8月7日から8日にかけて、全国英語教育学会がオンラインで開催されました。教英の大学院生のみならず、日本で英語教育について研究をしている研究者全員にとっても大きな行事の1つです。今回、この学会で発表をした院生に、記事を書いてもらいました。とても有意義な発表になったとのこと、とてもうれしく思います。
この度、全国英語教育学会第46回長野研究大会(オンライン開催)にて、「Computerの特性を活かした英語学力評価問題の開発に関する調査-情報を読み取って自分の意見を書くプロセスの評価事例-」というタイトルで口頭発表を行いました。今回は発表までの準備や当日の発表の様子を中心にお伝えできればと思います。
発表することを決めたのはM2の4月ごろで、それまでにM1の後半から研究計画を立て、データをとれる段階まで進めていました。指導教員の松浦先生と話し合い、より幅広く多くの人に自身の研究を知ってもらうために、地区学会ではなくいきなりですが全国で共同発表することを決断しました。また、本調査の前に行った予備調査の結果を分析・整理したものを発表することにしました。5月には発表に応募するために要旨(400字程度)を作成し、発表が採択された後は、分析結果をまとめながら予稿集(2ページ)の作成に取り組みました。並行して、本調査の計画を立て、実施するなど6、7月はかなりタイトなスケジュールでしたが、ゼミで、得られたデータ、分析結果について議論しながら、発表の準備も少しずつ進めていました。本調査の基礎データを整理し終えた後は、再び予備調査のデータを分析し直し、発表1週間前までにはスライドの第1案を作成し、発表練習を通して、修正していきました。指導教員の松浦先生とはリハーサルを2回し、研究結果、考察の提示方法や発表の流れなどさまざまな角度からご指導ご助言いただきました。また、昨年教英で博士号をとられた先輩からもスライドについてご助言をいただけました。院生の方にも練習に付き合っていただき、なるべく緊張以外の面では不安のないように前日まで入念に準備をしました。
学会発表当日は、朝早い時間帯での発表でした。本番では、これまでご指導ご助言いただいたことや聞いていてくださる方を意識しながら発表することができました。発表後は限りある時間ではありましたが、全国でもテスティング・評価に関して著名な先生方からご質問、ご意見をいただくことができ、とても光栄でした。すこしでも自分の研究に関心をもっていただくことができたのではないかと実感しております。
次回は9月に日本教科教育学会全国大会で本調査の結果の一部に関して発表予定です。また、今後はぜひ論文執筆・投稿にも挑戦していきたいと思います。これからも積極的に発信していけたらと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
M2 新美 徳康
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