2018/07/06

7/22(日)広島大学英語教育学会の研究発表は梅木璃子さんと平野洋平先生です


7/22(日)の広島大学英語教育学会は、会員の企画は10時から広島大学教育学部K104教室で、一般参加者の規格は14時10分から同K102教室で開催されますが、前者の会員企画の一環として、研究志向部門による研究発表を以下のように開催します。

二人とも新進気鋭の研究者です。どうぞご期待を!





第一発表:13:00-13:20 (質疑応答:13:20-13:30)

発表者:梅木璃子(広島大学大学院生博士課程後期)
発表題目:日本人英語学習者の不平発話行為運用に対する英語母語話者による適切性判断の分析

発表要旨:本研究の目的は、日本人英語学習者が英語で遂行する不平という発話行為の課題を明らかにすることである。先行研究を概観すると、聞き手による適切性判断に関する研究は極めて希少であることが明らかになった。それを踏まえて、本研究では①日本人英語学習者による不平発話行為に対する英語母語話者の適切性判断、②英語母語話者が行う適切性判断のメカニズムの解明を試みた。その結果、①については、不適切であると判断された日本人英語学習者が産出した不平には、母語の転移が生じている傾向が明らかになった。また、②については、英語母語話者の適切性判断記述を分析結果から、6つのカテゴリーが抽出された。本発表では,修士論文の課題を踏まえて現在取り組んでいる博士論文の構想についても言及したい。


第二発表:13:30-13:50(質疑応答:13:50-14:00)

発表者:平野洋平(神戸市立工業高等専門学校准教授)
発表題目:日本人英語学習者が産出する英語移動表現の特徴と産出に困難を感じる表現上の特性

発表要旨:日本語と英語は、移動の「経路」や「様態」の表現のされ方によって、それぞれ「動詞枠型」と「衛星枠型」の言語として分類されてきた (Talmy, 2000)。本研究では、この類型論上の差異を基盤とし、イラスト付き英作文タスクを用いて、日本人英語学習者が産出する英語の移動表現の特徴とその産出に困難を要する表現上の特性を調査した。この結果、学習者が「着点読み」の移動表現において、「経路」を前置詞句 to で表す傾向が強いこと、ならびに、「様態」を主動詞で表すと「経路」を産出しにくくなる場合があることが分かった。


その他にも、会員向けの企画は10時からK104教室で、一般参加者向けの企画は14時10分からK102 教室で開催されます。会員向け企画としてはその他に実践志向部門による座談会「新任者教員の苦労と展望を語り合う」もあります。皆様どうぞふるってご参加ください。










0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。