2019/07/28

2019年度広島大学英語教育学会は大盛況のうちに終了いたしました


本日、広島大学英語教育学会を参加いたしました。多数ご参加いただき、誠にありがとうございました。おかげさまで大盛況となり、英語教育について理論と実践の両面から考えるまさに「教英スタイル」を体現したような一日でした。

まずは会長の深澤先生から挨拶をいただき、本学会の歴史について説明いただきました。若い方にもこれからぜひこの歴史をさらに紡いでいってほしいと思います。



午前中は宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校の山路理恵先生と広島大学大学院教育学研究科院生のStella Anggrainyさんの研究発表が行われました。2件とも刺激的な発表内容で、質疑応答も大変アカデミックなものとなりました。今後の研究の展開がとても楽しみです。





午後は千菊基司先生によるスピーキング活動に関するワークショップでした。高校生から大学教員まで幅広い方にご参加いただきました。明日からでも使える大変実践的な内容でした。ワークショップでは実際にスピーキング活動も体験させてもらいましたが、大いに盛り上がり、非常に有意義な時間となりました。相手の立場を考えつつ話すことができる英語スピーキング力をどのように伸ばしていくのか、様々な世代が一緒になって考えることができました。




あっという間の一日でした。また来年度も面白い企画を組んでいきたいと思いいますので、どうぞご期待ください。次回も多数のご参加をお待ちしております。

2019/07/10

2019年度広島大学英語教育学会プログラムが決まりました:7月28日(日)

7月28日(日)に開催される広島大学英語教育学会のプログラムが決まりました。プログラムは以下の通りです。ふるってご参加ください。


2019年度(第2回)研究発表大会・総会のプログラム

日時:2019728日(日)1020分〰1510

場所:広島大学教育学部(東広島市鏡山一丁目1番1号)


第一部 学会員のみ参加可能 L102教室

09:50-10:20 受付

10:20-10:30 開会式

10:30-11:30 理論志向部門・研究発表

司会:築道 和明(広島大学教授)

登壇者:

山路 理恵(宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校教諭)

「経験ある英語教師の教科書使用に影響を与える要因」

Stella Anggrainy(広島大学大学院教育学研究科大学院生)

A Case Study on the Zone of Proximal Development: Scaffolding Role-Playing in Primary School English Language Teaching in Japan

11:30-13:00 昼食

13:00-13:30 学会総会


第二部 一般市民(非会員)も参加可能 K102教室

13:30-15:00 実践志向部門・ワークショップ

司会:樫葉みつ子(広島大学准教授)

講師:

千菊基司(広島大学附属福山中・高等学校)

英語スピーキングワークショップ「「交渉」までつながる「やり取り」」

15:00-15:10 閉会行事


理論志向部門・研究発表要旨

題 目:経験ある英語教師の教科書使用に影響を与える要因

発表者:山路 理恵(宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校教諭)

本研究は、経験ある英語教師の教科書使用に影響を与えている要因を追究することを目的とする。教科書は,教師と学習者に言語材料と言語活動を提供する有益な役割を担う一方で,使用が義務付けられている教師にとっては拘束するものとなる。指導法をもとに教科書をいかに活用するかは,多くの教師の悩みであることが報告されている。先行研究では,学習経験、現職研修、授業実践を囲む外的な要因と言語教師認知が相互に影響していることが明らかになっている。しかしながら、様々な文脈で研究を蓄積していく余地があるとされている。そこで本研究は、4名の経験ある中学校英語教師を対象とした。調査では、授業観察および半構造化面接を行った。データは,複線径路・等至性モデル(TEM)を用いて分析した。その結果、教師の学習経験、現職研修,外的な要因と同様に、情意面での経験が大きく影響していることが示された。本研究で明らかになったこれらの要因は、現職研修と教師教育のあり方を検討する上で,有益な情報となると考えられる。


題 目:A Case Study on the Zone of Proximal Development: Scaffolding Role-Playing in Primary School English Language Teaching in Japan

発表者:Stella Anggrainy(広島大学大学院教育学研究科大学院生)

The aim of this ongoing study is to analyze the scaffolding given to help a Japanese primary student to understand and be able to answer questions during English conversation. Previous studies show scaffolding is mostly activated during task activities (Wood et al, 1976; Walqui, 2006; Bradley & Bradley, 2004) and little is known about scaffolding methods used during conversation. This study used role-playing conversation and scaffolding was given in English instead of the mother language. The participant was a sixth-grade Japanese primary student who was given a role-playing situation where he met a foreign tourist. The researcher played the role of a foreign tourist who asked him questions, with facilitative scaffolding to enable him to understand and to answer the questions. This activity was repeated for several days, by adding new questions with a higher difficulty level. The scaffolding was gradually reduced for the questions that had been mastered. The researcher video-recorded and transcribed the role-playing conversation, and the occurring scaffolding was coded. A Conversation Analysis is currently conducted to find the most helpful scaffolding pattern to help students understand and answer the challenging questions.

