2026/01/05

教英3年生がイギリスのシェフィールド大学に留学中です!

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

現在、教英3年生がイギリスに長期留学中です。この度、その学生に留学生活の様子を伝えてもらう記事を書いてもらいました。記事の最後には現地の様子を伝える写真もあります!

 

 

 

 

私は現在、教英3年生で、HUSAプログラムを利用して2025年9月からイギリスのシェフィールド大学で留学生活を送っています。シェフィールド大学での所属も教育学部です。

本記事では、私の留学生活についてご紹介させていただきます。

 

まず、学校生活についてです。私は秋学期に4つの授業を履修しました。現地の教育学部生と同じ授業を受けるため、最初は英語の専門用語やスピードに苦労することもありました。しかし、授業こそ英語にたくさん触れられる良い機会だと前向きに捉えて頑張っているうちに慣れてきて、今では授業を一緒に受ける友達もでき、楽しみながら頑張れることに嬉しさを感じています。また、教育学部以外の授業を履修することもできるので、私はイギリス手話の授業も履修しています。これまで学んだことのない分野に触れられる貴重な経験になっています。

また、大学には図書館が3つあり、24時間開いている図書館もあるため、熱心に勉強している人がとても多い印象です。私もイギリスに来てから図書館を利用する機会が増え、勉強をもっと頑張りたいと思っています。

 

次にサークル活動についてです。シェフィールド大学はSocietyと呼ばれるサークル活動が盛んで、私も日本サークル、ティーサークル、チーズサークル、アヒルサークルに入りました。サークル活動を通して交友関係を広げ、充実した時間を送ることができています。

日本サークルでは日本学や日本語を学ぶ学生、日本に興味のある学生と交流しています。ティーサークル、チーズサークル、アヒルサークルでは現地の大学生とお話しながらお茶を飲んだり、チーズを食べたり、アヒルの餌やりをしたりしています。

 

授業やサークル以外では、私は仲の良いイギリス人の友達2人と自分の3人でよく一緒に遊んでいます。その子たちと遊ぶことを通してイギリス文化をたくさん経験しています。特にイギリス料理についてはその子たちと一緒に食べることがほとんどで、このイギリス料理を食べるならあのパブ、あのお店がいい、メニューの中でもどれがイギリスの伝統的なものか、食べ方、ソースのかけ方なども含めて、現地の人だからこそ知っていることを教えてもらいながら、とても楽しいイギリスでの思い出を作ることができています。今まではBritish pieFull English BreakfastFish and Chipsなどを食べてきました。どれもとてもおいしく、イギリス料理が大好きになりました。それ以外にもまだ挑戦できていないものもあるのでこれからまた挑戦していきたいです。

 

行事を思いっきり楽しむところもイギリスで私が好きなところの一つです。10月はハロウィン、11月と12月はクリスマスで街全体が盛り上がりました。ハロウィンでは友達とPumpkin Carving をしたり、バーで行われるハロウィンパーティーに参加したりしました。パーティーでの仮装のクオリティはとても高かったです。クリスマスについては11月の途中から街ではクリスマスマーケットが始まり、観覧車、メリーゴーランドといった乗り物も導入され、とてもにぎわいました。またサークルが主催するChristmas BallChristmas Partyにも参加し、クラッカーを割ったり、クイズやダンスをしたりするイギリスのクリスマスの文化を体験することができました。

 

そして、ボランティア活動も始めました。イギリスに着いてから街中やスーパーの前にホームレスの方がいらっしゃるということが印象に残りました。イギリスに着いて間もないころにスーパーで買い物をした方が買った食べ物の一部をホームレスの方に置いていってあげるという場面を実際に見たことがきっかけで、私も何かできればと思うようになり、私はボランティアという形でホームレスの方の支援に取り組むことにしました。現在は毎週日曜日にホームレスの方や他にも困っている方に温かい食べ物や飲み物、テイクアウェイバッグを提供するボランティアの団体のスタッフとして地元の方々や現地の学生と一緒に運営を頑張っています。地元の方々や現地の学生と一緒に協力しながら過ごす時間がとても温かくて楽しい大好きな時間です。

