2025/08/29

教英生がWestern Carolina UniversityとUniversity of Oklahomaの学生と合同ワークショップを行いました!

少し前になるのですが、Western Carolina UniversityWCU)の学生が広島大学(HU)を訪問した際に、教英生と合同でCreative Communicationに関するワークショップを行いました。また、University of OklahomaOU)の学生とはオンラインで異文化交流の授業も行いました。今回、2つのワークショップにサポーターとして参加した学生に振り返りの記事を書いてもらいました。

 

 

 

5月下旬に、Western Carolina Universityと教英が共催した「Creative Communication」に関するワークショップに、サポーターとして参加しました。今回のワークショップでは、両大学の学生がグループを組み、創造性を生かしたデザインタスクや異文化コミュニケーションに関する課題に、英語でコミュニケーションを取りながら取り組みました。

 

また、ワークショップの前後にアンケートを実施し、その結果を分析することで、自身の卒業研究に役立てる貴重な機会となりました。

 

私は、今回のワークショップで使用したワークシートの一部の作成に携わりました。具体的には、WCUの学生とHUの学生がそれぞれ異なる日本の伝統文化について書かれた英文を読み、それをもとに議論しながら文化的理解を深めるタスク用のワークシートを制作しました。


ワークシートを作成する際には、特にWCUの学生が日本文化をより理解しやすくなるように、英文中に登場する日本文化に関連した語句をピックアップし、それぞれに対応する写真を添えて紹介する工夫をしました。

 

WCUの学生とHUの学生が英語でコミュニケーションを取る様子を観察する中で、いくつかの印象的な気づきがありました。まず感じたのは、WCUの学生の発言回数の多さです。英語が母語であることがその一因かもしれませんが、それに加えて、タスクのテーマに対する知識の豊富さや積極的な姿勢も影響しているように感じました。また、ジェスチャーやイラストを使って非言語的に伝える工夫も見られ、円滑なコミュニケーションが図られていました。

 

さらに印象的だったのは、WCUの学生もHUの学生も、お互いの文化や国、そして相手自身のことについて積極的に質問し、知ろうとする姿勢が見られたことです。単なる言語のやり取りにとどまらず、異文化理解への関心の高さがうかがえました。

 

加えて、私は今回のワークショップとは別に、オクラホマ大学(OU)の学生とHUの教英1年生によるオンライン授業にも参加しました。この授業では、日本とアメリカの偉人に関する英文または和文を読み、それをもとに誰のことかを推測するというアクティビティが行われました。OUの学生は和文、HUの学生は英文を読み進めたため、言語面での難しさもあったかと思いますが、お互いにわからない部分を補い合いながら、協力して答えにたどり着いている様子が印象的でした。

 

このように海外の大学生と直接交流できる機会は非常に貴重であり、多くの学びと気づきを得られた、非常に有意義なワークショップとなりました。

 

 

 

たくさんの学びがあったようで大変うれしく思います。これからも海外の大学の学生と教英生の合同イベントを企画していきたいと思います!

 

以下はWCUの学生との合同ワークショップの様子です。両校の学生にとって大変有意義な時間となりました!


 

 





教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教師を目指してみませんか。教英では様々なイベントが企画・実施されており、充実した学生生活を送ることができます!スタッフ在校生一同、一緒に勉強・研究できるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2025111日(土)にホームカミングデーの1企画として、1730分から19時まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は1029日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。


 

2025/08/18

オープンキャンパスには多くのご参加をありがとうございました

 8月8日(金)に教英のオープンキャンパスにご参加いただき、ありがとうございました。たくさんの高校生のみなさんに参加いただき、スタッフと学生一同大変うれしかったです!


今年度はカビール先生と3年生、2年生の教英生が教英とはどんなところかいろいろと紹介をしてくれました。教英のイメージがつかめてもらえたのではないかなと思います。模擬授業も体験してもらいました。大変な盛り上がりでした!在校生、スタッフ一同、みなさんと一緒に教英で勉強したり遊んだりできるのを楽しみにしています。ご参加いただき、ありがとうございました!







