7/31(日)の学会の「実践研究発表」を主催した樫葉みつ子先生より感想をいただきましたので、ご紹介いたします。このセッションでも、一方的な「発表-傾聴」の形にせず、発表の後に参加者同士で語り合った後で、積極的に質問をして、コミュニケーションを深めるという形を取りました。
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大学内で実践研究発表を聞く機会は大変貴重ですので、課題意識をもって実践を行っている卒業生・修了生と聴衆とが、知恵や熱意を交流させる場にしてもらえたらと思っていました。
期待以上の充実した会になったのは、発表内容のすばらしさに加えて、学部生・院生からの積極的な質問のおかげです。本質をついた質問と納得のいく回答があんなに行き交うなんて。「みんないい先生になってね。」と、進行を忘れて、心の中で声援を送っていました。
発表してくださった藤本裕佳里先生と二川敬伍先生、ご参会の皆様、本当にありがとうございました。
樫葉みつ子
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管理人のYも、発表してくださった二名の先生方の自己分析の確かさと、何人もの学部生や院生が積極的に質問する姿に正直感銘を覚えました。
一昔だったら、このような発表では若手実践者が恐る恐る発表し、そこに「やり手」と評される中堅どころが鋭利な質問を投げかけ--しばしば「切る」というメタファーが使われました--、最後に大御所がまとめると後は一同礼をして終わりといったパターンが多かったものです。ですが、今回の学会ではそのような雰囲気は完全に払拭され、若い人も臆せずに、経験豊かな人も偉ぶらずに、学会全体でコミュニケーションが深められたのではないかと自負しています。
このような語り合う文化を今後も育てたいと思います。
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