2026/09/18

教英・グローバルコモンズ共催イベント 大学院生が登壇

 

2026年7月16日、教英と教育学部グローバルコモンズの共催で下記イベントが開催され、M1の上原壮司さんがパネリストとして登壇しました。




以下、上原さんからの報告です。
======
7月16日に教英とグローバルコモンズの共催で開催されたパネルディスカッション「Approaches to Inquiry-based Learning in Japan: Insights from International Baccalaureate (IB) and Super Science High School (SSH) Programs」にパネリストとして登壇する機会をいただきました。イベントでは、IBやSSHといった探究型学習の実践について、学校現場で活躍されている先生方や教育関係者の方々とともに議論を行いました。

私は、文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校である神戸市立葺合高等学校の卒業生という立場から、「From Inquiry to Research: My Journey as an SGH Student」と題して、自身の経験を紹介しました。発表では、SGHで取り組んだ探究活動や研究プロジェクトを振り返りながら、それらの経験が現在の研究活動にどのようにつながっているのかについてお話ししました。

今回のイベントで特に印象的だったのは、登壇者それぞれが異なる立場から探究学習について語っていたことです。SSH校で実践を行う教育者、IB校のコーディネーターや学校管理職、そして探究学習を経験した学習者というように、多様な視点から意見が共有されました。同じ「探究学習」をテーマとしていても、その捉え方や実践方法にはそれぞれ特徴があり、大変興味深く感じました。

また、パネルディスカッション終了後も、多くの参加者が会場に残り、登壇者との間で活発な質疑応答や意見交換が行われていたことが印象に残っています。探究学習の実践や評価、学校現場での課題などについて様々な質問が寄せられ、予定された時間が終わった後も議論が続いていました。それだけ多くの方々が探究型学習に関心を持っていることを実感するとともに、私自身にとっても新たな視点や学びを得る貴重な機会となりました。

特に、学校種や教育プログラムが異なっていても、「学習者自身が問いを立て、その問いを探究しながら学びを深める」という点は共通しており、探究学習の本質について改めて考えるきっかけとなりました。今回の経験を通して、探究学習が単なる教育実践ではなく、その後の学びや研究活動にもつながる重要な経験になり得ることを再認識することができました。
======

高校時代の学びが確固たる土台になっていることも重要ですが、常に意欲的に学び続ける上原さんの姿勢に、教員も刺激をもらっています。報告ありがとうございました!

―――――
★入試関連情報★

今年度の入試情報が公開されています。
教英で一緒に英語教育について学び、研究してみませんか。

  • 学部入試(詳細はこちら
    • 入学者選抜に関する要項、広島大学光り輝き入試の要項が公開されました
  • 大学院入試
    • 博士課程前期:9月入試は終了しました。
         2月入試について、現在は旧情報が掲載されています。
    • 博士課程後期:現在は旧情報が掲載されています。

なお、教英ではホームカミングデーの企画として英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

2026/09/10

共同ミニ研究発表会(3年次開講「英語教育研究法」)

前期に開講した授業のご紹介です。


8月上旬、3年生の授業「英語教育研究法」の最終課題として、「共同ミニ研究」発表会を行いました。

興味関心に応じて7つのグループ(英語教育系、文学系、英語学系など)にわかれ、それぞれのテーマについて文献研究や調査を行いました。


受講生の藤井さんに、共同ミニ研究発表会の様子をレポートしてもらいました。

=======

3年生が受講している英語教育研究法という講義で共同ミニ研究会が行われました。

この講義では、後期以降のゼミ配属のために、英語教育に関する研究分野のことを知り、それらをどのように研究していくのかを学ぶことが目標となっています。

この講義の後半では、我々受講生を共通する研究テーマごとにグループ分けし、そのテーマについて研究する時間が設けられ、最終回では、その研究成果をプレゼンするミニ発表会が行われました。

講義中にグループワークの時間が与えられ、受講生同士でデータ収集をしました。英語長文の読解、英語による質疑応答、アンケートへの回答など、各グループが試行錯誤して研究している様子を見て、研究の難しさと奥深さを少しですが体験することができたと思います。

最終回で行われたミニ発表会では、それぞれ持ち時間を12分程度として成果発表と質疑応答を行ったのですが、やはりどのグループも短い期間ながら面白い成果報告をしていました!