教英ではこれから以下の入試関連行事があります。参加いただいた高校生のみなさんと関係するのは11月と2月になります!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2025111日(土)にホームカミングデーの1企画として、1730分から19時まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は1029日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。



2025/08/05

令和7年度英語教育オンラインセミナーの詳細が決まりました(申込期間開始のお知らせ)

毎年好評いただいている本企画(「英語教育の最先端を知るセミナー」)ですが、今年度の詳細が決定し、申込期間を開始いたしました。今年度は、石原健志先生(大阪星光学院中・高等学校教諭)を講師としてお迎えします。以下のテーマでご講演をいただきます。

 

いち英語教師としてどう英語に向き合っているか―言語学・英語学・SLAから「what to teach」を問い直す

 

2025111日(土)(広島大学ホームカミングデーの初日です)に1730分から19時までオンラインにて開催予定です。例年と異なり、今年度は夕方の時間帯の開催となりますので、ご注意ください。本企画は、広島大学ホームカミングデーの中の1企画として広島大学教育学部英語文化系コースと広島大学英語教育学会の共催で実施されます。

 

昨年度も英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広い方にご参加いただきました。今年度も多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

申込期間は1029日(水)までとなっております。今年度も皆様と英語教育について一緒に考える時間を共有できますことを楽しみにしています。




2025/07/30

教英生はただ今試験期間真っ只中です!

広島大学は84日(月)から夏休みとなります。それまでの直前の1週間は第2ターム(66日(金)~81日(金)まで)に履修した科目の試験期間です。すべての授業で試験があるわけではなく、授業によっては期末レポートや期末プレゼンテーションなどで評価される科目もあります。

 

いずれにせよ教英生はこの時期は大忙しです。しっかり復習をして、乗り切ってほしいと思います!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で英語教師や英語教育研究者を目指してみませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に勉強や研究ができるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)






2025/07/17

教育実習観察(くっつき)のガイダンスを行いました!

広島大学教育学部では、中高の教員免許を取得する人は3年次に教育実習に行くカリキュラムになっています(高校の免許だけを取る人は4年次に教育実習に行きます)。それに先立って、そのおよそ1年前に附属学校を2日間訪問し、教育実習を行っている3年生の先輩に「くっつい」て、教育実習を体験する教育実習観察という授業が設けられています。この授業は、「教育実習の様子を知る」ことと、「1年後の教育実習に向けて自身の課題を見つける」ことを大きな目標としています。今回、教育実習観察へ行く2年生を対象に、ガイダンスを行いました。

 

教英では、教育実習観察への参加あたりから、一気に専門的な学びが本格化していきます。1年後の教育実習本番に向けて、しっかりと準備をしていきましょう!

 

(みんなスーツで臨んでます!)


なお、教英をはじめ広島大学教育学部では教育実習についてはとても手厚いカリキュラムが組まれています。

 

1年前期:教育実習入門

大学へ入学してまだ間もない時期ですが、附属を訪問し、高校時代まで受けてきた授業を教師の視点から眺めることを学びます。

 

2年夏休み:教育実習観察今回のガイダンスはこれ!

1年後に教育実習に行くことになる2年生が、3年生が教育実習を行っている時期に2日間附属を訪問し、先輩の教育実習の様子を見学します。

 

3年前期:教育実習指導←前回のブログはこれ!

