2016/08/25

大学の留学制度を利用して英国に行く学部2年生のFさんの手記


広島大学の留学制度を利用して英国に行く学部2年生のFさんに文章をまとめてもらいました。出発前の忙しい中、文章を書いてもらったFさん、ありがとうございます。留学の成功を祈っています。

広島大学で留学を考えている皆さん、この手記を参考にしてください。




*****

9月から1月までの5ヶ月間、広島大学の短期交換留学プログラムHUSAを利用して、イギリス・ウェールズのカーディフ大学現代外国語学部に1セミスター留学します。

  教英にもイギリスへ1セミスター(2年前期)留学するプログラムがあります。まずはじめに、なぜ私がHUSAをあえて選んだかをお伝えしたいと思います。

第1にあるのは金銭的な問題です。HUSA は広島大学の学費を納めていれば、留学先の大学に学費を納める必要はありません。さらに、給付型の奨学金も豊富です。ちなみに私は広島大学教育支援研究財団から奨学金を受給することが出来ました。これらの点が私がHUSA での留学を決意した大きな要因です。

第2にあるのは自分をとりまく留学中の環境です。せっかく留学するのだから、様々な国から学びに来る留学生と一緒に勉強し、とことん英語漬けの生活を体験したいと思いました。なるべく日本人が少ないという点を重視しました。そのため、あえて募集人員が1人のところを選択しました。 
続いて、なぜ私がイギリス留学を決意したかについて触れたいと思います。高校時代から大学生になったら、留学したいという思いがありました。年の近い留学生と話すことで自分の世界を刺激し広げ、様々な角度から物事を捉え思考することができるグローバルな視点を手に入れたいと思うからです。また、総合的な英語力向上に留学は不可欠だと感じているからです。イギリスはずっと行きたかった憧れの国というのも大きな理由の1つです。さらに、4年間での卒業と教員免許取得を考慮したので、2年後期の留学となりました。

HUSAは自分で手続きを行わなければいけませんでした。留学先が決定し、現地のコーディネーターからメールが届いた瞬間から全て自分の力で行わなければいけません。VISAや住まいの申し込み、飛行機のチケットの手配など全て自分で行います。私は何をするにも今まで人任せでした。そんな自分を留学前の準備を通して、少し変えられた気がします。自分の力で出来たという経験が自信に繋がりました。

出発が刻一刻と近づく中、不安と期待で胸がいっぱいです。初めて1人で国際線を乗り継ぎスキポール空港で一夜を過ごす、海外で初めて住まいを探し契約するなど、不安要素は数え切れません。しかし、それと同時に憧れの国イギリスでの新しい生活が楽しみで仕方ない自分もいます。語学能力試験のスコアが伸びるなどの目に見える能力だけでなく、精神力や生きた英語力などの目に見えない能力を留学中に培いたいと思います。私の留学を日本から応援し、支えてくれている方々への感謝を忘れず、5ヶ月間を有意義に過ごしたいと思います。

*****



広島大学の主な留学プログラム




0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

教英教職セミナーを開催しました!

先日、教英の恒例行事である教職セミナーを開催しました。これは、新人とベテランの現職の中高英語教員の先生に来ていただき、現場の様子や日本の英語教育政策の今とこれからについて、教英生にお話いただくという企画です。今回は学部 1 年生から大学院生まで、現役教英生が参加し、貴重なお話を聞...