日本には英語教育関係の学会がいくつかありますが、全国英語教育学会はその中で最も歴史と権威のある学会の1つです。先月になりますが、教英の大学院生が研究発表を行いました。貴重な意見交流もできたとのことで、大変うれしく思います。今回、研究発表を行った池田泰士さんにブログ記事を寄せてもらいました。
教英ブログをご覧の皆さま
こんにちは。大学院修士課程1年の池田泰士と申します。今回、全国英語教育学会第50回記念埼玉研究大会で発表をさせていただきました。
発表した内容は、私の卒業研究に関するものです。この研究では、私自身が教育実習時に抱いた、「授業中に教師から訂正があった際、生徒はやる気がなくなったり、嫌な気持ちになったりするのか」という素朴な疑問を検証しました。
今回の学会発表では、英語教育に関心のある全国の方々に自分の研究を知っていただき、内容に関する意見交流をすることができました。自分自身、全国学会で発表できると思っていなかったので、とてもいい機会になったと感じています。ゼミでご指導いただいた先生、一緒に卒業研究を考えてくれたゼミ生、調査に協力していただいた中学校の先生方や生徒の皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
私自身、修了後は中学校の英語科教員になる予定です。これからの研究活動でも、実際の教育現場の悩みや疑問を解決し、少しでも将来の自分のため、そして学校英語教育のためになるように頑張っていきたいと思います。
(会場の様子②)
研究をよいものにするためには、学会のような場で研究発表を行い、学外の様々な方と意見交換をすることが不可欠です。これからも、積極的に研究発表を行い、自身の研究をよりよいものにしていってもらいたいと思います。研究発表お疲れさまでした!
教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について研究をしてみませんか。教英では、研究テーマや研究方法は学生が自由に決めることができます!スタッフが研究テーマに沿ってアドバイスしますので、安心して自分の関心に沿った研究を行うことができます!王道研究、中間領域的研究、マイナー領域研究、新しい研究、いずれも大歓迎です!
11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)
2月:前期日程入試(学部入試)
2月:大学院入試(博士課程前期・後期)
なお、教英では、2025年11月1日(土)にホームカミングデーの1企画として、17時30分から19時まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は10月29日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。