ここからは各グループのざっくりとした研究内容と、僕の個人的な感想や学んだことについて書きたいと思います!


〇グループ1
信頼できない語り手から英語の学びは得られるか?

僕の属するグループ1では、英語文学についての研究を行い、カズオ・イシグロ氏の著作「A family supper」をテーマに、文中において意図的に情報を隠していたり、読者に情報を提供しない「信頼できない語り手」という概念から英語長文の読解につながる「読むことの難しさ」などについて考察しました。

同タームに開講されている「英語教育と英語文学」という講義で取り扱われた「A family supper」を再び自分たちの手で見つめ直そうと思い、何度も何度も読み直しては文章中の表現について話し合うのを繰り返していたのですが、書き手の意図と読み手の意図を十分に擦り合わせた上でどう教育に落とし込むかを考えるのはとても大変でした…


 〇グループ2
英語学習者の意見表明における確信度と表現選択

グループ2では、英語教育において文法・語彙だけでなく、場面や意図などに応じた表現選択の育成が重要視されているという考え方から、日本人の英語を学習している大学生と英語母語話者を対象にアンケートを行い、I think や I agree などといった自身の意見を表明する際に用いられる表現を確信の度合いから分析することで、日本人英語学習者が英語を用いて意見を表明する際にどのような特徴が見られるのか、またその特徴から表現選択および意見文などにどういった指導ができるのかを考察する実験が行われていました。

経験上、自分の意見を書く課題で真っ先に思いつくのはI thinkです。自分の意見に対する確信の度合いが関係することを意識せず使っていたように思います。使える英語表現の幅を広げて、もっといろいろな言い回しができるように勉強を重ねていきたいと考えさせられました!


〇グループ3
スキーマ理論における前提知識の事前提示が読解成績に及ぼす影響

グループ3では、読解力の育成が重要とされる英語教育において、未知語や内容理解に対する心理的負担を抱える学習者の悩みに対し、既有知識や背景知識の枠組みであるスキーマを軸に、事前に提示されるスキーマ情報量が英文読解の正答率に与える影響を検討する研究が行われていました。

これによって、授業前・活動前の効果的な事前活動の設計に示唆を与えるとともに、英文読解への応用が期待されるとのことで、学習者のワーキングメモリの負荷軽減や速読・読解効率の向上が望める有意義な研究であると思いました。語注など、教材を作成・活用する際にも参考にしたい視点です。


〇グループ4
教員養成課程における大学での「学び」と教員志望度の変化

グループ4では、令和六年度教員採用試験の受験者数が大幅に減少したという事柄から、広島大学教育学部第三類英語文化系コースにおける教員志望度の変化とその要因を調査し、教員志望度の変化の要因をカテゴリー化することで、教員志望者数減少の背景にあるその要因を突き止め、解消への示唆を行うという研究が行われていました。

志望度の変化や心変わりの要因が明らかにされることで、同じ志を持って切磋琢磨してきた仲間たちがどのような考えや悩み、葛藤をもっているのかが少しですが明らかになったような感じがしました!


〇グループ5
ペアワークにおける積極性の妨げに対するジェンダーの熟達度の影響

グループ5では、学習指導要領に記載されている、『「やり取り」や「即興性」を意識した言語活動が十分ではない』という課題に対して「主体的・対話的で深い学び」が重視され、ペアワークを取り入れた授業が行われている現状に対し、実際にはペアワークに対して消極的になる生徒も見られるという観点から、中学校・高校の授業内ペアワークに積極的に参加することができていなかった生徒の実態及び要因を、ジェンダーと熟達度の影響とともに明らかにしようとする研究が行われていました。

ペアワークに抵抗感をおぼえる人・そうでない人でどのような違いがあるのか、性差や英語に対する理解度・熟達度が抵抗感にどのように影響を与えているのかを理解することで、それを取り除けるような導線の敷き方、指示の出し方などを考察することができる、将来多くの先生・生徒にとって役立つ研究だと考えました!


