2016/04/15

教英大学院の平野洋平さん(D3)がJ-SLA2015口頭発表賞を受賞しました

教英大学院の平野洋平さん(D3)がJ-SLA2015口頭発表賞を受賞しました

【学会名】
 日本第二言語習得学会(The Japan Second Language Association)
【大会名】
 第15回年次大会(J-SLA 2015)
【日程】
 2015年6月6-7日(発表は6日の13:05-13:35)
【場所】
 広島大学総合科学部K棟
【発表題目】
 「日本語話者英語学習者による英語結果構文の容認度に影響を及ぼす要因」
 "Influential factors on acceptability of English resultative constructions for Japanese learners of English"

(学会HP:http://www.j-sla.org/
(大会プログラム: http://www.j-sla.org/wordpress/wp-content/uploads/j-sla2015program.pdf




以下は、平野さんのコメントです。




博士課程(後期)での生活を開始した当初から、この学会での口頭発表を自らのデビュー戦にしようという目標を立てて研究を進めてきました。実際にこの学会で自身初の口頭発表をさせて頂くことができました。当時はそのことだけでもある種の達成感を感じていたほどです。初めての発表ということで、当日は緊張していることを自覚せざるを得ないほどの精神状態で、まさか自分がこのような身に余る賞を受賞させて頂けることなど予想だにしておりませんでした。しかしながら、今はこの受賞を素直に受け止め、今後の研究生活の励みにしなければという思いでいっぱいです。


この発表に至るまでにも、本当に多くの方々にお世話になりました。学術的な面では、指導教員の先生方を始め、学内外の様々な先生方にご指導をして頂きましたし、院生の皆さんにも様々な助言を頂くことができました。実験に快く参加してくださった方々のご協力なしにも、この受賞はおろか発表そのものがあり得なかったでしょう。また、日常生活においては、普段心身面でのサポートをしてくれている妻にも感謝の気持ちでいっぱいです。


私自身がこの賞を受賞させて頂いたという事実よりも、周囲にいる様々な方々にこうしたご報告ができたこと、また、その報告を周囲の方々が喜んでくださったことの方が私にとっては嬉しいことでした。お陰様で、自らの研究が少なからず有意義なものなんだなという実感を得ることもできましたし、今後ももっともっとしっかりとした研究を続けて行きたいという動機にもなりました。


今回の受賞は学会から激励の意味も込めて頂いた賞であると勝手ながらに受け止めておりますので、今後の研究生活の励みとし、今後の活動を通じて学会や第二言語習得・英語教育の分野に少なからずの貢献ができるよう、そして、周囲の方々にまた何らかの研究成果をきちんとご報告できるよう、ますます精進しようと思います。



平野洋平
広島大学大学院教育学研究科
文化教育開発専攻
英語文化教育学分野
(博士課程後期3年)

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