2016/09/13

教育実習折り返し


4週間の教育実習が折り返し地点に到達しました。

実習生は、前半の実習校から後半の実習校へと移動します。

私は昨日、とある実習校を訪問しましたが、全員頑張っていました。
休める時にはしっかりと休んで、無事、後半へと臨んでほしいと願っています。



このように疲れた時には、(少なくとも私のように勝手な人間は)自分を悲劇の主人公のように思い込み、自分のことばかりを考えがちですが、異なる人々の立場からも自分を相対視することが求められる(準)社会人としての教育実習生は、自分自身を客観視する必要があります。

常に自分の置かれた立場や状況をわきまえて自らの行動を律する必要があります。

いくら自分が「頑張っている」からといって、自分のことしか考えないようではいけません。

短期的な効率だけを考えたら、実習生ではなく、現職の先生が授業をする方がいいに決まっています。

しかし社会全体としての長期的な視野で考えると、社会は経験の乏しい若者に試練と訓練の場を与え、信頼できる社会人となれる若者を選抜し育てる必要があります。だから学校教育の場合は教育実習が行われています。

教育実習生はあくまでも実習をさせてもらっている立場です。

そのことだけは絶対に忘れないでください。

ですから、実習生が周りへの感謝の気持ちを忘れたり、挨拶を始めとした当然の礼儀を怠ったりすることは許されません。

自分の気持ちに酔うことなく、冷静に(準)社会人としてなすべきことをなしてください。

厳しいようですが、教育実習は試練と訓練の場ですから、きちんとくぐり抜けてください。

健康に気をつけて後半戦を乗り切ってね。







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