先日修士論文発表会が行われました。新しい研究科になって初めての発表会となります。今年度も、ユニークなものからタイムリーなものまで力作が提出されました。以下がその題目です(英語の題目のものも日本語に直しています)
・コンピューターを使ったテストによる学習者の思考力を測定するための基礎研研究
・中国人英語学習者の自律学習の促進:学習スタイルとメタ認知方略の観点から
・洒落を用いた協働学習における新出語彙・イディオムの理解の研究
・学校文法的アプローチと認知言語学的アプローチによる定冠詞の理解の変化:英語冠詞指導法開発のための比較研究
・日常的な会話を続けるための研究:自己省察を通して
・中級日本人英語学習者による「不平」の連鎖の分析:不平者による連鎖の緩和に着目して
・外国語英語学習者による英語エッセーでの態の使用の特徴
今回は試験も兼ねた発表会でしたので、写真はありませんが、全員が2年間の研究成果を存分に発揮してくれました。また、今回から他分野の先生が審査員に入ることになったのですが、全員が分かりやすい説明につとめた結果、とても分かりやすい発表となっていました。発表後の質疑応答でも様々な建設的なディスカッションがなされ、大変有意義なものでした。
教英では自分の関心に応じて様々なテーマの研究を行うことができます。教員からのサポートはもちろんのこと、大学院生同士でも様々なアドバイスをもらうことができます。教英で一緒に英語教育の様々な問題について研究してみませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!
教英の大学院入試は、修士課程は9月と2月に、博士課程は2月に行われます。
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