2024/11/18

教英教職セミナーを開催しました!

先日、教英の恒例行事である教職セミナーを開催しました。これは、新人とベテランの現職の中高英語教員の先生に来ていただき、現場の様子や日本の英語教育政策の今とこれからについて、教英生にお話いただくという企画です。今回は学部1年生から大学院生まで、現役教英生が参加し、貴重なお話を聞くことができました。福間翔也先生(広島県立世羅高等学校・教諭)、山本竜也先生(広島市立東原中学校・教諭)、贄田悠先生(文部科学省国立教育政策研究所・学力調査官)に貴重なお話をしていただきました。

 

まず、本企画を今年度コーディネートしていただいた広島大学名誉教授の松浦伸和先生に、教英の歴史も交えながら、今回の企画の趣旨とその導入をしていただきました。

 


福間先生には、「未来の先生へ:教員採用試験のリアルと現場での学び」という題目でお話いただきました。福間先生はこの4月に教英を卒業したばかりの1年目の先生です。現役教英生とも顔なじみです。今回のお話にあたって、教英の同学年にアンケートを取っていただいており、先輩からのメッセージとしてお話いただきました。教員採用試験対策をいつ頃からどのように行ったのか、実際の試験はどのような感じだったのか、教壇に立つまでにしておくべきこと、などについてお話いただきました。また、新人教師の実際の1日のスケジュールや、今年の夏休みのスケジュール、日々の仕事についても教えてくださいました。生徒が理解できる英語を話す力、ICT運用能力、教科内外の専門性、多様な生徒への対応などは4月からいきなり必要になることなので、できることから準備をしておくことが大切であるというメッセージをいただきました。また、実際に教員として働く上での便利グッズの一覧表もいただきました。現役教英生にとってとても具体的で教職の具体的なビジョンを持つことができたのではないでしょうか。福間先生と同期の教英卒業生も駆けつけてくれました。みなさん立派に楽しみながら英語教師をしており、とてもうれしかったです。

 


続いて、この4月に教英大学院を修了された山本先生に「中学校における英語授業"授業における実践"」という題目でご登壇いただきました。山本先生は現職の教員をしながら大学院へ2年間通われました。山本先生からは、ベテラン教員という立場から、日々の授業実践を4技能別にご紹介いただきました。また、特に山本先生が大学院で研究された話すこと(やり取り)の指導と評価について詳しくお話いただき、先生のご研究の知見を活用されている様子も知ることができました。まさに理論と実践を融合された素晴らしい取り組みでした。さらに、主体的に学習に取り組む態度の評価の実践例、合唱指導を通した学級経営の実践例、もご紹介いただきました。生徒の実際の様子やエピソードも多くご紹介いただき、教英生が教員になった後にどのように教師として成長していくのか、そのビジョンを見せていただきました。また、教員の仕事は生徒に学力をつけることであり、そのために授業準備や授業のルールづくり、指導の効果の検証、生徒や同僚とのコミュニケーションをしっかり行うことの大切さをメッセージとしてお伝えくださいました。また、授業に便利なツールや教材もご紹介いただきました。

 


続いて、質疑応答の時間をもうけさせてもらい、福間先生と山本先生に現役教英生からの質問に答えていただきました。宿題の出し方、ICTを使った授業時の生徒の内職への対応、小学校英語教育の影響、生徒間に学力差があるクラスでの授業の工夫、などについて質問があり、実際にどのように対応しているのかお話しいただきました。どれも教員を目指す学生ならばとても気になるトピックですが、なかなか現職の教員には聞く機会がありません。大変有益な質疑応答の時間でした。

 


