以下は、学部一年生向けの授業「英語教師のためのコンピュータ入門」を受けた学生さんの授業感想の一部です。
当たり前すぎて言うのが恥ずかしくなるぐらいのことですが、教室の内で閉じてしまう学びではなく、生きる上での糧となるような学びを育む授業をしなければと思います。
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この授業を受けて、日常生活においても大きく考え方が変わったように思う。それは自分の考えたことを素直に表現してもいいのだ、と思えるようになったことだ。これまでは相手の表情ばかりをうかがって、思ってもいないのに相手の意見に賛成したり、目立たずに話を終わらせようとしたりしていた。この授業で、自分なりの考えを発言することで自分の間違いに気づき、新たな視点を見つけることができた。
この授業のまとめとして、自分に言い聞かせておきたいことは、自分を過信しないこと、かといって難しいことをあきらめることで自分自身を見限らないこと。この2点だと思う。
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私はこの授業を受けるまで大学に入学できたことに満足し、前期を終えて単位が取れていたことに安心して後期も似たように過ごすのだろうと思っていた。しかしこの授業を受けてこのままではだめだと思った。またこのように単位だけ取得してあっという間に大学生活が終わってしまってはもったいないと感じた。
私達の生きる時代はAIに取って代わられることが懸念されている時代であり、私達の世代は明治時代に努力してきた人々を一代目とし、第二次大戦後の復興をなしとげた人々を二代目としたときの三代目である。私達は呑気に大学生活を送るのではなく自分で何が必要かを見極め学び続ける必要がある。
教師になるためには人間性だけでなく英語力があるということが大前提であるということ、正しい発音の練習が大事であるということを改めて実感することができた。自分たちはまだ一年生だからと甘えるのではなく努力しつづけなければならないと感じた。TEDの動画を観たときに英語を聴いて英語のまま理解するという練習がまだまだ必要だと痛感させられた。これからも英語の面白い動画を観て、内容を楽しむだけでなく英語を聴き取る練習をしたり初めて知った英語表現や好きな英語表現を見つけたりしたいと思った。
今まで教科書や試験などのリスニング教材しか聴いてこなかったがTEDのような面白い動画を聴くということを知れてより充実した練習ができると感じた。Graded Readersを読むことで単に英語を読むのではなく英語を読んで面白いと感じて笑ったり、こういうことかということがわかって怖くなったり、主人公に感情移入して悲しくなったり怒りが湧いたりする感覚を経験することができた。また教科書の例文には無いような英語表現を見つけて意味がわかって楽しくなることができた。この授業で学んだことや驚かされたこと、また課題をやることで感じたことや得られたものを忘れずこれからの大学生活を充実させたものにできるようにしたいと思う。
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