教育実習本番に向けての事前指導になります。1つの附属を3日間訪問し、授業の観察や分析の仕方、教材研究の留意点、指導案の書き方や評価の仕方について、具体的に学びます。

 

3年夏休み:教育実習(中学校と高校の免許を両方取る人)

附属へ行き、実際に授業を5時間ほど行います。2つの附属でそれぞれ2週間、合計で4週間の教育実習を行います。

 

4年前期:教育実習(高校の免許のみを取る人)

1つの附属へ行き、2週間ほど教育実習を行います。ただ、教英では中学校と高校の免許を両方取る人がほとんどなので、ほぼ全員が3年生の夏休みに教育実習に行きます。

 

4年夏休み:小学校教育実習

教英では1学年で5名程度という制限がありますが、小学校の免許を取得することもできます。小学校の免許を取る人はこの時期に2週間ほどの教育実習を行います。

 

4年後期:教職実践演習

教育学部での4年間の学びを総括し、これから教師になる上で、どのようなことをさらに学ぶことが必要であるのかを考えます。

 

教英では、これから以下の入試関連行事があります。英語教師になることを目指して頑張っている仲間や先輩と学び合いながら、英語教師を目指してみませんか。みなさんと一緒に勉強できることをスタッフ、在学生一同楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

2025/06/18

教育実習事前指導が始まりました

教英では学部3年生で教育実習へ行きます。広大には、4つの附属中学校(または中・高等学校)があり、各学生はその中の2校でそれぞれ2週間ずつ(つまり、合計で4週間の)教育実習を行います。今年度は8月後半から9月後半にかけて、各学生が本実習を行う予定となっています。今週から3年生が附属学校に行き、事前指導を受けています。

 

今回は授業そのものを行うのではなく、授業観察をしたり、指導案や発問を作るための指導を附属の先生から受けたりして、本実習に向けての準備を行うことが主な目的となっています。管理人も学生の様子を見に、附属を訪問させていただく予定です。

 

学校の雰囲気をつかんでもらうのと同時に、各自が課題を見付け、本実習までにしっかりと準備してもらいたいと思います!以下は、教育実習事前指導に関する学内説明会の様子です。


教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で英語教師を目指してみませんか。教英はこれまで日本各地に多くの英語教員を輩出してきました。教英出身の教員は各地でリーダー的な教員として大活躍しています。教育実習など英語教師になるためのカリキュラムや支援も充実しています。みなさんと一緒に勉強できるのを在校生、スタッフ一同楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

2025/06/02

教英の学生が学会発表を行いました(JAILA第13回全国大会)

少し前になってしまったのですが、315日に東京都市大学世田谷キャンパスで行われた日本国際教養学会(JAILA)第13回全国大会で、教英の学部生と院生が研究発表を行いました。今回は、各学生が個人で行っている研究の発表を行いました。

 

この学会は、いわゆる英語教育学の研究発表ばかりでなく、観光学、医学、社会学、工学、法学など、様々な分野の研究がなされます。いつもとは違う聴衆に向かっての発表となりました。フロアから多くの建設的なアドバイスやコメントをいただくことができ、それぞれが今後の研究に活かしていけそうです。


学部3年生(現在学部4年生)上原壮司さんの発表:Examining the Relationship Between Creative Thinking and Specific Types of L2 Speaking Performance



 
修士2年生(現在博士1年生)形山羽奈さんの発表:Formeaning Response Approachを用いた詩の読解が日本人高校生の言語能力に与える影響意味構築の活動を通じた推論力の向上を目指して



 
博士2年生(現在博士3年生)鈴木浩輔さんの発表:L1での相互行為能力はL2での相互行為能力に何か関係はあるのか日本人英語学習者による「断り」遂行に着目した一探索的事例研究

 

現在、英語教育学が扱う問題は複雑化し、様々な領域の知見を借りながら研究をすることが不可欠となってきています。今後も、英語教育学専門の学会だけでなく、様々な学会で研究発表を行い、学際的視野を培ってほしいと思います。発表お疲れ様でした!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について研究をしてみませんか。教英では、研究テーマや研究方法は学生が自由に決めることができます!王道研究、中間領域的研究、マイナー領域研究、新しい研究、いずれも大歓迎です。スタッフが研究テーマに沿ってアドバイスしますので、安心して自分の関心に沿った研究を行うことができます!スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)


2025/05/24

もうすぐ第1タームも終了。1年生は元気に教英生してます!

