2016/06/13

木谷淳二さんが遊びに来てくれました



今年の2月6日に広大で講演会「真面目さにつぶされない生き方: 学校教師の卵へのメッセージ」の講師をされた木谷淳二さんが奥様と共に遊びに来てくれたので、学生さん有志との懇談会を行いました。





木谷さんと私は武術家の甲野善紀先生の講習会で出会いました。木谷さんは、Life Change Master Programの講師として一般に紹介されていますが、私としては「感性に忠実であること」、「自然のあり方から学ぶこと」、「世間の『常識』にとらわれないこと」を抱腹絶倒の話で語ってくれる方と思っています。


いずれにせよ、学校教育界ではなかなか会えないが、現在の学校教育界の人間こそ会うべき人だと私は個人的に思っておりますので私は上述の講演会を開催しましたし、今回も学生さんと話をする機会をもっていただきました。


あいにく告知が直前だったので、今回は少人数の学生さんしか来れませんでしたが、少人数であるがゆえにいろいろ深い話ができました(そして相当に笑えました)。わざわざ寄ってくださった木谷さんに感謝します。


以下は、木谷さんからお寄せいただいたメッセージです。


*****
今日も私達夫婦を温かく迎えて下さり有難うございました。

今日、私が改めて感じたことは、お昼にご一緒させて頂いた学生の皆さんが、このような関わりの中から多くを学べる、とても恵まれた環境にいるという事です。

これから益々、教育現場で『自分らしさ』を発揮することは難しい環境になっていくでしょう。

そんな中、最も大切なことは『人間にしか伝えられない事を分かりやすく伝えていくこと』ではないかと個人的に思っています。

それは挫折や失敗の経験から何を学び、またどのようなプロセスを辿り成長してきたのかという実体験を伝える事です。

PCやスマホからは決して得られない活きた知恵を、教師は子どもに伝える必要があります。

話し合いの中で出たの言葉で最も印象に残っているのは、教師たるものは、『時には 大切なものを守るため狼になる強さも必要。しかしその反面、羊のような柔和さで組織の調和を図る事も大切だ。』というものでした。

このように、一見矛盾して聞こえる言葉の本質こそ、これから教師を志す若い方々にぜひ今一度、丁寧に考えて頂きたい事です。

今日お会いしたM君やH君は、すでにその言葉を理解し、しっかりと受け止めておられましたので、これからの日本の教育現場に対する希望が見えた気がします。

本日とても貴重な時間を私達夫婦に与えて下さった先生と学生の皆さんに心から感謝しています。

またお話出来ることを心から楽しみにしています。

木谷淳二
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木谷さんについては、以下から情報を得ることができます。ご興味のある方はぜひどうぞ。まあ、なかなか出会うことができないような面白いお方です。
Junji Kidani フェイスブック
https://m.facebook.com/junji.kidani.7
Life Change Master Program フェイスブック公式ページ
https://www.facebook.com/LifeChangeMaster/
メールアドレス
honshitsuka.kidanijunji@gmail.com

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