午後に開催されますワークショップにつきましては、一般公開となっております。詳しくは以下のリンクをご参照ください。皆様のご参加をお待ちしております。
http://hirodaikyoei.blogspot.com/2019/07/2019728.html

2019/07/02

2019年度広島大学英語教育学会公開ワークショップのご案内:7月28日(日)


728日(日)に開催される広島大学英語教育学会において、広島大学附属福山中・高等学校の千菊基司先生を講師にお迎えし、生徒の英語スピーキング力を伸ばすための活動に関するワークショップを行います。一般公開ですので、学会員の方でなくても無料でご参加いただけます。教育学部を目指している高校生、現在英語教育について学んでいる大学生、現職の英語科教員、その他英語教育に関心がおありの一般の方を対象としております。ふるってご参加ください。

・日時:2019728日(日)1330分~15時(予定)
・場所:広島大学教育学部K102教室(東広島市鏡山一丁目1番1号)
・宿泊を予定されている方は、お早めに宿泊先をご手配ください。

なお、詳細につきましては、以下のファイルをご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております。



教英HPも合わせてご参照ください。
http://dele.hiroshima-u.ac.jp/614

2019/06/26

教英1年生の3ヶ月間の教英生活の振り返り

1年生のH君が、教英での3ヶ月間の生活を振り返ってくれました。管理人は、第4タームに1年生用の授業があるのですが、その時にみんなに会えるが楽しみです。充実した教英生活を送ってくれているようで、とてもうれしいです。

教育学部英語文化系コース(以下教英)は様々な経験をしてきた仲間たちや先輩方と、英語教員に求められる能力を楽しく身につけることができるコースです。教英にはたくさんの個性を持った仲間たちが集まっています。海外留学をしたことがある人、海外に一度も行ったことのない人、中学校や高校で働くことを目指す人、それ以外の職を目標に掲げる人、などなど本当に十人十色であり、教英の私たちはそんな仲間たちと切磋琢磨し、また協力して学びを深めています。また、教英最大の特徴の一つが、先輩方とのつながりの強さです。入学直後に行われるオリエンテーションキャンプ(通称オリキャン、FWT)など先輩方が運営してくださるイベントを通して同学年のみならず先輩方ともつながりを持つことができ、これは他の学部にはなかなか無い、教英の魅力です。この他にも、私たちをやさしく導いてくださる先生方、教英独自の留学プログラムなど、英語教員になるには本当に素晴らしい環境が整っており、教英での生活はとても充実しています!


高校生のみなさん、教英で一緒に学びませんか?楽しい先輩たちがみなさんを待っています!

なお、7月28日(日)には広島大学英語教育学会を開催します。ぜひご参加ください。



2019/06/17

教英施設潜入シリーズ!第1弾:大学院生室のご紹介


広島大学の中には教英生が主として使用する施設がいくつかあります。これから何回かに分けて、教英施設を紹介していきたいと思います!

まず第1弾は、教英の大学院生が使用する院生室のご紹介です。教英では、合計で3つの大学院生室があります。院生はそれぞれ机と椅子が与えられ、そこで授業の予習・復習を行ったり、研究用に文献を読んだりします。また、共有のPCやプリンターもあります。(もちろん、インターネットも使用可能です)

本棚には英語教育に関係する資料も置かれており、自由に利用できます。また、撮影した時間帯はたまたま院生があまりいませんでしたが、各部屋には英語教育に関する様々な問題意識をもった学生がたくさんいますので、英語教育についてお互いに活発な議論や情報交換がなされています。

みなさんも教英の一員になって、よりよい英語教育について一緒に考えてみませんか?

以下、院生室の写真です。みなさん、真剣に研究に取り組んでおられます。




なお、7月28日(日)には広島大学英語教育学会を開催します。ぜひご参加ください。

2019/06/04

大学院のゼミ紹介(通称「特研」について):方法学編その2(深澤・築道ゼミ)

特研紹介シリーズも今回が最終回となります。最後は、現在最も多くの大学院生が所属している深澤・築道ゼミを紹介したいと思います。所属している院生が、紹介文を寄せてくれました。前回紹介した松浦ゼミもそうですが、「ザ・英語教育学」とでも言いましょうか、花形の領域の中で、各自がオリジナリティあふれるユニークな研究を行っています。