広島大学では1年を4つのタームに分けていて、前期は第1タームと第2タームに分かれています。前期の中に2つの学期があるといった感じでしょうか。タームが変わると、授業も変わります。

 

教英07生も無事に大学生活をスタートし、教英イベントも経験しながら立派に大学生をしてくれてます。管理人もイベントに参加させてもらうことがありましたが、学年内はすっかり仲良くなってました!

 

1タームには、「教養ゼミ」といって、高校までで言うところのロング・ホームルームに近い感じの授業があります。ですが、第2タームではそのような授業はありません。いよいよ独り立ちですね!

 

1年生の間は教養科目が中心です。広い視野を身に着けて、将来の教英での学びに活かしてほしいと思います!


【教養ゼミでの1年生の様子】



教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で英語教師や英語教育研究者を目指してみませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に勉強や研究ができるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)


2025/05/14

新入生歓迎イベントFWTを行いました!

教英の春の恒例行事であるFWTを行いました。今回、このイベントを企画・運営してくれた3年生に振り返りをしてもらいました。

 

 

 

 

2025426日(土)27日(日)に、英語文化系コース新入生歓迎イベント「Freshman Welcome Tour(通称FWT)」が開催されました。FWTは、新入生と在学生、さらには新入生同士が、様々なアクティビティを通して親交を深めることを目的とし、毎年4月に2日間開催されています。

 

1日目は、大学内の体育館で1年生から3年生が参加するレクリエーションが1日通して行われました。今年はテーマをジブリに決定し、それをもとにしたアクティビティを2年生・3年生が春休みから約2か月準備してきました。当日は、自己紹介ゲーム、漢字4文字連想ゲーム、借り人競争や西条に関するクイズなど、様々なアクティビティを13年の縦割り班で楽しみました。全員が積極的に学年を超えた関わりを持ち、楽しんでいて、縦と横の親交を深めるというFWTの目的が達成されたと思います。笑い声の絶えない素敵な1日となりました。


【開会式の様子】

【1~3年生の縦割り班で様々な活動を楽しみました】

【1日目集合写真】


2日目は、広島市内にある平和記念公園で平和学習を行いました。初めに平和記念資料館を訪れ、80年前、原爆が投下された広島で何が起きていたのかを学びました。当時の凄惨な状況が伝わる写真や記録、被爆した方々の人生等の展示を、長い時間をかけて見学していきました。新入生の展示品を見る眼差しや記録を読む姿勢、それら全てからこの悲惨な事実への衝撃と、絶対にこの歴史を繰り返してはならないという想いが伝わってきました。資料館を出た後は、平和記念公園内に点在するモニュメントを回りました。今一度、平和について考え、日々の生活へのありがたみを感じました。


【平和公園散策の様子】

【平和について学びました】

【バスで西条まで帰ります。2日間お疲れさまでした!】


FWT2日間を終え、新入生からは「先輩と仲良くなれて嬉しかった」、「楽しいだけでなく、学びもある充実した2日間だった」等の声を聞くことができました。また、新入生について知り、仲良くなることができて喜ぶ在学生の姿も多く見受けられました。入学したばかりの新入生の不安を少しでも軽くし、充実した2日間だったと思ってもらえたこと、教英の学生がお互いを知る機会を作ることができたこと、運営としては嬉しい限りです。最後に、先生方には、お忙しい中FWTを開催するにあたって多くのご支援・ご協力を頂きました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

今年も充実したイベントとなったこと、とてもうれしく思います。管理人も2日目の引率をしましたが、とても有意義なイベントでした。また、管理人は3年生のチューターをしているのですが、みんなすっかり頼もしい先輩となり、とてもうれしく思いました!イベントを企画してくれたみなさん、ありがとうございました!

 

教英には、今回のように楽しさと学びが充実した学生主体企画がたくさんあります。教英で英語と英語教育を一緒に楽しく学びませんか。楽しい先輩がみなさんを待っています!

 

教英では以下の入試関連行事があります。

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

2025/04/15

新入生Welcome Partyを行いました!