 

とても充実した秋学期が終わり、冬休みに入りました。秋学期に履修していた授業の最終課題を進めながらも楽しみたいと思っています。私はシェフィールドに着いてからシェフィールド以外の地域に行ったことがなく、冬休みの時間のある時にシェフィールド以外の地域も見てみたいと思っています。

 

私がこうして留学生活を送れているのは、教英の先生方、友達、家族の支え、応援があってこそです。本当に日々感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

私の留学は20266月までなので、残りの半年も今やっていることを継続して頑張りながら、様々なことに挑戦し、経験して学んでいきたいと思っています。

 

 

 

充実した生活を送ることができているとのこと、とてもうれしく思います。残りの期間もいろいろなことに積極的に参加してもらえたらと思います!

 

なお、今回の記事を書いてくれた学生は、1年生の時から綿密に留学の準備を進めてきました。イギリスには10か月ほど滞在する予定なのですが、4年間で大学を卒業する予定です(卒業時期の延長なし)。教員免許などもばっちり取得しての卒業となります。このように、教英では1年近くに及ぶ長期留学を行っても、4年間で卒業できる仕組みを作っていますので、安心して留学に挑戦できます!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について学んでみませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に学べるのを楽しみにしています!

 

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)


【シェフィールドのシティ・センター】
 

【授業が行われている建物の1つ】


【シェフィールド大学の図書館】


【フル・イングリッシュ・ブレックファースト】

【ステーキ・アンド・エール・パイ】

【クリスマス・パーティーの様子】

2025/12/23

教英OBの新美徳康さんが全国英語教育学会学会賞(学術奨励賞)を受賞しました!

教英OBの新美徳康さんが、教英在学中に執筆し、全国英語教育学会の学会誌に投稿した論文が学会賞を受賞しました。新美さん、誠におめでとうございます!今回、新美さんに記事を寄せてもらいました。

 

 

 

この度、英語全国英語教育学会誌(JASELE Journal)に掲載された論文、Developing computer-based testing of integrated reading-into-writing skills for Japanese EFL junior high school studentsが、全国英語教育学会学会賞(学術奨励賞)を受賞しました(https://www.jasele.jp/award/)。このような名誉ある賞を受賞でき、大変うれしく思っております。この論文は私の博士論文の一部を再構成したものです。論文では、評価のトレンドが成績をつけるための総括的な評価から、学習を促す評価へと移り変わってきている背景を踏まえ、コンピュータの特性を生かした評価方法を開発し、その有効性を検証した結果を報告しています。まだまだしっかりと研究を始めて数年ほどしか経っていませんが、振り返ってみると、以下の4点を主に意識して、よりよい研究を行おうとしていたと思います。①社会的、学術的に重要な研究テーマであること(社会貢献、理論貢献)、②研究デザインや分析方法が妥当であること、③丁寧な分析と記述がされていること、④研究に発展性があること。まだまだ私自身十分にできていないことが多いですが、児童生徒の英語学力向上に貢献する英語教育研究を行っていきたいと思います。

 

 

 

全国英語教育学会は国内の英語教育関係の学会の中で最も有名な学会で、その学会が発行しているJASELE Journal(以前はARELEという名前でした)はとても権威ある雑誌です。新美さんの論文は、今年発行された第36号に採択された論文の中で最も高い評価を得たため、今回受賞となりました。教英スタッフとして、とてもうれしいです!現役の教英生も今回の受賞に続いてどんどんと学会活動を進めていってもらえたらと思います。教英スタッフもしっかりサポートしていきたいと思います!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について研究をしてみませんか。教英では、研究テーマや研究方法は学生が自由に決めることができます!スタッフが研究テーマに沿ってアドバイスしますので、安心して自分の関心に沿った研究を行うことができます!王道研究、中間領域的研究、マイナー領域研究、新しい研究、いずれも大歓迎です!今回の新美さんの研究は、王道研究での受賞でした。

 

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

新美さん、今回は誠におめでとうございました!