英語教育学特別研究(第二言語習得・英語教授過程領域)では、毎週、担当の院生23名が自身の修士・博士論文進捗状況について発表をしています。他のゼミに比べて留学生も非常に多く、先生と学生、国籍なども関係なく、和気あいあいとした雰囲気の中で議論が進められています。それぞれの研究テーマは多岐に渡り、様々な視点から実際の教育現場に貢献しようと研究を進めています。特研では、院生の発表に対し、先生方だけではなく他の院生からもコメントや質問が飛び交うため、非常に議論が深まります。また、学生同士の学び合いの機会は特研内だけに留まりません。発表の準備をする段階から、学生同士で自身の研究を見せ合い、より良い研究にするために話し合います。ゼミに所属する全員がそれぞれ異なった価値観や学習経験、背景知識を持っているため、一つの研究に対して多角的な視点から学ぶことができます。さらに、自分の研究内容とは異なった研究について議論することで、より知識が広がります。その知識は結果的に、自分の研究にも生かすことができます。このような学習サイクルが確立された大学院生活を通して強く感じられるのは、研究は一人だけで完結するのではなく、先生方や他の学生から刺激を受けながら、みんなで高め合っていくものだということです。

また、このゼミに所属している留学生の方も紹介文を寄せてくれました。英語の文章ですが、ここは教英ブログですので、そのまま載せちゃいます!

It was my first time abroad when arrived in Japan last year, in spring. I was so excited to get a glimpse of Japanese cherry blossom and experience the wonderful culture of Japan which I had heard so much about. My only worry was speaking and understanding Japanese, as I had not studied Japanese language before. However, upon my arrival, I realized how promising and accommodating Japan is, despite the language barrier. My stay in Japan so far has been wonderful, exciting, busy, yet amazing. This April, I officially started my master’s course in Curriculum Development and Instructional Science. My supervisor, all the other professors of the department, the senior students and also my classmates have always encouraged me to meet my expectations. In my department, abundance of research is carried out by fellow students, representing various fields of education. Tokken is held every Thursday morning, which gives the scholars the opportunity to present details of their research within the study group. This initiates discussions, which I consider to be extremely beneficial as we can focus on the problematic areas of our research and receive valuable suggestions and critiques to enrich our studies. Students are also provided with a comfortable space to work on their research, where we can study while enjoying some snacks and good coffee. I am so glad and proud of being a graduate student in Hiroshima University. Joining this university is one of the best decisions I ever made in my life.

特別研究以外の院生生活についても語ってくれていますね。近日中に院生室をはじめとした教英の施設についても紹介していきたいと思います!最後にゼミ風景の写真です!




なお、7月28日(日)には広島大学英語教育学会を開催します。ぜひご参加ください。
http://hirodaikyoei.blogspot.com/2019/05/2019728.html 


2019/05/27

大学院のゼミ紹介(通称「特研」について):方法学編その1(松浦先生ゼミ)


松浦ゼミは,主に英語教育方法に関するテーマを扱います。今年は現職派遣の院生と,中国から留学中の学生が構成メンバーです。中国からの留学生に,広島大学の松浦ゼミで学んだ感想を寄せてもらいました。


ずっと憧れていた広島大学で勉強できることを本当に嬉しく思います。授業は,最初はわからないことばかりで,自分のあまりの力不足に自信を失いかけました。しかし,今は,日本語の授業を受講したりして頑張っています。
松浦先生のゼミに参加して,日本人の研究への真剣な態度に本当に驚かされました。そして,自分の興味あるテーマについての研究をすることで,いろいろ学びました。今では,もっともっと英語教育の専門知識や研究方法を学びたいと思い,将来は大学院に進みたいと考えています。
日本に来てから,異文化交流の魅力を強く感じています。広島大学は優れたグローバル大学です。いろいろな大学と協定を結び,たくさんの国の人と出会うことができます。以前は外国語で外国人としゃべることは,不安でした。しかし,勇気を出して話した後はとても嬉しくて達成感があります。その上,コミュニケーションを取ることによって,日本語と英語をうまく話せるようになっただけではなく,他の国の文化についても理解できました。このような異文化交流の経験は私にとってとても貴重な経験です。
 この八ヶ月で,自分の考えや人生観は変わりました。今まで学んだ知識だけではなく,もっと重要なのは研究に対して,人生に対して,真剣な態度だと考えています。私は優れた先生になるために,今後も勇気を出していろいろな挑戦を続けます。


ゼミの様子の写真です。プロジェクターにグラフを示しながら、データに基づいた緻密な指導と議論がなされていますね。


なお、7月28日(日)には広島大学英語教育学会を開催します。ぜひご参加ください。
http://hirodaikyoei.blogspot.com/2019/05/2019728.html 

大学院生 国際学会への参加

広大は8月4日で前期の期末試験期間が終了し、夏季休業期間に突入しました。 大学や院生、教員はこれから夏の学会シーズンとなりますが、一足早く、前期のうちに国際学会への参加がありました。M1の上原壮司さんに、参加レポートを提出してもらいました。 ======== この度、6月11日か...