教英は縦と横の人のつながりが大きな特徴です。1年生にも早く教英生活にどっぷりつかってほしいということで、2年生と3年生が新入生歓迎行事を企画してくれました。今回、その企画のチーフをしてくれた学生に記事を寄せてもらいました。

 

 

 

4月6日(日)、教英の学生による新入生歓迎行事 “Welcome Party” を行いました。昨年度までは「対面式」という名称で行われていた行事ですが、より内容にふさわしく親しみやすい名称をということで、2年生と3年生による公募と投票で新しい名称に生まれ変わりました。2年生の力も借りて会場前方のホワイトボードには装飾を施し、1年生を温かく迎えることができました。

 

Welcome Party では1年生と2年生・3年生がよく交流できるようなレクリエーションに加え、最後には2年生・3年生が自分の班の1年生を「他己紹介」するという新たな試みを行いました。昨年度までは会の初めに1年生1人ずつによる自己紹介があったのですが、とっかかりとして1年生により心理的な障壁なく教英になじんでもらおうという工夫を施しました。

 

全体を通して笑顔でにぎやかに交流する様子が見られ、事後アンケートでも1年生からは「緊張していたが、本当に先輩たちが私たちのことを歓迎してくださっていることが伝わって安心した」、「教英にきて良かったと心から思った」という感想をいただきました。また、企画チームで工夫した他己紹介についても、行事の良かった点として「居心地のよい空間だった」こと、「自己紹介の時に1年生は何もしなくてよかったところ」という意見をいただき、これまでの「当たり前」を疑い、より良く変える努力をすることの意義を実感しました。教英は同学年・他学年とも人とのつながりが強いコミュニティです。教英にいれば一人ぼっちになることはありません。大学生活にはいろんな不安がつきまといますが、教英に来れば友人や先輩(ときに後輩)がいつでも助けてくれますし、教英の在学生はいつでも新入生を温かく迎え入れます。その姿勢が教英でこれまで受け継がれてきた良いところだと思っていますし、その気持ちを形として時代とともにアップデートしていけるのも学生の強みではないかと思っています。ニューメンバーの1年生と迎えるこの2025 年度はどんな良い思い出が作れるのか、私はとても楽しみです!!!

(みんな盛り上がってます!)


新しい試みをいろいろとしてくれ、1年生の教英生活をより「気楽」にスタートさせてくれたこと、感謝です。写真にはぼかしをかけていますが、みんなリラックスした表情です。1年生も楽しい時間をすごせたとのこと、うれしいかぎりです。先輩全員の顔と名前が完全に一致するのにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、いろいろな行事に参加し、教英生活を存分にエンジョイしてもらいたいと思います!教英2年生、3年生のみなさん、企画と運営をありがとうございました!


教英には、今回のような楽しい企画がたくさんあります。楽しい先輩がみなさんを待っています!教英で英語と英語教育を一緒に楽しく学びませんか。スタッフもみなさんと学べるのを楽しみにしています!

 

教英では以下の入試関連行事があります。

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)


2025/04/10

1年生は無事に教英生活をスタートしました!

広島大学では、48日(火)より新学期が始まりました。毎年のことですが、1年生は時間割の作成に大変苦労します。自分で授業を選んだりすることはもちろんのこと、選んだ授業を大学システム上で登録しないといけません。今年も2年生にサポートに入ってもらいました。

 

今の2年生も昨年、今の3年生にサポートに入ってもらって教英生活をスタートしたわけですが、1年でとても頼もしい先輩になりました!新入生のいろいろな疑問に答えながら、授業の履修登録まで完了させてくれました!

 

1年生は8日(火)に1コマ目から早速授業があったようですが、教室も迷わず、スムーズに学生生活をスタートできたようです。

 




教英では以下の入試関連行事があります。教英で英語教師を目指してみませんか。スタッフも在学生もみなさんと学べるのを楽しみにしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)



2025/04/09

教英大学院へようこそ!

