教英の伝統行事の1つITCが行われました。今年度のチーフをつとめてくれた学生さんに記事を寄せてもらいました。管理人が学生だった頃は9月に行っていましたが、現在は2月に行う形になっています。教員になる上でアクティビティを考えたりする貴重な機会を提供してきたITCですが、その意義は現在でも変わりません!充実した合宿となったようでとてもうれしく思います!企画運営をしてくれたスタッフのみなさん、本当にありがとうございました!
教英最大の行事であり、私たちにとっての冬の風物詩、ITC(Intensive
Training Course)を2月12日〜14日の3日間で開催しました。ITCとは、教英の1〜3年生が様々なアクティビティを分担して企画し、日本語禁止、All Englishで3日間を過ごし、英語を楽しみ、体験的・実践的に学ぶイベントです。
今年のテーマは「某こども向け職業体験テーマパーク」でした。(大人の事情で固有名詞は伏せさせていただきます)
英語を実社会で使うことを想定したとき、どんなスキルが求められるのか。各アクティビティがテーマとなる「職業」を決め、それに関連した活動を行いました。
全アクティビティ‘(アク)とテーマの職業、及び3日間のスケジュールがこちらです。
(管理人注:広島大学では入学年度で学年を呼ぶ風習があります。以下のスケジュールにある04とは令和4年度入学生のことで、現在の2年生を指します。したがって、05生は1年生を指します。それから、以下の写真を見ると分かりますが、各学年がそれぞれパーカーなどおそろいのユニフォームを作っています。)
1日目:開会式
04アク(2年生主体)【出版社】
Listeningアク 【医師・薬剤師】
Presentationアク 【動画投稿者】(準備)
2日目:05アク(1年生主体)【探偵】
Readingアク 【芸能マネージャー】
Presentationアク(プレゼン本番)
Writingアク 【SNSインフルエンサー】
3日目:ロールプレイ 【旅行代理店】
劇アク(2年生・1年生の英語劇)
閉会式
すべてのアクティビティが素晴らしくユニークなアイデアを爆発させてくれました。チーフの私は、毎月送られてくる報告書を読みながら何度1人で拍手してしまったかわからないほどです。幹部学年である3年生はもちろん1・2年生もみな驚異の団結力で、本番はどのアクティビティも笑顔満開の大成功でした!「楽しかった」「とても頭を使った」という声を聞くことができ、嬉しく思っています。
本来のITCは2泊3日の合宿です。私たち3年生が入学した年はコロナ禍の影響でオンライン、翌年からは体育館開催と規模を縮小していますが、そんな厳しい状況でもなお伝統を繋いでくださった先輩方のおかげで、今年もバトンを受け取ることができました。
英語4技能にフォーカスしたアクティビティ(Reading, Listening, Writing, プレゼンテーションアク)はひとつ上の学年の先輩方から。そしてロールプレイは、コロナ禍以前のITCを経験されている先輩方からお話を伺って引き継ぎ、復刻させていただいたものです。劇アクも、今年は事前の録画ではなく対面での実施が実現しました。
ITCを企画・運営し、学年・世代を超えた教英のつながりを改めて実感しています。
抜群の英語力で全体を支えてくれた幹部。
長期にわたって各アクティビティを率いてくれた、頼りになる3年生。
そんな3年生と共に企画に携わり、1年生をも引っ張ってくれた2年生。
初めてのITCに全力で取り組んでくれた仲良し1年生。
たくさん相談にのってくださった4年生の先輩方。
また、突然のお願いにも関わらず、コロナ禍以前のITCについて詳しく教えてくださった先輩方。先輩方との間を取り持ち、準備にも快く協力してくださった先生方。
たくさんの人々の支えのおかげで、無事にITCを終えることができました。教英という愛とパッションに溢れた集団の中で、チーフとして本当に多くの経験をさせていただきました。私の大学生活の宝物です。
関わってくださったすべての方に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
ロールプレイの様子
Writingアクの様子
ロールプレイのディビジョンごとの発表の様子
劇アクの様子(教英OBやOGのみなさんがかつて「イブアク」と呼んでいた企画です)
集合写真
教英では以下の入試関連行事があります。教英で英語教師を目指してみませんか。今回のITCをはじめとして、楽しい学生イベントもたくさんあります。愉快な先輩もみなさんのことを待っていますよ!
9月:大学院入試(博士課程前期)
11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)
2月:前期日程入試(学部入試)
2月:大学院入試(博士課程前期・後期)