休憩をはさみまして、最後に贄田先生に、「外国語教育で大切にしたいこと~英語教師に求められる資質・能力~」という題目でお話いただきました。特に、AI時代の英語教育において必要なことは何か、という問いを中心に、お話いただきました。贄田先生は、文部科学省学力調査官というお立場から、言語活動と言語材料について理解や練習のための指導の区別の必要性(そして言語活動をまずやってみて生徒の課題を把握し、課題への支援をした後で再度言語活動に取り組ませるというサイクルの大切さ)、言語活動における目的・場面・状況の設定の大切さ(思考・判断・表現が働き、聞き方、読み方、話し方、書き方が変わることに加えて、主体的に学ぶ意欲を高めること)、内容面の指導(コミュニケーションの目的と照らして、「何を」「どのように」伝えればよいかを指導)と言語面の指導(より正確に、誤解がないように伝えるための指導)の重要性、知識・技能と思考・判断・表現で4技能に関して具体的に育成すべき資質・能力の具体的内容、全国学力・学習状況調査の結果から見えてくるこれからの課題、について、ご講演いただきました。また、最後に、AI時代の英語教育では、「目的や場面、状況等に応じたコミュニケーション」を図る資質・能力を生徒に身に着けさせることが重要なミッションとなることを伝えていただきました。一方で、授業マネジメント力や子供を生かす力はAI時代以前と変わらず、その大切さを忘れないようにしなければならないという点も教英生へのメッセージとして伝えていただきました。時代が変わっても、教師は、生徒の既習内容の確認、生徒の意図の把握、生徒の関心にあった題材の設定、学習集団作り、生徒の存在感・共感的な関係・自己決定の場を大切にすること、生徒とやりとりをしながら授業をデザインすること、生徒とともに授業を作っていくこと、の重要性は忘れてはならないというお話でした。

 


3名の先生方のお話はこの記事には書ききれないほど本当に盛りだくさんの内容で、教英生は本当に多くのことを学ばせていただきました。貴重なお話を本当にありがとうございました。

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教師を目指してみませんか。教員採用試験に向けたサポート体制も整っていますし、教英生(そして時には他コースの学生も含めて)で一緒に学ぶ雰囲気もしっかりと確立されています。実際に、福間先生の本日のお話でも、教英生で模擬授業をやったり面接の練習をしたりことが採用試験合格につながったとご紹介いただきました。スタッフ、学生一同、みなさんと一緒に教英で学べることを楽しみにしています!

 

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)


2024/11/02

英語教育の最先端を知るオンラインセミナー「一期一会の英語授業」は大盛況のうちに終了いたしました!

本日、英語教育の最先端を知るオンラインセミナー「一期一会の英語授業」を開催しました。全国から120名以上の方にお申込みいただきました。おかげさまで今年も大盛況となりました。教職を目指す高校生から現職の中高大の先生、一般の方まで広くご参加いただきました。

 

講師の山﨑寛己先生には、ご自身が初任で赴任された困難校での経験を皮切りに、これまでご勤務された学校での授業実践を映像とともにご披露いただきました。英語嫌いの生徒を英語の授業に取り組ませる上で、授業は生徒理解の上に成り立つということの実例を示していただきました。見せていただいた映像からでは、その生徒が本当に英語嫌いなのかが分からないぐらい、授業に集中して取り組んでいる姿に驚かされました。

 

生徒をひとりぼっちにさせない、本当の意味でのやり取りを行う、教室を支援的風土に仕立てていく、生徒の個性や創造性を発揮させる機会を授業の中で持つ、など、ついつい英語技能の習熟を目指すあまりに教師が忘れてしまいがちなことの大切さを思い出させていただきました。そして、それらを重視することが結果として英語の学習(そしてひいては習熟)につながっていくことになるのだということを、山崎先生の人権や多様性を重視した授業実践の映像を見させていただき、学ばせていただきました。

 

「うちの生徒にはこんなことはできない」と教師は生徒の限界を一方的に決めつけるのではなく、しっかりと粘り強く生徒と接することで、生徒は驚くようなパフォーマンスを示してくれるのだということを教えていただきました。そして、そこにこそ教職の面白さもあるのだと思いました。

 

山﨑先生、貴重なご講演をありがとうございました。また、本日参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。すでに締め切られましたが、11月には広島大学光り輝き入試(AO入試)(学部入試)があります。修士課程(博士課程前期)と博士課程(博士課程後期)の入学試験は2月に行われます。教英で一緒に英語教育について学びませんか。在学生、スタッフ一同みなさんと一緒に勉強できるのを楽しみにしています!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(締め切りました)

2月:前期日程入試(学部入試)

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)



2024/10/28

教英学部3年生の研究が日本国際教養学会若手研究助成に採択されました!