先日、大学院新入生のガイダンスを行いました。お仕事をされている院生もおられるため、残念ながら全員がそろってのガイダンスとはなりませんでしたが、カリキュラム等についてみんなで確認を行いました。卒業式で見送った4年生や修士修了生が多く、改まって挨拶をする恥ずかしさもありましたが、院生として再び4月から一緒に勉強・研究できることを大変うれしく思います!

 

学部と違い、授業よりは研究が中心になります。教英では、指導教員の研究テーマとは関係なく、自由に自分の研究テーマを設定できます。そして、この自由な雰囲気の中で各自が自分の研究テーマを追求し、これまで多くの英語教育学研究者を日本各地に輩出してきました。

 

今年の新入生も、先輩の後に続き、日本の英語教育、そして中高生の英語力向上に貢献できるよう、在学中の2年ないしは3年で英語教育研究者として大きく成長してほしいと思います。私たちスタッフも全力でサポートします!この度はご入学おめでとうございました!


【「真面目に話さなければ」ということで準備してきた原稿をチラ見しているところが激写されてしまいました(笑)】


教英ではこれから以下の入試関連行事があります。博士課程前期(いわゆる修士課程/マスターコース)の入学試験は9月と2月に、博士課程後期(いわゆる博士課程/ドクターコース)の入学試験は2月に行われます。教英で一緒に英語教育について研究してみませんか。王道の研究から尖った研究、マニアックな研究まで、大歓迎です。どうぞお気軽にスタッフまでメール等でお問い合わせください。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!


9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

 

2025/04/05

新入生のみなさん、教英へようこそ!

今年もフレッシュな1年生を教英に迎えました。広島大学では43日(木)が入学式で、4日(金)が各学部・コースに分かれてのガイダンスでした。

 

新入生のみなさん、教英へようこそ!スタッフも在学生もみなさんを首を長くしてお待ちしていました。

 

これからガイダンスや新歓行事を通して、同級生はもちろんのこと、先輩たちとも早く仲良くなっていってほしいと思います!

 

月曜日は時間割を作るガイダンスがあり、火曜日から早速授業が始まります。最初はいろいろと戸惑うことが多いかと思いますが、早く新生活に慣れ、教英生生活をエンジョイしてほしいと思います!

 

ご入学、誠におめでとうございます!


(教員との対面式:ようこそ教英へ!)

(3年生が1年生の新歓行事を企画してくれ、その案内をしてくれました)

(新入生ガイダンスの様子:新入生のチューターは小野章先生です!)


教英では以下の入試関連行事があります。教英の一員になって、みんなで英語教師を目指してみませんか。たくさんの楽しい先輩がみなさんを待っています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

 

2025/03/24

卒業、修了、おめでとうございます!

今年も、教英から4年生と大学院生が巣立っていきました。323日(日)は広島大学の卒業式でした。

 

教英では14時から、卒業生、修了生、教員で集まって、教員免許の交付と卒業証書、学位記の授与式を行いました。入学して教英の仲間に初めて出会った教室で授与式を行ったので、感慨もひとしおでした。コロナ禍、そしてニューノーマルと、激動の時代でしたが、学部生は4年間、修士の人は2年間、博士の人は3年間、本当によく頑張りました!今回は、特別に4年生の元チューターである、松浦伸和先生にも授与式に参加してもらいました。

 

4月からの新生活でみなさんがそれぞれの場所で大きく活躍されることを期待しています!近くへ来られた際はぜひお立ち寄りください。昔話に花を咲かせるのを楽しみにしています!卒業、修了、おめでとうございました!

 

夕方に卒業生、修了生とスタッフで祝賀会を行いました。あまりに楽しくて、うっかり写真を取り忘れてしまいました。。。

 

(卒業証書・学位記の授与)

 

(教員からの祝辞)

 

(卒業生、修了生、教員の集合写真。天気にも恵まれました!)


教英では以下の入試関連行事があります。教英で、英語教師や英語教育研究者を目指して一緒に勉強・研究をしてみませんか。学生、スタッフ一同、皆さんをお待ちしています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

2025/03/18

今年も教英英語合宿(Intensive Training Course, 通称ITC)を行いました!

