英語教育は、英語教育の学会だけでなく、教育一般について研究している学会、言語学の学会、英米文学研究の学会、情報処理研究の学会、異文化コミュニケーション研究の学会、心理学の学会など、様々な学会で研究されています。教英の院生は、英語教育の学会だけでなく、自身の専門に合わせて様々な学会で研究発表や論文投稿をしています。
今回、修士課程1年生の形山羽奈さんが、自身の研究テーマに合わせて、主に英米文学を研究している日本英文学会中国四国支部で学会発表を行いました。以下、形山さんに今回の学会発表に関して記事を寄せてもらいました。
10月27日、28日に日本英文学会中国四国支部の第75回大会が島根大学松江キャンパスで行われ、発表者の1人として参加しました。
指導教員の小野章先生や西原貴之先生のご指導や、ゼミに所属する院生の皆さんとの毎週の議論に刺激を受けて研究を進めていますが、今回その過程を発表することができ大変嬉しく思っています。この場をお借りして、皆さま、いつもご指導、ご助言ありがとうございます。また、私は他大学文学部出身の外部生ですが、今回の学会では大学時代にお世話になった先生方ともお会いでき、ご縁を感じる機会でした。
私の研究テーマは英語詩を用いた中高の英語教育についてで、テーマとしては比較的新しいトピックだと思います。学会では“Literature”を研究されている方が多くいらっしゃる中で、発表を聞きに来てくださる方はいらっしゃるのかな、と正直不安な気持ちもありました。ですが、興味を持ってくださった中高の先生や、授業で文学を取り入れることに関心をお持ちの研究者の方が来られ、真剣に話を聞いてくださいました。その表情を見て、気づけば熱中して話していました。質疑応答の際は、皆さんが積極的にコメントや質問をしてくださり、時間いっぱいに議論が広がりました。とても勉強になりました。また、私自身も、実際の教育現場に貢献できる研究デザインをしたいという思いがあるので、教員として働いておられる方が研究内容に興味を持って質問をしてくださったことは何より嬉しいことでした。学会での議論とは面白いものだと思い、研究への意欲が高まりました。
建設的で熱いディスカッションもでき、多くの学びがあったようです。これからもどんどんと学会発表を行ってもらいたいと思っています!われわれスタッフも全力でサポートします!
教英ではこれから以下の入試関連行事があります。修士課程(博士課程前期)と博士課程(博士課程後期)の入学試験は2月に行われます。教英で一緒に英語教育について研究してみませんか。教英では王道のテーマから挑戦的なテーマまで幅広く研究することができます。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!
2月:前期日程入試(学部入試)
2月:大学院入試(博士課程前期・後期)