広大教英の卒業生(平成15年度入学生)の江澤隆輔先生 (
https://twitter.com/ezryusu) が、『
中学校英語サポートBOOKSテーマ別英作文 ドリル&ワーク』、 『
中学英語ラクイチ授業プラン』に引き続きこの度三冊目の単著となる『教師の働き方を変える時短』を東洋館出版社より出版されました。
上の画像をクリックするとこの本の目次を見ることができますが、長時間労働で苦しんだ末に独自に仕事の能率を上げる工夫をしているベテラン教諭なら「そうそう」、「そうかもしれない」と目次を見ただけでいろいろな考えが浮かんでくるでしょう。
今、とにかく仕事の波に呑み込まれている若手でしたら、わかりやすくまとめられた本文を読むことで具体的なノウハウだけでなくその背後にある考え方を会得することができるでしょう。
私もそれなりに仕事の能率化・効率化を高める工夫をしてきたつもりでしたが、この本を読んで、やはり
・時間的に余裕がある時期に行う事前準備により、仕事の長期的見通しを得る(かつ短期間での超集中作業による疲弊を避ける)。
・できる限りの資料を電子共有することで、一つ一つの仕事の成果を他の仕事に活用するシステムを得る。
ことが大切であることを学び直しました。
と、
管理人の悪い癖でとても抽象的にまとめましたが、もちろん忙しい読者のために書かれたこの本はとてもわかりやすく書かれています。原理だけでなく有益なアプリやエクセルの小技などのとても具体的な情報もあります(私は恥ずかしながらエクセルで文字列を扱う際の "=A1 & B1" といった "&" 関数のことを知りませんでした)。
21時過ぎ退勤が当たり前で午前様になることも珍しくなかった仕事のスタイルを、結婚と子どもさんの誕生を機に、夕食前には子どもをお風呂に入れ夕食をいつも家族で一緒に食べるワークライフバランスに変えた--しかも通常業務に加えて三冊目の単著も刊行している!--著者によるこの本にぜひご注目ください。