少し前になるのですが、教英最大の学生行事である教英英語合宿(Intensive Training Course, 通称ITC)を行いました。チーフをしてくれた学生に振り返りを行ってもらいました。いろいろと新しい試みにも挑戦してくれたとのこと、とてもうれしく思います。

 



 

私たち教英は、学年を超えて仲が良く、自主的な企画運営行事の多いコースです。

その中でも、最長かつ最大の行事であるITC(Intensive Training Course)210日から12日までの3日間の日程で開催しました。

 

この行事は教英の1〜3年生までが協力して多様なアクティビティを企画し、All English3日間を過ごすという、実践的かつ楽しい行事です。


今年のテーマは「万博」。「大阪万博」ならぬ「教英万博」を開催しました。各アクティビティ(アク)とパビリオン(テーマ国)、及び3日間のスケジュールは以下の通りです。

 

《1日目》

開会式 

04アク(3年生主体)【技術大国】 

Listening & Speakingアク【アスリート大国】

06アク(1年生主体)【経済大国】

 

《2日目》

Writing & Readingアク【観光大国】

05アク(2年生主体)【文化大国】 

Presentationアク(準備)【サミット会議】

 

《3日目》

Presentationアク(本番)【サミット会議】

劇アク(1・2年生による英語劇) 

閉会式

 

アクティビティでは、テーマに合った場面を設定し、実生活で起こりうる英語の使い方について考えました。「あるある」と感じる場面や「確かにこうなったときにどう言おうか」と考えさせられる場面ばかりで、楽しみながら英語力が鍛えられました。また、英語という敬語がない言語で過ごす中で、異学年での活発な交流ができました。

 

今年度のITCには二つの新しい取組がありました。


一つ目は、パンフレットの完全オンライン化です。これまでの冊子配布からオンライン上での文書共有に変更しました。容易に編集ができることで作業効率が向上し、かつ常に最新の状態で閲覧できるようになりました。


二つ目は、4技能に分類していたアクティビティを、受信(Listening)発信(Speaking)と受信(Reading)発信(Writing)の二つにしました。これにより、アクティビティを考えやすくなり、全員が楽しめるものになりました。またアクティビティの数を減らすことで日程に余裕ができ、一つ一つのアクティビティにじっくり取り組むこともできました。

 

3日間の全行程を無事終了し、友人や後輩たちから「楽しかった」との声を聞いて、成功して良かったという安堵感とやり切ったなという達成感を感じています。今回の企画を創り上げていく中で、教英の仲間や先輩方の集合知や経験知が助けになりました。こんな頼りないチーフを支えてくれた幹部陣。積極的にアクティビティに取り組み、盛り上げてくれた3年生。3年生と協力し、上下の縦の繋がりを上手に繋げた2年生。持ち前の明るさで初めてのITCでも堂々とやり切った1年生。そして優しく相談に乗ってくださった先輩方。私たちの取り組みを見守り、惜しみない協力をしてくださった先生方。このITCが無事に成功することができたのは、本当に皆さまのご協力のおかげです。ありがとうございました。


企画から運営まで試行錯誤した中で得られた学びがあり、教英の絆の深さを改めて感じた喜びもありました。チーフとして唯一無二の経験をさせていただくことができました。この経験を糧により邁進していきます。関わってくださったすべての方に重ねてお礼申し上げます。

 



 

多くの学びがあったとのこと、とてもうれしく思います。このような行事の企画・運営は、英語教員になる上で大きな糧となります。学生主体でこのような行事をしっかりと運営してくれており、とても頼もしく思います!

 

教英では以下の入試関連行事があります。教英の一員になって、みんなで英語教師を目指してみませんか。楽しい学生イベントもたくさんあります。先輩もスタッフも皆さんを待っています!

 

9月:大学院入試(博士課程前期)

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)






2025/02/21

教英学部生の研究プロジェクトが国際学会プレゼンテーションに採択されました!

