広島大学教育学研究科(博士課程前期=いわゆる「修士課程」)の募集要項の配布が先日から開始されました(下のURLからPDFで入手することもできます)。
大学院教育学研究科・入試情報・大学院入試・博士課程前期(M)
願書受付機関は7/27-8/2です。
実は、さきほどもある大学の学部四年生の方が、教英を訪問し大学院入試についてのいろいろな問い合わせをしてくれました。私も教英教員の一人として対応し、また、何人かの院生からもその学生さんへの助言をしてもらいました。
大学院進学は、貴重な時間とお金を使ってのものですから、ぜひ自分に合った大学院を選んでください。そのための情報提供はできる限りしますので、下のページから自分の学びたい内容と合った教員を見つけてぜひ連絡を取ってみてください。
広大教英ホームページ・教員紹介
下の文章は、二年数ヶ月前に他大学から広大教英に来てくれた梅木璃子さんの手記です。彼女は、M1(博士課程前期=修士課程一年目)で学会からの研究資金援助を得て、M2では国際学会で発表をした上でD(博士課程後期)に進学しました。実は、今週末にも国際学会で発表します。(梅木さん、そんな忙しい時に、このような文章をまとめてくださり、ありがとうございました)。
大学院進学を考えている皆様、どうぞ下の文章やこの広大教英ブログあるいは上の広大教英ホームページの記事などを参考にしてください。さらに興味があればどうぞ遠慮なくお問い合わせください!
*****
博士課程後期1年の梅木璃子と申します。私は、他大学から本専修の博士課程前期、また今年度、博士課程後期へ進学しました。今回このような形でこれまでの大学院生活を振り返る機会をいただきましたので、私が博士課程後期進学へ至るまで経験してきたこと、またその経験から学んだことを簡単に書かせていただきます。またこの文章が、これから博士課程前期・後期への進学を考えておられる方への一つの具体例となり、また博士課程前期でどのようなことをするのかという一つの例として読んでいただければ幸いです。
まず博士課程前期の一年次は、個の学びを深めた1年間でした。修士論文執筆へ向けて自らの研究の基礎を固めるため、ひたすら本や論文を読み漁りました。それと同時に、授業数が多かったことから、先生方の授業を通して様々な知見を得るとともに、多角的な視点を身に着けることができました。
また、中国地区英語教育学会よりGrant-in-aid for CASELE Researchersに採用していただいたことから、研究進めるために、他国へ足を運びインタビュー調査を行うこともできました。そのようなことから、個の学びを深めることで研究の基礎固めをおこなうことができた1年はとても有意義な時間であったように思います。
次に博士課程前期2年を振り返ると、1年とは少し異なり、他者との関わり合いによって学びを深めることができました。その中で、大学院で受けた授と研究活動でそのように感じた例を一つずつ上げることとします。まず授業において、2年では授業数が減りましたが、そのような中である授業において実際にフィールドワークを経験する機会いただきました。この授業では、2年の前期で行われるフィールドワークに向けて1年の後期から授業作りに関して議論を重ねていました。とても長い時間をかけて同級生と授業作りに取り組むことに対し、学部時代とは違う難しさがありましたが、この経験を通して、学びを深めるために議論を重ねることの大切さを再び実感することができました。
また2年生では、積極的に研究活動を行いました。その中でも、自身の研究に関して国際学会でポスター発表を行い、授業での議論から得た共通の関心をもとに同級生と行った共同研究を他の国際学会で発表しました。また国内でも、自身の修士論文での研究を中国地区英語教育学会、全国英語教育学会にて研究発表をさせていただき、その成果をまとめ論文投稿に挑戦しました。このように積極的に研究活動を行うことで、学会発表準備の段階で先生方と院生から、また学会発表で質問して下さった方々からフィードバックをいただいたため、自身の研究への向上に直接つながっただけでなく、自身の研究を多面的に見続けることができました。
このように学ぶ環境に恵まれたことで、こうして博士課程後期へと進学し、博士課程後期1年になりもう3カ月経とうとしています。また、博士課程前期終了時にもこのようにして博士課程後期を振り返る機会をいただけるよう、今後とも精進して参りますので、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。
*****
締切は今週末6/30です!
英語教育小論文コンテスト
「10代・20代が考える英語テストのあり方」
http://hirodaikyoei.blogspot.com/2018/04/2-1020.html
英語教育小論文コンテスト
「10代・20代が考える英語テストのあり方」
http://hirodaikyoei.blogspot.com/2018/04/2-1020.html
7/22(日)に広島大学英語教育学会を開催します!
http://hirodaikyoei.blogspot.com/2018/06/722.html
http://hirodaikyoei.blogspot.com/2018/06/722.html
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。