新型コロナウィルスの影響で世界中で大変な日々が続いています。新学期が始まりましたが、広島大学ではすべての授業がオンラインで行われています。
教英では、大学院に通称「特研(とっけん)」と呼ばれる授業があります。この授業では、毎週1人の院生が自分の研究について進捗状況などを報告し、お互いに討議を重ねます。大学院での研究をよりよいものにしていくことを目的とした授業で、大学院生活の中心となります。本来であれば、毎週決まった時間に演習室に集合して授業を行っているのですが、今学期はスカイプを使って授業を行っています。
やはり対面式と比べて少し不便なところもあるのですが、教英ではできる範囲で学習活動・研究活動を継続することができています。
以下の写真は小野章先生と管理人の合同ゼミの様子です。今回は、大学院2年生の学生が「日本人高校生を対象とした英語リズム指導法の再検討:模倣型指導と視覚分析型指導を用いた比較研究」というテーマで発表を行ってくれました。音声を反復(リピート)させる指導と、リズムを自分で分析させる指導で、それぞれの指導が高校生にどのような効果をもたらすのかを検討する研究で、とても実践的かつ示唆に富む研究でした。今後の展開が楽しみです。
みなさんも、教英で一緒に英語教育について研究してみませんか。スタッフ・在校生一同、みなさんをお待ちしています!