〇グループ6
母語によるフィラーの使用がスピーキングタスクにおける発話量とスピーキング抵抗感に及ぼす影響

グループ6では、即興会話への強い抵抗感・「しっかり内容を考えて話したい」という試行時間の欲求・発話への躊躇や過度の沈黙による発話機会の減少といったスピーキングにおける課題に対し、無意識のうちに発される母語でのフィラーが心理不安を低減しようとしているのかということを明らかにする研究が行われていました。

英語での発話を行う際、「どうしても英語で言えない…!」という瞬間に直面すると思うのですが、無意識のうちに発される母語のフィラーが初期英語学習者にとってはスピーキング不安の軽減に繋がるかもしれないという知見を得ることができました!


〇グループ7
現行中学校検定英語教科書における国と地域名の使用状況調査

最後に、グループ7では、中学校学習指導要領の外国語科の目標及び内容において「外国語の背景にある文化に対する理解を深め,聞き手,読み手,話し手,書き手に配慮しながら,主体的に外国語を用いてコミュニケーションを図ろうとする態度を養うこと」が示されていることを背景に、英語教科書の分析を行っていました。教科書は言語知識だけでなく異文化理解を促す教材として重要な役割を担う一方で、教科書内で扱われる国や地域には、教科書会社ごとに取り上げ方の違いや偏りが存在する可能性があります。現行中学校検定英語教科書における国と地域名の使用状況を調査し、その特徴や傾向を明らかにすることで、各教科書がどの程度異文化理解に配慮した内容となっているのかを分析し、学校が教科書を採択をする際、そして保護者や生徒が学校で使用する教科書の特徴を理解する際の資料とするための研究でした。

英語の教科書、および授業では「英語」を取り扱うという点から国際交流や異文化コミュニケーションに重きを置いた内容が多く掲載されているため、その中でも特にどの地域・国にスポットが当たっているかを知ることで、特定地域に対しての内容の深掘りを可能にするだけでなく、触れられていない国と地域についても視野を広げることのできる示唆に富んだ研究だと思いました!


どのグループも様々な切り口から研究を行っており、一人では思いつきもしないようなアイデアの溢れる研究成果発表だったと思います!この経験が今後、卒業論文執筆や自分の関心のあるテーマについての研究に多いに役立っていくと確信しています!

=======


藤井さん、詳細なレポートをありがとうございます!
授業まとめのレポートにもなりそうな大作、感謝…(ブログ管理人)


先週、ゼミの配属が決定しました。この授業で学んだことを、それぞれの研究に活かしてほしいと思います。


★入試関連情報★

今年度の入試情報が公開されています。
教英で一緒に英語教育について学び、研究してみませんか。

  • 学部入試(詳細はこちら
    • 入学者選抜に関する要項、広島大学光り輝き入試の要項が公開されました
  • 大学院入試
    • 博士課程前期:9月入試は終了しました。
         2月入試について、現在は旧情報が掲載されています。
    • 博士課程後期:現在は旧情報が掲載されています。

なお、教英ではホームカミングデーの企画として英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日  時:2026年11月7日(土)17:30~19:00
申込締切:11月4日(水)こちらからお申し込みください

2026/08/25

令和8年度英語教育オンラインセミナーの詳細が決まりました(申込期間開始のお知らせ)

毎年好評いただいている本企画(「英語教育の最先端を知るセミナー」)ですが、今年度の詳細が決定し、申込期間を開始いたしました。今年度は、安木真一先生(京都外国語短期大学教授・京都外国語大学大学院教授)を講師としてお迎えします。以下のテーマでご講演をいただきます。

 

「スローラーナー」に寄り添う英語授業:つまずきを手がかりにした授業づくり

 

