2017/02/14

修士課程の修了予定者を対象とした論文審査を行いました


本日は修士課程の修了予定者を対象とした論文審査を行いました。

午前中は理論志向の研究の審査、午後は実践志向の研究の審査でした。




修士課程はもちろん、学部よりも要求水準がぐっと高くなります。

調べたことを雑多に述べるだけではなく、研究全体としてのstory-tellingを大切にしなければなりません。

つまり何が主題で、その主題がなぜ重要で、その主題についてどのように探究していくのか、探究の結果何が解明されたのか、その解明された事柄はどのように発展できるのか、といった流れで、読み手・聞き手を知的にentertainすることが重要です。これは簡単なようでなかなか難しいことです。



院生は二年間にわたり、いわば「ひーひー」言いながら自分の研究をまとめます。

やっている時は苦しいかもしれませんが、逆に言いますと、自分の考えに対して、これほど多くの人が建設的なコメントをしてくれる時期はありません。

正直に自分に向き合うことができる人は必ず伸びます。知的にも、人間的にも。

大学院進学希望の方は、まずは自分の指導教員になってみたい教員に連絡を取ってみてください。


教英ホームページ:スタッフ紹介
https://www.hiroshima-u.ac.jp/ed/faculty/course/eigo




0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

教英OBの新美徳康さんが全国英語教育学会学会賞(学術奨励賞)を受賞しました!

教英 OB の新美徳康さんが、教英在学中に執筆し、全国英語教育学会の学会誌に投稿した論文が学会賞を受賞しました。新美さん、誠におめでとうございます!今回、新美さんに記事を寄せてもらいました。       この度、英語全国英語教育学会誌( JASELE Journa...