2016/12/17

研究計画審査を振り返って(博士課程後期1年の加藤さんの手記)


以下は昨日(2016/12/16)博士論文計画審査(第一次審査)を終了した加藤さんの振り返りの文章です。




博士論文執筆は容易なことではありませんが、これほど学べる機会もありません。

ご興味をお持ちの方は、ぜひ自分が希望する教員と連絡を取ってください。



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この4月より柳瀬ゼミの門下生となりましたD1の加藤です。

私は東京でフルタイムの仕事をしながら、そして小学校1年生の男の子のママをしながらの博士号取得を目指しています。このようなタイミングで博士号をめざすなど、少し前までは想像もしていませんでした。しかし、師となってくださった先生との出会いがあり、思い切ってチャレンジをすることといたしました。指導教授、そして多くの先生方のご協力のもと、このようなスタイルで学ばせていただける広島大学に、心から感謝をしています。

さて、昨日、博士課程後期の第一関門といえる「研究計画審査」を受けさせていただきました。朝8時に子供を学校に送り出し、新幹線に飛び乗り、総移動時間は6時間。車中はもっぱらプレゼンのリハーサル。つい先日、学会で発表をしたばかりなのですが、審査となると、違った類の緊張感があります。

午後17時、指導教授の柳瀬先生および、O先生、S先生、F先生にお越しいただき、審査スタート。題目は「リフレクティブ・ダイアローグによる現職の自律学習アドバイザーとそのメンターの相互成長」。30分ほどで研究内容を発表。発表後、先生方から1人ずつ質問とご指摘をいただく。何をもって「相互成長」とするのか、その成長はどういった観点で判断するのか(二次観察の導入など)、そして相互成長を促す対話の中の「転換点」は必ずしも価値観を覆すだけのものではないことなど、今後研究を進めていく上で、大変貴重なご指摘とご意見をいただきました。先生方、本当にありがとうございました。

審査後、柳瀬先生と面談。今後の課題を明確にした後、終了。肩の荷が少しおりたところで、そのまま教英の忘年会へ直行しました。忘年会では学部生や院生の方とお話ができ、広大の学生は、本当にまっすぐでのびのびしている!という印象を持ちました。こんな素敵な仲間がいる広大に、私も何らかの貢献がしたい、とみなさんと話しながら強く思いました。これからも、たくさんの出会いが広大であることを楽しみにしています!




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