私は、8月下旬から約3か月間、アメリカのミシガン州立大学に留学しました。3か月間という短い期間でしたが、アメリカでの大学生生活を体験することが出来ました。
私はミシガン州立大学のEnglish Language Centerというところで、Grammar, Listening and Speaking, Reading, Writingの授業を受けました。1クラス10人ほどの少人数クラスで、中国・韓国・サウジアラビア・台湾など様々な国からのクラスメイトとともに学びました。
それぞれの授業では、主に2種類の課題がありました。1つは個人に課される課題で、もう1つは3~4人のグループを作って、1つの課題を完成させるものでした。個人で課題に取り組むことで、自分の英語に向き合うことが出来たのはもちろん、グループで課題に取り組むことで、自分には無かった視点や他国の文化を学ぶことが出来ました。自分が当たり前だと思っていることも、仲間にとっては当たり前ではないことを常に頭に入れておくことが大切で、「当たり前のことだが、言わなくても伝わるは通用せず、言わなければ伝わらない」という教授のお言葉を聞いた際は、多文化・多民族社会のアメリカを感じることができた瞬間でした。
授業は、生徒中心の授業でしたので、自分の思っていることを伝えたり、クラスメイトの意見を取り入れたりしながら自分たちのアイデアで授業をつくりあげていきました。この感覚は私にとって初めてでしたが、とても楽しかったです。私が将来、教師になった際はこの楽しさを生徒に感じてもらえるような授業をつくりたいと思いました。また、寮生活では、二人部屋でルームメイトとともに過ごしました。私のルームメイトは、英語が母国語の方で、私の課題の面倒を見てくれたり、相談にのってくれたりしました。もし彼女がいなかったら、私の心は折れてしまっていたと思います。彼女には感謝してもしきれません。
恵まれた環境で素敵な仲間とともに過ごした3か月間は、大切な思い出です。また、留学中に感じた悔しさはこれからの英語学習への強いモチベーションです。
(寮の仲間との写真です。)
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