2016/08/27
「大学入試改革のゆくえ ― これからの高等学校教育が目指すもの」のセミナーが終わりました
本日、広島大学教育学部・大学院教育学研究科主催の2016年度高等学校教員のための指導力向上セミナーが開催されました。テーマは「大学入試改革のゆくえ ― これからの高等学校教育が目指すもの」でした。
活字からでは得られない機微がわかる貴重な機会でした。
文部科学省のお話からは、国という巨大で複雑な制度の中で教育政策を定める困難さと、その中でもとうとしている見通しを得ることができました。
広島大学入学センターのお話からは、大学入試をめぐる実態を知ることができました(大学人である管理者にも勉強になる話でした)。
高校の実践の話からは、日本の教師の優秀さを改めて知る思いでした。やはり教育改革の成功は、優秀な教員あってこそです。
大学研究者の話からは、大局的にそして批判的に物事を見ることの大切さを改めて教えられました。実務に追われる教育界ですが、やはりこういった視点は重要です。
会場には卒業生も来ていました。元気な姿を見れることは嬉しいものです。
広島大学教育学部・大学院教育学研究科は、社会貢献の一環としてこのセミナーを毎年開いております。高等学校教員の皆さまにとって有益な情報を提供できる機会にしたいと思っております。
来年もまた開催しますので、ぜひご参加ください。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
教英教職セミナーを開催しました!
先日、教英の恒例行事である教職セミナーを開催しました。これは、新人とベテランの現職の中高英語教員の先生に来ていただき、現場の様子や日本の英語教育政策の今とこれからについて、教英生にお話いただくという企画です。今回は学部 1 年生から大学院生まで、現役教英生が参加し、貴重なお話を聞...
-
アメリカのフロリダ州にあるウォルトディズニーワールドでキャストをしながら留学している教英 4 年生に生活の様子を記事にしてもらいました。ディズニーランドで働きながらの留学なんて、まさに「夢」のような話です! 現在、私はアメリカ・フロリダ州の ウォルトディズニー...
-
以下は「学術文章の書き方とその指導法」(広島大学のすべての研究科の大学院生に開かれた授業)を聴講したある教英院生による文章です。「赤ずきん」の例が面白く、皆さんにも(小)論文執筆の際の情報選択の重要性が直観的にわかっていただけるかと思い、ここに掲載します。 *...
-
以下は、この夏に国際学会で発表をした IK 君 (修士課程二年生) の文章です。 ***** 2017 年 7 月 13 日から 7 月 15 日に、インドネシアのジョグジャカルタで開催された「 ASIA TEFL 2017...
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。