の教科書に出現する発話行為や語用論的情報を量的に分析した結果を報告しました。

 

発表に向けて,まず20244月頃に申し込みをし,翌月に採択の連絡を受けました。お互い社会人ドクターかつ住まいも離れていることもありスケジュールを合わせることがやや大変でしたが,お互い時間を作り,zoomなどを介して研究を進めていきました。

 

発表本番については,両者ともに国際会議での発表は初めてであったため,会場に着くまでどのような雰囲気かもわからずに緊張していました。しかし,実際はとても暖かい雰囲気で,発表後の質疑応答やコメントも丁寧かつ建設的で非常に実りのある経験となりました。

 

〈その他国際会議の雰囲気〉

発表以外の点で印象的だったのは他国の教育実践者・研究者との交流でした。ランチはビュッフェ形式で,タイ料理のグリーンカレーや果物,ハラルフードなど多様なニーズに対応した豊富なメニューが提供されていました。会場では他の参加者の方々と自由にテーブルを共有し,研究や教育実践の話,目の前の食事を通した食文化の話など,和気あいあいと歓談することができました。二日目のランチでタイ在住の先生方と意気投合し,学会のプログラム終了後に観光地に連れて行っていただいたり,ナイトバザールで食事を楽しんだりし,大変充実した時間を過ごせました。



〈国際会議参加に係る支援制度〉

最後に,国際会議での発表に向けて広大で使える発表支援制度について紹介します。国際会議の参加は,特に渡航費などの点で非常に費用がかかります。広大にはいくつかそうした活動を支援する助成制度があり,例えば人間社会科学研究科の大学院生向けには以下のものがあります:「人間社会科学研究科の学生のための学会発表支援事業」。また,今回勝久が利用した制度としてグリーンウィング教育奨学金があります。こちらは教育学部等の学生を対象に海外留学や海外での国際学会発表等を支援することを目的とした給付型奨学金です。

 

注意点としては,これらの制度は休学中だと利用できないこと(鈴木は丁度休学中でしたので応募資格がありませんでした涙),申請手続きに時間を要するため早めに準備をしておくことです。そのような点も考慮しつつ,積極的に支援制度も利用していくと良いと思います!

 

 

有意義な経験となったようで何よりです。これからも教英生には国際学会で学術的交流を深めていってほしいと思います!

 

教英で一緒に英語教育について研究をしてみませんか。教英では、研究テーマや研究方法は学生が自由に決めることができます!指導体制も整っていますので、安心して自分の関心に沿った研究を行うことができます!スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!

 


2025/01/07

カビール先生ゼミが国際学会でポスター発表を行いました!

新年あけましておめでとうございます!広島大学では、16日(月)より授業が再開し、4タームもいよいよ後半です。

 

昨年のことになりますが、カビール先生とゼミ生がJALT/LinguaPax Asia 2024にて共同ポスター発表を行いました。今回、発表を行った3年生の学生3名に記事を書いてもらいました。非常に充実した経験となったようで、うれしい限りです。これからも、学部生の段階からどんどんと外に出ていって、様々な学術的交流をしてもらえたらと思います!

 

 

 

この度、12/1412/15に開かれたLinguapax Asia 2024 International Symposiumにポスター部門でカビール先生と共同で発表させていただきました、教英3年の上原壮司です。このシンポジウムでは、言語・平和・教育に関する研究が主に取り上げられ、私たちは「異文化交流ワークショップを通じた創造性の涵養及び自己幸福感との関係性の調査」というテーマで発表しました。昨年教英で開催されたアメリカの大学に在籍する工学部の学生と教英の学生が協働学習するワークショップで取った質問紙のデータを統計的に分析した結果を今回の学会で発表しました。口頭発表とも違い、ポスターならではの準備・発表の難しさを痛感しました。紙面を見た瞬間に一度に大量の情報が目に入るポスターという形式においては、PPTスライドに比べて情報の取捨選択を強いられました。さらに、私自身2回目の学会発表であったため、まだまだ不慣れで至らない点が多々あったと思います。しかし、カビール先生をはじめとするたくさんの方々に助けていただいたおかげで無事に発表を終えることができました。日本で開催されたとは言えど国際学会ということもあり、発表はもちろんのこと、会場での談笑や交流はすべて英語で行われました。アカデミック英語と日常会話の往還を通して、改めて英語を扱う難しさと楽しさを感じることができました。教英では、ネイティブ教員による授業や他学部のみならず協定校との国際交流も盛んであるため、オールイングリッシュでの活動をする機会がたくさん用意されています。そういった教英での日々が今回の学会発表の成功に繋がったと思います。今後も慢心せず、自分の研究に向き合いながら様々な分野についての知見を深められたらと思います。

 

 

Lingua Paxに参加して、英語教育に関する知見がより深まったと感じました。英語教育の最先端で研究をしていらっしゃるたくさんの先生方から論文発表を聞くことができ、自分自身の研究にも役立てていきたいと感じましたし、実際に私が英語教員になった際に活用することができる内容も多くありました。すべての発表がオールイングリッシュで行われたので私自身の英語力や英語教育に関する専門知識不足で理解できない点も多くありましたが、その部分も含めてさらに英語の学習や研究に対するモチベーションを向上させる良い機会となりました。

また、他の参加者の方とも話す機会があり、英語教育に関するディスカッションをさせていただきました。そこで実際に英語教員になったときに出てくる問題や悩みなどを聞いていただき、たくさんの助言や意見をもらいました。そのおかげで私の将来の英語教師像がクリアになると同時に自信も少しつけることができました。学会に参加というのはなかなかできない貴重な体験であるし、参加できてよかったなと思いました。

 

 

私は1214日に広島市内で開催されたLinguapax AsiaKabir先生ゼミの一員として同行させていただきました。この国際シンポジウムは「平和のための言語と教育」というテーマのもとオールイングリッシュで開催され、様々な研究に関するプレゼン発表やポスターセッションを見学することができました。教英で学ぶ私にとって、言語教育や平和学習についての研究成果を「英語」を通して知ることができる、というのはこれ以上ない機会であり、大学の授業とはまた少し違う刺激を受けました。プレゼン発表のパートでは「模擬国連を用いた授業実践の成果」や「言語と幸福度」などの研究発表を聴講し、各分野の最新の知見を得ただけでなく、研究のプロセスや仮説の立て方など自身の卒業論文に活かすことができるような内容についても学ぶことができました。ポスターセッションでは発表者の方々と言語教育や平和学習について意見を交わす場面があり、国境や年齢の壁を越えて英語で交流することができました。一日中英語に浸ったLinguapax Asiaは自身の英語運用能力を再確認する機会になったとともに、改めて言語や教育っておもしろいな!と認識させてくれました。教英だからこそ得られるこのような成長のチャンスをこれからも逃さず、より一層励んでいきたいと思います。

 

 

 

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について研究をしてみませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!指導体制も整っていますので、英語教育に関する様々なテーマや方法の研究を行うことができます!

 

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)





教育実習事前指導が始まりました

教英では学部 3 年生で教育実習へ行きます。広大には、 4 つの附属中学校(または中・高等学校)があり、各学生はその中の 2 校でそれぞれ 2 週間ずつ(つまり、合計で 4 週間の)教育実習を行います。今年度は 8 月後半から 9 月後半にかけて、各学生が本実習を行う予定となって...