2016/05/16

新入生歓迎合宿を行った幹部学生(Mさん)の感想



ちょっと前のことになりますが、4月23日(土)と24日(日)に広島大学西条研修センターで、教英の学部新入生を歓迎するための一泊二日合宿(通称FWT)を行いました。









以下は、その合宿を運営した幹部の一人であるMさん(学部3年生)の感想です。
こういった行事を自主的に運営できる学生さんを私を始めとした教員は誇りに思っています。






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 2年前、入学したての私は、FWTに参加するのがとても不安でした。まだあまり仲良くなりきれていない同級生や知らない先輩たちに囲まれて過ごす2日間は想像もできず、前日の夜もあまり眠れなかったのを覚えています。しかし当日になると一変、稚拙な表現ではありますが、「楽しすぎる」の一言でした。ユーモア溢れる先輩方といろいろなアクティビティを経て、2日間、何かのコメディー番組の中にいるような錯覚に陥りました。教英に入ってよかった。と心の底から感じた2日間を今でも忘れません。


 まさか自分が3年生になった今、FWTのサブチーフをするとはゆめゆめ思っていませんでしたが、素敵な思い出をくれたみんなに感謝の念でいっぱいです。
 
 昨年の12月に初めて幹部の3人で決起してから、あっという間の4ヶ月でした。この準備期間中、幹部で決めていたルールがあるんです。「忙しい」という言葉を使わないことです。ルールと言いながらも、これを守るのは意外に簡単でした。まだ顔も知らない新入生を楽しませることだけを考えて、勝手に舞い上がっていた4ヶ月は、「忙しい」というより「充実している」というほうが表現としてぴったりきていたからです。1年生のみんな、私の原動力になってくれて本当にありがとう。


 もう1つのルールは、これは当日に関するものなのですが、「自分が誰よりもFWTを楽しむ」というものです。幹部として、当日が問題なく進行するかとても不安でした。何か抜けているのではないか、イレギュラーな出来事が起きたらどうしよう、そんな不安を1年生や2年生、同級生に間接的にでも察してほしくなくて幹部3人は誰よりも楽しみました。自分たちが誰よりも楽しむことで、周りもその雰囲気に染まって欲しかったのです。(単に、自分たちの不安から逃避していた部分もありますが。笑)


 1日目の夜中、幹部でFWT期間中の写真を整理していました。1日目のみんなの顔は緊張している様子で、どことなくぎこちない感じでした。2日目になり、もうすぐFWTも終わるといったところで、ふとみんなの顔を見ると1日目の写真とはまるで別の集団でした。「FWTは成功した」と確信した瞬間でした。「教英に入って本当によかったです!」そう、たくさんの1年生に言ってもらえたときは、思わず涙腺が崩壊しました。2年前の今日、自分が先輩たちを見てそう思ったとおり、私も今後輩に思ってもらえている、と。あなたたちの先輩になることができて本当に幸せです。ありがとう。これからもよろしく。













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