2026117日(土)(広島大学ホームカミングデーの初日です)に1730分から19時までオンラインにて開催予定です。今年度も夕方の時間帯の開催となりますので、ご注意ください。本企画は、広島大学ホームカミングデーの中の広島大学教育学部英語文化教育学プログラムの企画として実施されます。

 

昨年度も英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広い方にご参加いただきました。今年度も多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

申込期間は114日(水)までとなっております。今年度も皆様と英語教育について一緒に考える時間を共有できますことを楽しみにしています。



★入試関連情報★

今年度の入試情報が公開されています。

教英で一緒に英語教育について学び、研究してみませんか。


学部入試(詳細はこちら

 ・入学者選抜に関する要項、広島大学光り輝き入試の要項が公開されました

大学院入試

 ・博士課程前期9月入試の出願期間は終了しました

 ・博士課程後期:現在は旧情報が掲載されています。

2026/08/08

オープンキャンパス

 オープンキャンパスにて、プログラムごとの企画にご参加くださった皆さま、ありがとうございました。



教英の部屋では、英語の授業に欠かせないコミュニケーション活動を体験しながら、(英語)教師という仕事について知ってもらいました。

教師という仕事について


大学生から、教英での学生生活の紹介
 参加者同士、英語で会話


模擬授業(異文化理解)

※今回進行や模擬授業をしてくださったカビール先生の授業は、広大名講義100選のページでも紹介されています。

参加当初は緊張していた方も多かったと思いますが、コミュニケーション活動の体験や模擬授業内の活動に取組み、笑顔(と、解説や説明に対しては真剣な表情)にあふれた2時間となりました。スタッフとして参加した大学生も、未来の後輩(?)と交流できてうれしそうな様子でした。

改めて、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

★入試関連情報★

今年度の入試情報が公開されています。
教英で一緒に英語教育について学び、研究してみませんか。

  • 学部入試(詳細はこちら
    • 入学者選抜に関する要項、広島大学光り輝き入試の要項が公開されました
    • 前期日程の情報は、例年11月頃公開されます
  • 大学院入試

2026/08/06

大学院生 国際学会への参加

広大は8月4日で前期の期末試験期間が終了し、夏季休業期間に突入しました。

大学や院生、教員はこれから夏の学会シーズンとなりますが、一足早く、前期のうちに国際学会への参加がありました。M1の上原壮司さんに、参加レポートを提出してもらいました。

========

この度、6月11日から6月14日にかけてソウル国立大学で開催されたWorld Creativity Conference 2026(以下、WCC)にて、ポスター発表の形式で自身の研究を発表させていただきました。実際に現地で国際学会に参加し発表するのは今回が初めてだったため、緊張や不安もありましたが、結果として非常に実りのある4日間となりました。様々な視点からのフィードバックや共同研究のお誘い、学会誌への論文投稿に関するお話など、国内の学会ではなかなか得られない貴重な機会を数多くいただくことができました。本記事では、4日間の学会での出来事や学びについてご紹介できればと思います。




私の研究では「創造性(Creativity)」という概念を中心的に扱っています。非常に単純化して説明すると、創造性は、①アイデアを数多く生み出す力と、②生み出したアイデアの中から適切なものを選び出す力の二つから構成されると、多くの創造性研究で定義されています。私は、この創造性という概念が英語学習、特にスピーキング能力の向上に活かせるのではないかという仮説のもと、様々な視点からその可能性を検討しています。


今回参加した学会は、その名の通りCreativityを主たるテーマとする学会であり、英語教育や言語教育分野の参加者は多くありませんでした。これまでにも学会発表を行う機会はありましたが、「自分の研究テーマの中心にある創造性そのものを扱う学会には参加したことがない」と気づき、普段身を置いている英語教育研究の文脈から少し離れた場で知見を得たいと考えたことが、今回参加したきっかけでした。


学会では4日間にわたり研究発表が行われ、各日3回程度のKeynote Presentation(招待講演)も実施されていました。発表は部屋ごとにテーマが分かれており、参加者が自分の興味に応じて発表を聞きに行くスタイルでした。私は個人的に認知科学や脳波研究、神経科学に関心があったため、それらの分野の発表を中心に聴講しました。