(表彰状の写真もいただきました!おめでとうございます!)


2025/12/09

卒業論文中間発表会を行いました!

随分と時間が経ってしまったのですが、3年生と合同で11月に卒業論文中間発表会を行いました。管理人のゼミは、今年は総勢11人のゼミ生がそれぞれの興味関心に応じて個性豊かな研究に取り組んでいます。

 

【題目一覧】

Soft-CLILを用いた帯活動のデザインとその評価

・日本人英語学習者のリスニング能力改善のための活動提案

・非ネイティブ変種に見るアスペクト表現とその教育的可能性:インド英語を中心に

・恋愛リアリティーショーの会話分析に基づいた言語活動の提案

・中学生のダイグラフ発音習得における多感覚的指導の検討:ジョリーフォニックスを活用して

・高校英語教科書のコロケーション分析と指導法の提案:基本前置詞 at, in, onに着目して

・英語の相槌・応答表現におけるイントネーションの意味と指導法:中学校教科書・入試リスニング分析を通して

・処理教授を用いた受動態の指導案の提案

・人を動かす英語表現の育成:広告的手法を応用した発信型英語授業の提案

・日本人サッカー競技者(学生)が海外で活躍する上で必要なサッカーに特化した英語教材の分析・開発

・中学校段階におけるFocus on Formを取り入れた仮定法の導入指導についての提案

 

教英ではゼミは3年生の後期から始まります。みんながそれぞれ紆余曲折を経験しながらここまで頑張ってきました。あとは、卒業論文の完成に向けて、自身の研究成果をしっかりとまとめてもらえたらと思います!ラストスパート、頑張りましょう!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について勉強してみませんか。教英では、王道の英語教育研究から、関連学問領域(文学研究、言語学、心理学、異文化コミュニケーション研究など)の英語教育への応用研究、さらに尖ったユニークな研究まで教員がしっかりとサポートします!スタッフ一同みなさんと一緒に勉強・研究できるのを楽しみにしています!

 

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)







2025/11/17

教英教職セミナーを開催しました!

教英の毎年恒例の行事である、英語教職セミナーを開催しました。今年度は、2名の教英出身の先生と、文科省より講師をお招きし、現在の英語教育についてお話をしていただきました。コーディネーターは、松浦伸和先生にお願いしました。

 

まず、今年の3月に教英を卒業されたばかりの久保彩音先生(堺市立陵西中学校教諭)より、「教職の道を歩むあなたへ 〜試験から現場へ、学び続ける教師として〜」というタイトルでお話いただきました。教員採用試験に向けてどのように準備をしたのか、一日の生活スケジュール、研修の内容について情報を提供いただきました。そして、実際の日々の授業の様子を示してもらいながら、教材研究や受業準備をどのように行っているのかということについて具体的にお話いただきました。生徒の反応や発言を大切にしながら授業をすることを大切にされているとのことで、大学で学んだことを目の前の生徒やクラスに応じて調整していくことの難しさと面白さを日々経験されているとのことでした。また、ご自身も学び続けることを大切にされており、学び続けることで生徒も教師自身もさらなる成長をすることができるというメッセージをいただきました。

 