この夏に全国英語教育学会で学部生としてはじめて研究発表をしてくれた教英3年生の上原壮司さんが、また1つ教英の歴史を塗り替えてくれました!

 

日本国際教養学会(JAILA)には、若手研究助成制度というものがあります。これは、研究を行っている40歳未満の研究者に研究助成金を支給するという制度となります。昨今では、文系理系を問わず、多くの学会が若手研究助成制度を設けています。ただ、多くは大学院生以上の学生を助成対象としているのですが、日本国際教養学会は学部生から応募できるという特徴があります。

 

この旅、上原さんのこれまでの研究成果が高く評価され、学部生としてはじめて研究助成金が支給されることとなりました!上原さんに今回の助成に関して記事を寄せてもらいました。

 

 

 

 

教英3年の上原壮司と申します。この度、「日本人大学生英語学習者の創造性とスピーキングパフォーマンスの関係性の調査」という題目で日本国際教養学会 (JAILA)の若手研究助成制度に採択されました。先月の全国英語教育学会に関しての記事(https://hirodaikyoei.blogspot.com/2024/09/)でも記したように、学部生で研究をしている事例は珍しく、ましてや助成を行っている学会は極めて少ないと思います。しかし、JAILAでは大学院生のみならず学部生も助成制度への応募ができるということで、今回挑戦させていただきました。学会会場への交通費や宿泊費、書籍の購入費など、非常勤講師をしていない学部生の立場としても、助成を受けられる恩恵は大きいです。こういった助成を受けられたことに自信を持ち、学会発表や論文投稿を通して自分の研究を深化させられるよう精進したいと思います。

 

 

 

 

スタッフ一同大変誇らしく思っています!ますますご活躍ください!教員一同しっかりとサポートしていきます!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について研究をしてみませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!指導体制も整っていますので、英語教育に関する様々なテーマや方法の研究を行うことができます!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)(←締め切りました)

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2024112日(土)にホームカミングデーの1企画として、1430分から1615分まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は1030日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 



2024/10/04

後期がスタートしました!

広島大学では10月2日から後期の授業がスタートしました。学生がキャンパスに戻ってきてくれて、賑わっています!


1年生はこれから徐々に専門科目の勉強が増えていきます。難しい内容も多いかもしれませんが、必要な知識をしっかりと身に着けていきましょう!


2年生は、来年度に受講する教育実習に向けて説明会に参加したりと、教英での学びのピーク期間に突入していくことになります。また、教英イベントも3年生からバトンを渡してもらう準備時期となります。来年度はいよいよ教英の中心学年です!


3年生は、教育実習を終え、今度は卒業論文のゼミがスタートします。また、教員採用試験などのモードにも徐々に入っていくこととなります。


4年生は、いよいよ教英での最終学期です。卒業に向けて、卒論を完成させる時期となります。これまでの研究成果を満足のいく形でまとめてもらいたいと思います!


修士課程大学院生1年生と博士課程大学院生1年生は、自分の研究の構想発表に向けて、自分の研究のゴール地点に見通しを立て、今後の研究の進め方を具体的に考えていく時期となります。


修士課程大学院生2年生は、1月末の修士論文提出に向けて、2年間の研究の成果を1つの論文としてまとめていくことになると思います。試行錯誤の連続かと思いますが、納得のいく形で研究成果をまとめてもらいたいと思います!


博士課程2年生は、構想発表に基づいて、実際の調査を計画・実施・分析する作業が中心となります。研究の途中段階での研究成果を学会で発表したり、論文の形にまとめて学術雑誌に投稿したりします。


博士課程3年生は、博士号取得に向けて、博士論文の完成を目指します。途中の審査会と最終の審査会を受け、それらに合格し、さらに教員会の投票で博士号授与が承認されると、晴れて博士(教育学)の取得となります!


後期もそれぞれの学年で違った形で忙しいですが、充実した学期になるよう、スタッフ一同支援していきたいと思います!


