以下は樫葉みつ子先生による総括です。
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「教職高度化プログラム」は,教科の指導に強い教員を大学院で養成するための,広大独自のプログラムとして発足しました。特徴は,附属学校や公立学校でのアクションリサーチ実習を中心とした学修内容です。去る8月9日には,本年度前期の学修の成果を公開すべく,英語教育学講座の院生2名による公立中学校での実習の成果発表会が行われました。その際には「学習への関与を深める授業づくり」「会話を継続させる指導法の開発」というテーマに取り組んで,一定の成果を収めることができたという報告がなされました。まだまだ未熟な指導力に苦労しながらも、目標を達成することができた理由のひとつは,これまでに培った実践的研究力や省察する力によると言えるでしょう。
8年目を迎え,このプログラムで学んだ英語科の院生は総勢で17名になりました。修了生は全員が教職に就き,若手教員として学校の有力な構成員になったり,ミドルリーダーとして学校や地域の英語教育を牽引したりしています。制度改革によって,教職高度化プログラムの理念は,来年度以降は教職大学院に引き継がれることになりますが,修了生のみなさんには,実践を対象化することを学んでから教職に就いたという強みを生かして,これからも成長を続け,活躍していただききたいと願っています。
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この「教職高度化プログラム」はこれまで教英の講座内に設置されていたものですが、今年度からの改組により今後は教英とは独立した「教職開発専攻(教職大学院)」となっています。
広島大学教育学研究科 教職開発専攻(教職大学院)
これにより理念・目的もこれまでとは少し変更されています。
これに限らず、大学院入試を希望の方は、ぜひ事前に当該講座や担当希望教員と連絡を取ってください。
皆さんの希望する大学院生活が送れるかどうかを事前に相談しておくことがその後の生活の充実につながることと思います。
大学院の9月入試は今週行われますが、今年度は後一回、2月入試があります。
広大教英では志をもって学ぼうとする人を求めています。
ぜひ一緒に英語教育の改善・改革のために学びましょう!
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