次に、中堅の教員として、森﨑将彦先生(大分県立上野丘高校教諭)に、「高等学校における英語授業実践教えること・学ぶこと・生きること」というタイトルでお話をいただきました。森﨑先生は、「研究」的な視点を持って日々の授業に取り組まれているまさにresearcher-teacherです。本日は、目の前の生徒の「読むこと」に関する能力の実態把握をした実践、スピーキングでも特にやり取りに関する能力の実態把握をした実践、やり取りの中でも合意形成をできる生徒を育成することを目指した指導実践、について具体的にご紹介いただきました。また、森﨑先生が授業をデザインする上で大切にされている点として、①学習指導要領をしっかりと理解した上でそれに準拠した授業にすること、②教科書はあくまでも入り口であり、それを素材として授業を展開すること(教科書「を」教えるということに終始しないようにする)、③探求的な学びの場とすること、④教師自身の思った通りの行動を生徒がすることに頼った授業になっていないか注意すること、を説明いただきました。最後に、英語教師として何歳ぐらいでどうなっていたいのか、そのキャリアに関する見通しを大学生の頃から持っておくことが大切であるというメッセージをいただきました。

 


続いて、教英生からの質問時間になりました。休日の過ごし方、生徒との距離感の保ち方などについての質問に対して、実際のところどうなのか、その実情を教えてもらいました。

 


最後に、佐藤大樹先生(文部科学省国立教育政策研究所学力調査官)に、「今、英語教師に求められる資質・能力」というタイトルでご講演をいただきました。全国学力・学習状況踏査の結果の要点を説明いただき、現在の中学生は英語に関してどのような考えを持っているのかその傾向を解説いただきました。そして、今、英語教師に求められる資質・能力として、①生徒の学習意欲を高めること、②「育成を目指す資質・能力」とは何かを理解すること、③「育成を目指す資質・能力」を高める授業を行うこと、という3項目に分けてお話いただきました。また、その中で、「コミュニケーションを図る資質・能力」、「外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方」、「コミュニケーションを行う目的や場面」、「言語活動」、など、学習指導要領の目標に出てくるキーワードがそれぞれ何を指すのか分かりやすく解説いただき、特に「読むこと」の言語活動を例として、これらのキーワードを踏まえた授業はどのようにデザインすればよいのか、その具体例をお示しいただきました。また、最後に実際に授業をデザインする上で有用な、国立教育政策研究所が提供しているリソースを紹介いただきました。学習指導要領をしっかり読み込むことの大切さに改めて気づかせていただいたと同時に(学習指導要領をしっかりと理解し、それに基づいて授業設計をして初めて、現代的な英語力を生徒に身に付けさせる授業がデザインできます)、生徒自身が力がついたと実感できる授業行うことの大切さのご指摘も強く印象に残りました。生徒は「学習意欲が高いから英語学習に取り組む」というよりも、むしろ「英語の学力が高まることで学習意欲が高まる」という傾向が強いということを教師自身が忘れてはいけないと思いました。

 




今年度も大変有意義な時間となりました。登壇いただいた3名の先生方、誠にありがとうございました。教職の面白さを教英生はあらためて感じ取ってくれたのではないかと思います。

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で英語教師や英語教育研究者を目指してみませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に勉強や研究ができるのを楽しみにしています!

 

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

2025/11/01

英語教育の最先端を知るオンラインセミナー「いち英語教師としてどう英語に向き合っているか―言語学・英語学・SLAから「what to teach」を問い直す―」は大盛況のうちに終了いたしました!

本日、英語教育の最先端を知るオンラインセミナー「いち英語教師としてどう英語に向き合っているか―言語学・英語学・SLAから「what to teach」を問い直す」を開催しました。全国から150名近くの方にお申込みいただきました。おかげさまで今年も大盛況となりました。教職を目指す高校生から現職の中高大の先生、一般の方まで広くご参加いただきました。

 