そこでまず実感したのは、世界レベルの研究の質の高さでした。研究設備や機材だけでなく、研究の着眼点や手法も非常に洗練されており、どの発表も大変刺激的でした。実は私の発表は3日目だったため、最初の2日間で世界レベルの研究に触れ続けた結果、自信を失いかけた場面もありました。しかし、それほどまでに多くの発表が印象的だったとも言えます。また、研究そのものの質に加えて、発表者のプレゼンテーション力にも大きな刺激を受けました。私が見た発表者の多くは会場内を歩き回りながら聴衆に問いかけ、聴衆も積極的に反応するなど、非常にインタラクティブな雰囲気で発表が進められていました。質疑応答も活発で鋭く、「自分が発表者だったら答えるのに苦労しそうだ」と感じるような難しい質問も数多く飛び交っていました。研究者同士によるフラットかつアカデミックな議論を目の当たりにし、研究内容だけでなく発表技法の面でも多くの学びを得た4日間でした。


そうした世界の創造性研究に触れた後、いよいよ私自身の発表当日を迎えましたが、こちらもまた驚きの連続でした。これまで私が参加した学会のポスター発表では、発表者が決められた時間帯にポスターの前に立ち、その時間は参加者全員がポスター会場で発表を聞くという形式が一般的でした。しかし、今回のWCCでは、朝にポスターを掲示した後は一日中そのまま展示し、興味を持って見ている方を見かけたら自ら声をかけて説明するという形式が採用されていました。


そのため、ポスターの前に常駐していない発表者もおり、非常に自由度の高い発表形式でした。有難いことに、私のポスターには常に見学者が訪れてくださり、多くの研究者の方々から貴重なコメントをいただくことができました。ポスター発表の運営方法の違いによるカルチャーショックを感じるとともに、他者の発表を聞きに行きながら何度も自分のポスターに戻って説明を行うという、これまでに経験したことのない発表スタイルを体験することができました。


最後に、懇親会についても少しご紹介したいと思います。毎日18時から19時にかけてSocial Gathering Eventが開催され、多様な分野の研究者と気軽に交流する機会が設けられていました。私のポスターを見てくださった方々も多く、会場では多くの研究者から声をかけていただきました。キャリアに関する相談や投稿先ジャーナルについての助言など、多くの刺激と学びを得ることができました。また、共同研究に関するお話もいただき、今後海外の研究者と継続的に研究動向や最新情報について交流できる機会を得られたことも、大きな収穫の一つでした。


少し長くなりましたが、以上が4日間の学会で得た経験の一部です。今回このような実りある経験ができたのは、間違いなく教英の先生方、先輩方、同級生、後輩など、多くの方々の支えがあったからです。渡航前には、大学院の授業等を通して研究内容やポスターの構成について数多くのフィードバックをいただきました。英語教育分野以外の学会での発表であったため、どのような評価や反応をいただけるのか不安もありましたが、現地では多くの研究者から丁寧かつクリティカルなコメントをいただくことができました。


この場をお借りして、今回私の研究に貴重なフィードバックをくださった教英の皆様に心より感謝申し上げます。今後も様々な場面で学びを深め、教英の一員として恥じない研究活動ができるよう、一層精進していきたいと思います。


―――――

コロナ禍以降、学会の開催形式を「一部オンライン」とする学会もあり、国際学会への参加が容易な時代となりました。しかし、この度上原さんが経験したような人とのつながりや、今後の研究トピックの創発は、対面学会に参加してこそ得られたものでしょう。今後のさらなる活躍に期待しています!