教英ではこれから以下の入試関連行事があります。スタッフ一同みなさんと一緒に英語教育について勉強・研究できるのを楽しみにしています!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2024112日(土)にホームカミングデーの1企画として、1430分から1615分まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は1030日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。



2024/09/20

教英学部3年生が第49回全国英語教育学会(福岡大会)で研究発表を行いました!

先月のことになりますが、824日(土)から825日(日)にかけて福岡工業大学にて第49回全国英語教育学会(福岡大会)が開催されました。全国英語教育学会は、英語教育について研究を行う国内最古の学会であり、学術的権威も非常に高いです。そこで教英の教員はもちろんのこと、院生が研究発表を行いました。そんな中、今回はなんと学部3年生も研究発表を行ってくれました!しかも教員や院生との共同研究という形ではなく、単独での研究発表でした!

 

教英で学部生が学会で単独の研究発表を行ったという事例はこれまで管理人は知りませんし、全国英語教育学会で学部生が単独での研究発表を行ったという事例も聞いたことがありません。今回、研究発表を行ってくれた学部3年生の上原壮司君に今回の研究発表を振り返ってもらいました。地道な努力が1つの形として結実したことを大変うれしく思います!なお、研究発表のタイトルは「How Do Creative Students Process Language Production? Investigating the Relationship Between Creativity and L2 Speaking Performance」で、英語での研究発表を行ってくれました!他大学の院生や研究者としっかりと肩を並べて、立派に研究発表を行ってくれました!

 

 

 

教英3年の上原壮司と申します。8月下旬に全国英語教育学会にて自分の研究を発表させていただくことができました。発表に至った背景や軌跡を綴る機会を頂いたので、多少マニアックな部分もあるかと思いますが、少しでも研究や学会に対する印象を再考する機会を提供できれば幸いです。(大学院生や研究者、先生方にとっては当然のことだと思われる箇所は多々あると思いますが、あくまでも「学部生」が学会で発表したことについての意義や思いを綴らせてください)


私は、創造性(Creativity)とスピーキングパフォーマンスに関する研究を発表しました。端的に言うと、「創造的な人とそうでない人の間には言語産出の面(発話語数や言い淀みの数など)に違いはあるのか」といった内容です。言語と創造性の関係性や、良い授業や面白い授業をするには創造性が必要であるなどということを念頭に置きながら、試行錯誤して研究を進めていました。教英のゼミは3年後期に配属されるため、正式な指導教員もおらず研究の方法や手順はほとんど独学で進めました。そのため、先行研究は何を探せばよいのか、Research Questionとは何か、リサーチ・ギャップとは何か等分からないことだらけで我流の研究が進みました。それに加え、学部生で研究をするというのは極めて珍しいケースとされていたため、身近に年齢の近い人で相談できる人がいませんでした。そういった環境の中、学会で発表したい一心で自分の研究と向き合い続けました。しかし、そんな私を教英の先生方は親身に面倒を見てくださりました。研究の相談に乗っていただいたり、論文の読み方、書き方など手厚い指導を受けることができました。多くの方々のご厚意のおかげで、学会発表も自分の満足のいくものとなり、オーディエンスからたくさんのフィードバックをいただくことができました。自分の専門分野外の方々からも鋭いコメントをもらうことで、さらに自分の研究を磨くことができました。今回の学会はきっと自分の中で忘れられない経験になると思います。

 

この記事で最も伝えたいことは、「研究をする上で、年齢や所属は関係ない」ということです。「研究」という単語を聞くと、どうしても大学院生や教員が行うというイメージが強いですが、学部生であっても自分の知的好奇心は追究できます。決して簡単な道ではないのは確かですが、「自分は学部生だからまだ早い」などと思わないでください。教英で私がたくさんの方々に支えられたように、きっとどのような挑戦であれ先生方はサポートしてくれます。教英は教員養成というイメージが強いですが、研究者養成にも力を入れています。大学院進学を視野に入れる学生も多いため、互いに切磋琢磨できる関係性が築けると思います。教英でなければ、こうして学会で発表することは叶わなかったと思います。「誰にだって研究をすることは可能であり、発表する場があり、その研究を面白いと思ってくれる人がいる」ということを念頭に、もしこの記事を読まれた学部生や研究欲がある方がいらっしゃいましたら、是非教英で一緒に研究しましょう。