講師を務めていただいた石原健志先生には、英語学、言語学、第二言語習得論の理論に基づくことで、教材や英文、そして教え方が大きく変わってくるということを実例をもとに具体的にお話いただきました。特に、授業で扱う英文には、文法の構造(英語学)、文化や思想の背景(言語学)、学習の段階(第二言語習得論)のすべての要素が隠れており、教師はこれらの基礎理論を学ぶことで教科書を指導用の素材として見ることができるというご指摘は強く印象に残りました。ご講演では、受動態やto不定詞の文を例に、学校で生徒が学習する様々な構文はコミュニケーションの中でそれぞれどういったことを表現するためのものであるのか、このことを理論に基づきながら生徒に提示するとどのような説明になるのか、を具体的にご紹介いただきました。その説明は、文法説明のための説明というものではなく、なぜその文法を使うのか、そこにはどのような狙いや効果があるのか、ということを生徒にわかりやすく気づきを与えるもので、参加者の皆さんも多くの学びを得ることができたことと思います。

 

英語教育はついつい指導法にばかり目が行ってしまい、その指導内容について(特にそれが文法事項などの場合にはなおさら)考え直すことは少なくなってしまう傾向があるように思います。授業で取り上げる文法事項についてありきたりな説明で簡単に済ませてしまいがちです。石原先生の本日のお話は、むしろその指導内容にしっかりと向き合いながら授業準備をすることで、その指導も大きく変わってくるということを示していただきました。指導内容、特に英語そのものに向き合うことの大切さを思い出させてくださいました。

 

石原先生、貴重なご講演をありがとうございました。また、本日参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。すでに締め切られましたが、11月には広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)があります。修士課程(博士課程前期)と博士課程(博士課程後期)の入学試験は2月に行われます。教英で一緒に英語教育について学びませんか。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に勉強できるのを楽しみにしています!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(締め切りました)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 



2025/10/28

博士課程後期の学生が日本英文学会中国四国支部で研究発表を行いました!

先日高知県立大学永国寺キャンパスで開催された日本英文学会中国四国支部第77回大会で博士課程後期の形山さんが研究発表を行いました。「教英なのに日本英文学会?」と不思議に思われるかもしれませんが、実は英語教育に関する研究発表は英語教育関連学会だけでなく、英語や教育、心理学などに関わる様々な学会で広く募集されています。大学院生は、英語教育研究に専門的に取り組んでいる学会だけでなく、自分の研究テーマに応じてその他の学会でも研究発表を行います。形山さんは文学を使った英語教育研究を行っているので、今回は英文学会での研究発表に申し込みをしました。

 

今回、形山さんに、ブログ用に記事を書いてもらいました。


 

日本英文学会中国四国支部第77回大会に参加して

みなさんこんにちは。教英の博士後期課程に所属しております、形山 羽奈と申します。この度、20251024日・25日に高知県立大学で開催された日本英文学会中国四国支部第77回大会に、発表者の一人として参加いたしました。

本学会は、英文学や英語教育に関する知の創造を目的として毎年開催されており、研究者による成果発表が行われます。今年度の大会でも、文学作品に対する新たな解釈や、文学を教育に導入するための方法論の共有など、多岐に渡る発表が行われました。

私は、文学作品の中でも特に英語詩に関心を持っており、複数人で英語詩を読解することの意義について研究しています。今回は、研究の現時点で得られた成果を発表しました。歴史ある本学会で発表させていただくのは今回で3度目となり、こうしてまた学ばせていただけたことに深く感謝しています。やはり発表は緊張しましたが、質疑応答で得た指摘や他の先生方の発表を聞くことで、新しい視点や改善点に気づくことができました。

今年度から、私は常勤教員として勤務する一方で、博士後期課程の学生として研究を続けています。授業と研究の両立は決して容易ではありませんが、その分学びや楽しさも大きくあります。教英の先生方からのご指導やゼミ生のサポート、勤務先の先生方のご理解に支えられながら、充実した生活を送っています。

今回の発表を通して、学会発表や授業、論文執筆を継続的に行われている先生方のすごさを改めて実感しました。多忙の中でも研究を続け、成果を社会や教育に還元し続ける姿に感銘を受け、自分はまだまだだなと感じると同時に、さらに成長していきたいと思いました。

