2016/04/06

講座主任挨拶 (小野章先生)



27名の学部生と13名の大学院生が入って来られました。
教英チームにようこそ。教英主任の小野 章(おの あきら)です。

チームワークは個の力によってこそ機能するもの。個の力を磨いて下さい。
より具体的には(A)英語力と(B)学問力を付けることです。

(A)中高の英語教員に文科省が「英検準1級以上相当の力」を求めるなら、皆さまは1級以上相当の力を当たり前のように付けて下さい。
(英検の試験勉強をしろという意味ではありません。本物のジャーナルや小説等を通して英語の4技能を向上させるように。)

(B)学部にせよ、大学院にせよ、皆さまは広大に入るために試験を受けられました。その試験には問題が書かれてありました。
しかし、究極の試験の答案用紙は白紙だと私は考えます。つまり、(1) 白紙に自ら問いを立て、(2) その問いに自ら答え、(3) そしてその答えの評価をも自ら下すことが学問力だと考えます。
となると、出発点である (1) がもっとも重要だとも言えます。「学問」は学びを問うと書きます。優れた問いを発することが出来るよう、問題意識を常に高めておいて下さい。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

教英教職セミナーを開催しました!

先日、教英の恒例行事である教職セミナーを開催しました。これは、新人とベテランの現職の中高英語教員の先生に来ていただき、現場の様子や日本の英語教育政策の今とこれからについて、教英生にお話いただくという企画です。今回は学部 1 年生から大学院生まで、現役教英生が参加し、貴重なお話を聞...