カビール先生ゼミで共同研究として取り組んでいる研究プロジェクトが国際学会での研究発表に採択されました!この度、そのプロジェクトに関わっている4年生に、プロジェクトグループを代表して記事を書いてもらいました。

 


 

皆さん、こんにちは。教英4年の平田歩です。私たち4人(カビール先生、3年 上原壮司、4年 内藤星渚、そして私)で取り組んだプロジェクトについて、2025 Scientific Program Committee for the International Academy for Intercultural Research (IAIR) and International Association for Cross-Cultural Psychology (IACCP) にてペーパープレゼンテーションを行うことが決定しました!

発表タイトルは、“Exploring Associations between Self-Efficacy in Intercultural Communication, Working Memory Updating, Vocabulary Knowledge, and Oral Imitation Performance: An Online Behavioral Experiment” です。

このプロジェクトの内容は、私の卒業論文にも大きく関わってくるのでの私の卒論の内容も交えながらお話ししたいと思います。

〈私の卒業論文について〉
私の卒論のタイトルは、“Examining Associations Between Working Memory, Language Proficiency Background, and Elicited Imitation in English” です。内容を簡単に説明すると、Elicited Imitation Task (EIT) のパフォーマンス(英文を聞いてそれを模倣して発音すること)と、N-Back Test によって測定されたワーキングメモリー、LexTALE によって測定された英語熟達度の間にどのような関係があるのかを調べました。最終的な目的は、EITを教育現場で活用するための基盤を築くことです。EITがどのような認知スキルと関係しているのかを明らかにすることで、言語評価ツールとしての有効性を検証することを目指しました。

〈今回のプロジェクトについて〉
今回のプロジェクトは広島大学教育学部共同研究プロジェクトの一環であり、結果についてはこちらのリンク20254月から見られるようです。

今回のプロジェクトでは、私の卒論で調べた関係性に加えて 異文化コミュニケーションにおける自己効力感(SEIC) にも焦点を当てました。特に、自己効力感(SEIC)が高い人は、どのような行動パフォーマンスを示すのか? という点に着目し、EITのパフォーマンス、N-Backによるワーキングメモリスパンとの関連を調査しました。

この研究成果をもとに、20256月にブリスベンでの学会にて発表してきます!

カビール先生のゼミでは、自分の研究に熱心に取り組める環境が整っており、他学部・コースのゼミの方々と共同ミーティングも行うことができました。音声学・バイオメカニクス・心理言語学の研究室にお伺いして、お話を伺うことで実験の設計やデータ分析のスキルを学ぶことができました。特に、実験ビルダーソフトのGorillaを使った行動課題の作成や、Rを用いたデータ処理・分析 にも挑戦し、研究だけでなく、実践的なスキルも習得できました。

学部生としてこのようなプロジェクトに携われたことを大変光栄に思います。私が1年生の頃には想像もしなかった貴重な経験を得ることができ、とても刺激的で有意義な時間でした。このような機会を与えてくださったカビール先生に心より感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

 

学会当日は、他国の研究者といろいろと情報交換をしてきてもらえたらと思います。学部生の段階から研究に取り組んでくれる学生が増えており、とてもうれしい限りです。第2弾、第3弾といろいろな研究プロジェクトが続いていってくれると嬉しいです!

教英で一緒に英語教育について勉強・研究してみませんか。サポート体制もしっかりと整っていますので、みなさんの興味関心に応じて安心して研究を進めることができます!また、学生行事も充実していますので、研究や勉強以外の側面でも充実した学生生活を送ることができます。みなさんと一緒に学んだり遊んだりできることを在学生スタッフ一同楽しみにしています!

 


教英生がWestern Carolina UniversityとUniversity of Oklahomaの学生と合同ワークショップを行いました!

少し前になるのですが、 Western Carolina University ( WCU )の学生が広島大学( HU )を訪問した際に、教英生と合同で Creative Communication に関するワークショップを行いました。また、 University of Okla...