★入試関連情報★

今年度の入試情報が公開されています。

教英で一緒に英語教育について学び、研究してみませんか。

  • <開催中>オープンキャンパス<開催中>
    ・8月7日(金)開催の教育学部プログラムに関する詳細はこちら
    ・一部のプログラムには予約なしで参加可能です。
  • 学部入試(詳細はこちら
    ・入学者選抜に関する要項、広島大学光り輝き入試の要項が公開されました
  • 大学院入試
    博士課程前期:9月入試の出願期間は終了しました
    博士課程後期:現在は旧情報が掲載されています。

2026/07/09

3年生 模擬授業練習会

 学部3年生が自主的な模擬授業練習会を開催しています。

立ち上げに携わったメンバー(3年生堀さん)から、会の紹介をしてもらいました。

―――――

3年生は、これまで模擬授業をする機会が十分になかったと感じており、模擬授業をする機会を確保するための自主勉強会を立ち上げることにしました。草薙先生に相談させていただいたところ、教具や教室、模擬授業や勉強会レジュメを用意していただき、実行に移すことができました。



この模擬授業練習会では以下の2つを目標にしています。

  • 夏に控えている教育実習に向けて、授業づくりや授業そのものを経験する機会を増やし、英語教師になるための力を磨く。
  • 教育実習に向けて意識を高める。

毎週月曜日の3・4コマの時間に、各週2~3人の学生が先生として準備した授業を実際に行っています。生徒役の学生は、授業を受けながら指導案や授業展開の評価を行います。模擬授業終了後、評議会を実施して改善を図っています。


教育実習が目の前の目標ではありますが、指導力・授業力を持った教師になること長期目標と捉えています。教英全体を巻き込み、全員が成長できる時間、場所にしていきたいです。

―――――

この他にも4年生は教員採用試験に向けた勉強会を行っており、学生同士の学び合いの場が脈々と引き継がれています!


★入試関連情報★

今年度のオープンキャンパスや入試の情報が公開されています。

教英で一緒に英語教育について学び、研究してみませんか。

2026/07/03

新任教員の紹介 ◇草薙先生◇

ホフム先生に続き、新しく着任されたもう1人の先生、草薙先生に本ブログ用の自己紹介をいただきました。

―――――

こんにちは。4月1日付けで英語教育方法学科目の担当教員として着任しました,草薙邦広です。

伝統と実績のある広大教英に参加することになり,とても光栄に思っています。

学部の担当科目は、「英語教育学概論I」「英語教育カリキュラム論」「英語教育評価論」「英語教育研究法」などです。

研究の専門は、英語教育に関わる「研究方法論」です。具体的にはデータ分析、心理統計法、数理モデリングの応用などを扱っています。「難解で厄介なことをしているのでは?」と思われがちですが、根っからの授業好きです。数理的な知見や技術を駆使して、いかに「現場の役に立てるか」を最優先に考えています。

専門領域は研究方法論のほか、文法指導、ICT活用、評価、テスト・質問紙・アプリ開発、そして行動変容アプローチなど多岐にわたります。目指すのは、「ちょっとスマートに授業を変えること」。ささやかであっても、シャープな教育環境改善を一緒に実践していきましょう。

学生の皆さん、私を存分に「道具」として使い倒してください。私は皆さんの成長を加速させるための装置です。成長の主役はもちろん皆さん自身ですが、そのプロセスには全力でコミットします。教英での学びを終えるとき、「思えば遠くまできたもんだ」と感慨深く振り返られるような、濃密な時間を一緒に作りましょう。

入学を希望されている皆さんにとっても、ここは劇的な成長を実感できる場所です。ぜひ、大きな期待を胸に飛び込んできてください。

教英の「成長加速装置」として、精一杯働きます。どうぞよろしくお願いいたします。

―――――

現在、大学院のゼミ(通称:特研)は実施形態を拡大して実施しており、専任教員6名が出席しています。(贅沢!!)修士・博士ともに大学院生の人数も増えて、様々な研究テーマに取り組んでいます。

今年度のオープンキャンパスや入試の情報が公開されています。

教英で一緒に英語教育について学び、研究してみませんか。

教英・グローバルコモンズ共催イベント 大学院生が登壇

  2026年7月16日、教英と教育学部グローバルコモンズの共催で下記イベントが開催され、M1の上原壮司さんがパネリストとして登壇しました。 以下、上原さんからの報告です。 ====== 7月16日に教英とグローバルコモンズの共催で開催されたパネルディスカッション「Approac...