参加を終えて、この道を進むきっかけとなった出会いを思い出しました。修士課程時代、小野先生の授業で導入された『英語科学論文をどう書くか』(保田幸子著)の一節です。

~科学論文は、研究者同士のコミュニケーションのツールである~

この言葉に、当時の私は大きな衝撃を受けました。論文というと、結果を記録するものという印象が強かったからです。しかしこの一節を読むことで、論文は単なる記録ではなく、研究者同士が知識を共有し、議論を深め、新しい知を生み出していくための手段なのだと理解しました。

これまでの私は培われてきた知識を享受することの方が多くありましたが、これからは自ら多くを発信できる「研究者」を目指し、さらに精進してまいります。今回の学びを糧に、英語詩を通した英語学習の可能性をさらに深め、授業や研究に具体的な形で還元できるよう、成長していきたいと思います。



 

教英の特に博士課程後期では、大学などで常勤の教員として勤務しながら研究を続けている学生が多く在籍しています(通称、「社会人院生」)。社会人院生は、博士課程後期には最長で9年在籍(休学を3年した場合)でき、日頃の業務をこなしながら自分のペースで研究を進めることができます。通常でれば、3年で博士課程後期を終えるのですが、9年在籍しても学費は変わりません。つまり、3年分の学費を9年に分けて支払うというイメージです。このことによって、社会人院生も仕事をしながら安心して博士論文に取り組むことができます。

教英ではこれから以下の行事があります。研究指導に関するサポートも整っていますし、院生はみなしっかりと博士号を取得して教英を修了しています。みなさんも一緒に教英で学びませんか。みなさんと一緒に研究できることを楽しみにしています。

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2025111日(土)にホームカミングデーの1企画として、1730分から19時まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は1029日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 


2025/10/10

教英に山内優佳先生が新たに着任されました!

 10月1日より、教英に英語教育学をご専門とされる新しい先生が着任されました!今回、着任に際して、ブログに記事を寄せてもらいました。


こんにちは。10月1日付で教英に着任しました、山内優佳と申します。ちょうど20年前は教英の学部1年生でした。長い(?)時を経て、教員として帰ってまいりました。英語教育学概論Ⅱ、英語教材構成論といった授業を担当予定です。

私自身が興味を持っている研究のテーマは主に学習者に焦点を当てたものです。英語を学ぶ生徒さん・学生さんたちの情意面や、使用する学習方略に関心があります。多様な生徒がいる教室において、「全員の英語力が劇的に伸びる唯一絶対の指導法」は、残念ながら存在しません。一方で、「個に応じた指導」をしたいと思っても、ひとりの指導者が40人40色の生徒に個別対応することは不可能です。指導者はいろいろな指導の引き出しを持っていて、抑えておくべき大原則のようなものを軸にしながら、相手や場面に応じた技を使い分けています。それが、教育の難しさでもあり、面白さでもあります。教室にどのようなタイプの生徒がいて、どのような先生がいて、どのような指導が行われることで英語力が伸びるのかという観点で研究をし、教英の学生の皆さんにも還元できればと思います。

本格的に授業やゼミを受け持つのは2026年度からとなります。皆さんと、授業や研究の場でお会いできることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。


山内先生の授業や研究指導が本格的に始まるのは来年度からとなるのですが、とても待ち遠しいですね!ますます教英は盛り上げっていきます!


教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について研究をしてみませんか。王道の研究からマニアックな研究、尖った研究などいずれも大歓迎です!みなさんと一緒に学び、研究できるのを楽しみにしています!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2025111日(土)にホームカミングデーの1企画として、1730分から19時まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は1029日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。



教英3年生がイギリスのシェフィールド大学に留学中です!

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。   現在、教英 3 年生がイギリスに長期留学中です。この度、その学生に留学生活の様子を伝えてもらう記事を書いてもらいました。記事の最後には現地の様子を伝える写真もあります!       ...