 

最後に、教英のみならず私の研究の相談に親身に乗ってくださった先生方、実験に参加してくださった学生の皆さま、大会運営関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。今後も研鑽を重ね、自分の研究を実りあるものに仕上げたいと思います。

 



学会での初めての研究発表お疲れさまでした!今後も別の学会で研究発表を行ったり、さらには論文投稿をしたりしてますます活躍してくれることを期待しています!

 

教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教育について研究をしてみませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に研究できるのを楽しみにしています!指導体制も整っていますので、英語教育に関する様々なテーマや方法の研究を行うことができます!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2024112日(土)にホームカミングデーの1企画として、1430分から1615分まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は1030日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 



2024/09/03

ただいま教育実習&教育実習観察中です!

教育学部での4年間のカリキュラムの中で最大のイベントと言えばやはり教育実習です。教英ではほとんどの学生が3年生のこの時期に教育実習を行います。2週間の教育実習を2つの附属学校で行い、計4週間の実習となります。

 

また、来年教育実習に行く予定の2年生はこの時期に教育実習中の先輩を観察しに2日間附属学校を訪問します。教育実習に向けて各自が課題を見つることがその主な目的です(もちろん、実際の教育実習のイメージをつかむこともその目的の1つです)。2年生は先輩の授業はもちろんのこと、授業準備やHRの様子も観察します。また、授業の批評会にも参加します。

 

教育実習本番中の3年生も、教育実習観察をしている2年生も、たくさんのことを学んで帰ってきてほしいと思います!

 

以下の写真は実習観察ガイダンスの様子です。実習観察でどのようなことに注目して先輩を観察すればよいのか、そのポイントをみんなで確認しました。




教英ではこれから以下の入試関連行事があります。教英で一緒に英語教師を目指してみませんか。スタッフ一同みなさんと一緒に勉強できるのを楽しみにしています!楽しい先輩もみなさんを待っていますよ!

 

11月:広島大学光り輝き入試(AO入試)

2月:学部前期日程入試

2月:大学院入試(博士課程前期・後期)

 

なお、教英では、2024112日(土)にホームカミングデーの1企画として、1430分から1615分まで英語教育オンラインセミナーを開催します。詳細は以下の通りです。英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広くご参加いただけます。なお、参加には事前申し込みが必要となります。申込期間は1030日(水)までとなっております。英語教育について一緒に考えてみませんか。多くの皆様のご参加をお待ちしております。




2024/08/19

令和6年度英語教育オンラインセミナーの詳細が決まりました(申込期間開始のお知らせ)

昨年も好評いただいた本企画(「英語教育の最先端を知るセミナー」)ですが、今年度の詳細が決定し、申込期間を開始いたしました。今年度は、山﨑寛己先生(新潟市立下山中学校教諭)を講師としてお迎えします。

 
2024
112日(土)(広島大学ホームカミングデーの初日です)に1430分から1615分までオンラインにて開催予定です。本企画は、広島大学ホームカミングデー(創立75+75周年記念事業)の中の1企画として広島大学教育学部英語文化系コースと広島大学英語教育学会の主催で実施されます。

昨年度も英語教員を目指している高校生や大学生、現職の中高の英語教員の方、大学で英語教員養成に従事されている研究者の方まで幅広い方にご参加いただきました。今年度も多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 
申込期間は1030日(水)までとなっております。今年度も皆様と英語教育について一緒に考える時間を共有できますことを楽しみにしています。




教英教職セミナーを開催しました!

先日、教英の恒例行事である教職セミナーを開催しました。これは、新人とベテランの現職の中高英語教員の先生に来ていただき、現場の様子や日本の英語教育政策の今とこれからについて、教英生にお話いただくという企画です。今回は学部 1 年生から大学院生まで、現役教英生が参加し、貴重なお話を聞...