広島大学教育学部では、中高の教員免許を取得する人は3年次に教育実習に行くカリキュラムになっています(高校の免許だけを取る人は4年次に教育実習に行きます)。それに先立って、そのおよそ1年前に附属学校を2日間訪問し、教育実習を行っている3年生の先輩に「くっつい」て、教育実習を体験する教育実習観察という授業が設けられています。この授業は、「教育実習の様子を知る」ことと、「1年後の教育実習に向けて自身の課題を見つける」ことを大きな目標としています。今回、教育実習観察へ行く2年生を対象に、ガイダンスを行いました。
教英では、教育実習観察への参加あたりから、一気に専門的な学びが本格化していきます。1年後の教育実習本番に向けて、しっかりと準備をしていきましょう!
(みんなスーツで臨んでます!)
なお、教英をはじめ広島大学教育学部では教育実習についてはとても手厚いカリキュラムが組まれています。
1年前期:教育実習入門
大学へ入学してまだ間もない時期ですが、附属を訪問し、高校時代まで受けてきた授業を教師の視点から眺めることを学びます。
2年夏休み:教育実習観察←今回のガイダンスはこれ!
1年後に教育実習に行くことになる2年生が、3年生が教育実習を行っている時期に2日間附属を訪問し、先輩の教育実習の様子を見学します。
3年前期:教育実習指導←前回のブログはこれ!
教育実習本番に向けての事前指導になります。1つの附属を3日間訪問し、授業の観察や分析の仕方、教材研究の留意点、指導案の書き方や評価の仕方について、具体的に学びます。
3年夏休み:教育実習(中学校と高校の免許を両方取る人)
附属へ行き、実際に授業を5時間ほど行います。2つの附属でそれぞれ2週間、合計で4週間の教育実習を行います。
4年前期:教育実習(高校の免許のみを取る人)
1つの附属へ行き、2週間ほど教育実習を行います。ただ、教英では中学校と高校の免許を両方取る人がほとんどなので、ほぼ全員が3年生の夏休みに教育実習に行きます。
4年夏休み:小学校教育実習
教英では1学年で5名程度という制限がありますが、小学校の免許を取得することもできます。小学校の免許を取る人はこの時期に2週間ほどの教育実習を行います。
4年後期:教職実践演習
教育学部での4年間の学びを総括し、これから教師になる上で、どのようなことをさらに学ぶことが必要であるのかを考えます。
教英では、これから以下の入試関連行事があります。英語教師になることを目指して頑張っている仲間や先輩と学び合いながら、英語教師を目指してみませんか。みなさんと一緒に勉強できることをスタッフ、在学生一同楽しみにしています!
9月:大学院入試(博士課程前期)
11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)
2月:前期日程入試(学部入試)
2月:大学院入試(博士課程前期・後期)