2023/11/01

教英大学院生が日本国際教養学会(JAILA)若手研究助成金事業に採択されました!

この度、教英博士課程2年生の鈴木浩輔さんが、日本国際教養学会(JAILA)の若手研究助成金事業に採択されました。これまで鈴木さんが行ってきた研究が学界で大きな期待を寄せられていることを意味します。この調子でますます研究に邁進してもらえたらと思います。

 

以下、鈴木さんに記事を寄せてもらいました。

 

 

 

こんにちは、現在、教英博士課程後期に所属しております鈴木です。私は西原貴之先生のもとで、相手に特に配慮を要する日常の会話場面(何かを断る、依頼するなど)に着目しながら、日本人英語学習者のやりとりの能力について研究をしています。

 

今回、「母語における相互行為能力と第二言語における相互行為能力の関係の解明:日本人英語学習者が『断り』を行う場面に着目して」という研究テーマで、日本国際教養学会(JAILA)の若手研究助成制度に応募したところ、大変ありがたいことに採択をいただけました。JAILA若手研究助成制度は、国際教養に関する優れた若手研究者を育成することを目的とした研究助成制度で、今年度から開始されました。採用された場合、2年以内にJAILAで成果発表を行うことを条件として、上限5万円まで研究助成金をいただくことができます。JAILA自体は日本国際教養学会という名の通り英語教育が主というよりは学際的な学会ですが、英語教育を専門とする研究者も多く所属し英語教育に関する研究発表やシンポジウムも活発に行われています。私自身も昨年度学会発表を行いました。

 

JAILA若手研究助成制度のような研究助成金制度は、特に私のように日々非常勤で生活費や研究費をまかなう段階にある大学院生にとって、本当に大変ありがたく貴重な制度です。大学院生は、ぜひこうした研究助成金制度に積極的にチャレンジしていくことをおすすめいたします!

 

 

 

6月には他の院生が学会賞を受賞するなど、このところ教英では大学院生がとても頑張ってくれてます!

http://hirodaikyoei.blogspot.com/2023/07/

 

院生のみなさんがますます活躍できるようしっかりとサポートしていきたいと思います!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。すでに締め切られましたが、11月には広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)があります。修士課程(博士課程前期)と博士課程(博士課程後期)の入学試験は2月に行われます。教英で一緒に英語教育について研究してみませんか。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!

 

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2023114日(土)にホームカミングデーの1企画として、1430分から1615分まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は111日(水)(本日)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

英語教育オンラインセミナーについてのブログ記事



 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

教英大学院の論文指導はこんな感じ!

教英の大学院では、毎週 1 回、英語教育学特別研究(通称「特研(とっけん)」という授業を行っています。これは、院生が毎週 1 名、自身の研究について発表し、他の学生や教員からコメントや助言をもらいながら、研究(修士論文や博士論文)をよりよいものに仕上げていくというもので、いわゆる...