2020/02/06

博士課程院生 梅木璃子さんの研究が『英語教育』誌に掲載


英語教育学専修・博士課程2年の梅木璃子さんの研究が、大修館書店発行『英語教育』誌20202月号に、「英語電子メールにおける依頼表現の使用傾向」と題して紹介されました(pp. 66-67)。同誌の英語教育研究最前線(Cutting-edge research)と名付けられた特集記事で、概要は以下のとおりです。


【概要】本調査では,日本人英語学習者による電子メールにおける依頼表現の使用傾向を検証した。依頼を円滑に行うことが状況的に困難である度合い(状況負荷)が異なる4つの場面を設定し,談話完成課題を行った結果,より状況負荷が高い場面において,間接的な表現の使用が高頻度に見られた。また,より状況負荷が低い場面において,直接的な表現の使用頻度が比較的高くなる傾向が観察された。


若い研究者として、他の院生のみなさんも学会発表などをとおしてこれに続くよう期待しています。

また、来年度大学院進学を考えているみなさん、このようなすばらしい先輩がおられる教英で一緒に勉強・研究をしてみませんか。スタッフ・院生一同、みなさんをお待ちしています。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

教英大学院の論文指導はこんな感じ!

教英の大学院では、毎週 1 回、英語教育学特別研究(通称「特研(とっけん)」という授業を行っています。これは、院生が毎週 1 名、自身の研究について発表し、他の学生や教員からコメントや助言をもらいながら、研究(修士論文や博士論文)をよりよいものに仕上げていくというもので、いわゆる...