教英の大学院では、特別研究(通称「特研」(とっけん))と呼ばれる授業があります。この授業は、毎週大学院生が自身の研究の経過報告について発表を行い、質疑応答を通してよりよい研究に仕上げていくことを目指しています。今年度は毎週水曜日の17時から行っています。
コロナ禍ではSkypeやZoomを使ったオンライン形式で行っていましたが、コロナも一段落しつつありますので、今年度は対面+オンラインのハイブリッド形式(大学の近くに住んでいる人は対面で参加し、遠方に住んでいる人はオンラインで参加する形式)で授業を行っています。
コロナ禍で授業を対面からオンラインに切り替えた際に1つよかったことは、コロナ前はなかなか授業へ参加することが難しかった遠方に住む社会人の院生の方が毎週授業に参加できるようになったことでした。
今年度の授業を計画するにあたって、対面の良さと遠方に住んでいる方の利便性を両立したいと考え、新しい試みとしてハイブリッド形式での実施としました。今年度は教室を鹿児島、長崎、山口などとつないで授業を行っています。大変うまくいっています!
今年度も修士課程の学生と博士課程の学生、教員スタッフはもちろんのこと、ゲストとして他大学等にお勤めの英語教育研究者の方や英語教育研究に関心を持っている学部生も加わって、大変にぎやかで活発なディスカッションが毎週繰り広げられています。
この日は、オンラインゲームを利用した語彙学習に関する研究のプレゼンテーションが行われました。現在の英語教育研究の中でホットなトピックの1つです。最新の研究の動向や、それらの研究に見られる課題点などが整理され、それに基づいた研究計画の草案が提示されました。そして、論として弱いところや曖昧な部分を共有したり、今後の研究の方向性について議論しました。とても有意義な時間でした。
教英ではこれから以下の入試関連行事があります。修士課程(博士課程前期)の入学試験は9月と2月に、博士課程(博士課程後期)の入学試験は2月に行われます。教英で一緒に英語教育について研究してみませんか。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!
9月:大学院入試(博士課程前期)
11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)
2月:前期日程入試(学部入試)
2月:大学院入試(博士課程前期・後期)